私は学習参考書や児童書の編集に携わりたいと思っています。「学び」というと固いイメージがついてしまいますが、子どもたちに楽しく学んでもらえるような、レイアウトや色使いを工夫したかわいらしい参考書を作ってみたいです。また、歴史の教科書を小説のようにしてまとめたり、理科で習ったことが身近なもので実証できるような教材を作ったりし、学校で習うことを別の角度から子どもたちに伝えられればと思います。私はもともと、学生時代の経験から、仲間と協力して一つのものを作り上げることが好きでした。社会に出てからもそういった仕事に就きたいと考えています。そして、塾講師のアルバイトをする中で、物事を理解したり物語を読んで様々なことを考え心が豊かになったりして成長していく子どもたちを見て、今度は先生としてではなく自分が作った何かで「学ぶことの喜び」を提供したいと考えました。以上の理由から、上記のようなことをやりたいと思っています。貴社は学習参考書や児童書など、子どもの成長を助け、未来を彩る様々な書籍を出版しておられます。それだけではなく、実用書や雑誌なども刊行していて、幅広い世代の方の「学び」を支えていらっしゃいます。貴社であれば、子どもはもちろんのこと、大人の人たちにも「学び」を通して喜びを感じてもらえると思っています。ですので、大人向けの情報誌などの仕事にも興味をもっています。紙に留まらない様々なコンテンツを活かし、社会の人々に「学ぶことの喜び」をお届けしたいというのが、私の最終的な目標です。
私は学生時代、スポーツ新聞を編集するサークルに入っていました。その活動を通して得た、紙面のレイアウトを考える力や、新聞全体に統一感をもたせる力などは、書籍の編集に生かすことができると思っています。多くの選手への取材も行ってきましたので、その行動力なども仕事に活かせるはずです。また、塾講師のアルバイト経験から、どうすれば子どもたちが「楽しく」学んでくれるのかということはある程度わかっているつもりです。これらの経験は、児童書や学参の編集、発行という貴社の二本柱の仕事に関わる際に、十分に活かせると思います。
スポーツ新聞のサークルだけでなく、別に所属していた卓球サークルでも私は代表を務めていました。卓球サークルのほうは会員数が100人超という大きな規模のサークルで、まとめあげるのは骨が折れました。しかし、普段の活動はもちろん、ご飯やイベントなどを取り仕切る中で、団体を引っ張っていく力、イベントの運営能力などが身に付いたと思っています。この経験で培ったものは、事業マインドにつながってくるのではないかと確信しています。サークル内という規模ではありますが、新しい企画も積極的に行ってきました。もし貴社で働くことになった場合も同様に、「学ぶ喜び」を届けるために積極的に新しい企画を考えていきたいと思っています。学校の授業に焦点を当てた参考書だけでなく、心理学的な見地から、人間関係について学べる書籍なども作っていきたいと考えています。
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