私が大切にしていることは、「視野を広げること」です。この考えを大切にしようと思ったきっかけは、高校時代に所属していたバレーボール部で自分がスランプに陥った出来事です。当時は基礎的な練習を毎日重ねても思うようなプレーができず、悶々としていました。しかし、チームメイトに相談したり、自分で撮った動画を見返したりし練習に反映させました。その結果、しばらくできなかったプレーが再びできるようになり、得点に貢献することができました。この経験から、課題を解決する際は広い視点で捉えることが重要であると気付きました。大学生活では、プレゼン発表をする際に班員5人の意見が食い違ったことがありました。どの意見も尊重すべき意見であり、まとめることに苦戦しました。そこで、客観視し「まとめる」ということを根本的に考え直しました。違う意見を無理にまとめようとせずに、場合分けで結論を固めるという方針に決めました。その結果、教授からは「難しいテーマでしたが、よく結論が出せましたね。」と班としてよい評価を頂くことができました。アルバイトでは、多忙日の業務の振り分けを行いました。私は寿司屋でアルバイトしており、節分は店で恵方巻を販売するため非常に多忙になります。開店後、私はレジ打ちに必死で周囲をあまり見られていませんでした。お客様の行列が長くなってきたところで店を見渡すと、節分のみ店舗で働くヘルプ従業員の方が何をすべきか困っていることに気付きました。そこで、自分の業務だけに集中するのではなく、すべての従業員が行うべき仕事をしている状態にするために、周囲を見て業務の指示や手助けをするようにしました。開店してから2時間経つと従業員がそれぞれやるべき仕事が分かり、円滑にお客様対応を進めることができていました。このように私は、物事を考える時の視野の広さと、業務を行うときの視野の広さを大切にしています。
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