【未来を支える金融パートナー】【17卒】広島日産自動車の本選考体験記 No.1697（広島修道大学/）（2017/6/13公開）

金融業界の中でも地銀クラスを志望するにあたってインターンシップの経験や自信が日頃から意識していることをどのように入社後活かしていき5年後、10年後のキャリアプランをしっかりアピールできたのが面接官に評価されるに至ったのではないかと推察する。これは個人的な意見だが第一印象は地銀の面接を受けに来るレベルの学生なら100点なので、あとは面接官の求める人材に適合するかどうかであると思う。その点インターンシップに参加した自分はしっかり自分の意見を述べることができた。

学生数が7人に対して面接官が1人という状況で学生1人づつアピールタイムを設けて質問していく形式であったため。

あなたの就職活動の軸は何ですか。

私の就職活動の軸は「ファイナンスを通じて企業の経営を支えられる企業」かどうかです。商学部の授業を受けていく過程で、企業経営への興味を持つようになりました。私の場合金融関連のインターンシップは5社以上経験し、業務に関わる中で資金がなければベンチャー企業などへの融資もできないし自身の実力の向上につながらないと実感しました。ファイナンスを支えることは、企業の力を引き出し、その未来をつくることにもつながると考え、金融、その中でも銀行業界を志望するようになりました。その中でも、中小企業に寄り添い、経営のパートナーとして細かやな支援を行える地銀を主に志望しています。

なぜあなたは金融業界を志望するのですか。

私が銀行を志望する理由は、企業経営のパートナーになり、企業の「底力」を引き出したいと考えているからである。学生時代に、民間金融機関や政府系金融機関でのインターンで　融資業務に従事し、「どんな売上増加施策をするにもまず資金」と、企業におけるエクイティファイナンスの重要性を肌で実感した。その経験によって、エクイティファイナンスを通して、企業の可能性を引き出せる銀行業に興味を持つようになった。企業の面接で聞かれた過去の事例などが書かれた面接マニュアル本は合同企業説明会などで配布されるのである程度は参考にすればいいかもしれない。

最終面接では大学の最終学歴よりも入社の意思や入社後の自分のキャリアアップのビジョンについて明確に答えられるかどうかが人事の高評価につながると私は考えている。1次面接では社会人としての基礎的なマナーがあるかどうか、話しやすさ、一般的な教養があるかどうかで判断されるが最終面接ではそれ以上に志望する業界の企業についての知識や世の中の動きについても知っていないと話が合わない。社会に出るということは大変なことなので入社意欲の高さをアピールすることが大切だと感じた。

「うちで働くにあたってつらいことや理不尽であると思うようなことが日常的になるがそれに耐えられるだけの精神力はあるか」と何度も質問されたから。

今地方銀行はIT化により合従連衡が進んでいますがこの状況をどう打破しますか。

今年の1月4日の日本経済新聞5面の記事で御グループが審査部を廃止するといった記事がありましたが、事業性評価部を新設し、そこに適切な人員を配置することで取引先を取り巻く事業環境の変化や同業の戦略を分析して成長余力を調べ、融資するかどうか判断する必要があると私は考えました。組織をスリム化して無駄をなくすよりも今ある「ヒト」という経営資源をどのように有効に使うかが経営者側に求められるのだと考えます。今はＡＩという新たな金融サービスの根底を覆すものが台頭しましたがそれを打破するためには人材の再分配が必要であると私は考えます。

あなたが当社に入行後どのような形で活躍できる人材になりたいとお考えですか。

私は少子高齢化が急速に進む昨今では従来の金融サービスのみならず高齢者向けのサービスをしていく必要性があると考える。具体的には認知症の高齢者に代わって後見人が財産を管理する成年後見制度の適正利用を促す信託商品を販売するといったことである。大手信託銀行では販売しているが地方銀行ではまだしていないのでそれができるような経営状況になるよう向上心をもって日頃の業務に邁進していけるような行員になりたいと考えております。