【20卒】三協の冬インターン体験記（文系/通関士）No.4829（埼玉大学/女性）（2019/4/10公開）

そもそも通関士という仕事があることを知れたこと。メーカーや商社ばかりを見ていたので、新しい仕事を知れてよかった。あとは用いた資料にTPPや二国間貿易協定が出てきて、ニュースや教科書で学ぶ単語と密接にかかわっているのだと知って非常に興味深く感じた。

選考や発表もないので特に必要ないと思うが、しいて言うならば貿易協定に関する情報を頭に入れておくとより面白いかもしれない。

グループではなく個人でワークに没頭する時間があったりしたので、実際に働いている自分や仲間を想像できた。また実際に仕事で用いる資料に似せたものを使わせてくれたので、よりリアルに実際の業務内容を考えることができたと思う。社員同士の雰囲気も良く、理想的な図を想像できた。

国際系の学部出身であるため、他の学生より有利なのではと感じた。国際的なことに興味があるという学生は多いが、実際仕事中に国際的時事問題にかかわる内容にしそうであるため、普段から国際ニュースにふれている学生は強いのかもしれないと思った。そして英語に自信があるためそれもきっと生かせると思う。

風通しの良さを感じたため。インターン中に隣の会議室で社長が打ち合わせをしており、終わったところで人事の方が声をかけると、窓越しに目だけのぞかせるというお茶目な反応を見せた。そして私たちのいる部屋に入ってくると、「就活頑張って！物流は面白いよ！」と笑顔で言って去っていった。社長とフランクな会話ができる職場なのだと思った。

「インターン参加者特別枠を設ける」と人事の方が言っていたから。かつ、そこから積極的に採用するとのことなので、一般から本選考に申し込むよりも圧倒的に有利だと思う。

インターン参加者には特別選考枠を設けるとのことだが、インターン時の態度や成績などが直接本選考に影響するわけではなさそうだった。

貿易にかかわって国際的な仕事がしたかったので、大手の商社やメーカーを検討していた。特に、その業界のトップに立つことで業界を俯瞰したいと思っていた。そういう大手企業はやはり仕事の幅も広く、業界内の中小企業よりも新しいことに挑戦していると感じていたからだ。また国際的に活躍したかったので、海外の事業所が多いのも大手だと考えていた。

必ずしも大手企業に行かなくてもいいのではないかと感じるようになった。三協さんの人事の方々も「うちは中小企業だ。だからこそ社員ひとりひとりの裁量が大きいし、それぞれが幅広い
業務を遂行できる。大手であればあるほど社員も多くなり、ひとりひとりの業務の内容は限定される。」と言っていて、確かにそうかもしれないと思ったし、内心うすうす感じていたことでもあったので、今後は大手以外も検討しようと思うようになった。