1.大学職員を希望した理由
私は元々、人の成長に携わりたいという思いから教育業界に関心がありました。その中で大学職員という職種に着目したのには、大学在学時に参加していた産学連携プロジェクト団体での経験がありました。その団体では、地元住民や企業と連携して学生が商品開発から販売まで行う活動をしています。学生が活動を進める中で、ビジネスや商品開発のノウハウを持っていないこともあり、時には活動が停滞してしまうこともありました。その時に、大学職員の方々が相談に乗って下さり企業に提示する企画書の添削をしていただいたことがありました。これにより企業との交渉が成功し、私たち学生が活動の中で成長を強く実感することができました。この経験から、大学職員の立場から学生の学びを支えるサポーターとして教育に携わりたいと考え、大学職員を志望いたしました。
2.関西学院大学の職員を志望した理由
私は、就職先を選ぶ判断軸として①社会に有益な仕事であるか、②向上心を持って取り組める仕事か、この二点を意識しています。私は議員事務所の学生スタッフとして活動しており、その中で市民と交わり昼夜を問わず活動する議員の姿を間近で見てきました。そこから職業哲学として、この二点が必要であると考えるようになりました。貴学の事務職員を志望した理由として、採用説明会にてある職員の方が「未来を創造する仕事」と貴学での業務を表現されていたことに強く惹かれたためです。2つの判断軸と合致しており、自身の向上心をもって貴学にて活動したいと思いました。また、上記のような考えから、私は「研究推進社会連携機構」にて産学連携の関連する事業に取り組みたいと考えています。産学連携を進めることによって、大学の持つ知的財産や人材を有効に活用し、教育環境の充実や財政基盤強化のために至る外部資金の獲得を達成したいと考えています。私は職員の立場から、研究者まかせの事業ではなく両者の”教職協働”で事業を進めることで、企
業と研究者の要望を把握し、双方がモチベーション高く開発を行えるようにしたいと考えています。
3.10年後、関西学院大学の職員としてどのいう自分になりたいか
私は高等教育に携わり学術の発展を助け、世界に優秀な人物を送り出すことが私とっての社会貢献であると考えます。そして、大学アドミニストレーターとして高等教育に貢献し続けるためには、時代の変化を捉えて未来のビジョンを意識した行動をとることができる人材、大学改革を通して日本の高等教育を牽引し、世界の教育をも変えることができる人材になりたいと思います。
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