コンサルタントに求められる三つの要素は、「論理的思考力」、「人を巻き込み動かす力」、「プロフェッショナルマインド」であると考えます。
まず一つ目の論理的思考力については、コンサルタントとして、原因を分析する場面、解決策を考える場面など様々な場面において論理的に考えることが最善の提案をするうえで必要であると考えています。つまり、論理的思考力をベースに、物事を網羅的かつ構造的に分解し考えることにより、抽象的な課題をより明確にとらえ、納得感のある解決策を導くことができるのだと思います。
二つ目の人を巻き込み動かす力は、クライアントの悩みに寄り添い、解決へ導く提案を受け入れてもらう、実行してもらう上で大切であると感じています。実際にクライアントから依頼に応える場合、クライアントの話を正確に理解し現状分析をした上で、提案を行なうと思いますが、いくら良い提案でもクライアントが納得しない場合や不安を抱いてしまう場合があると思います。その場合に、人としての魅力や信頼構築をベースとする、人を動かす力がプロジェクトを成功へ導く重要な要因であると感じています。
三つ目のプロフェッショナルマインドは、プロとしてどんな困難な課題にも寄り添い、やり遂げること。また、その場しのぎの提案ではなく、本質的にクライアントのためになっているのかを自問自答し提案を改善できることが、コンサルタントとして必要であると考えます。
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