【科学の力で生活を彩る】【16卒】パイロットインキの本選考体験記 No.1124（名古屋工業大学大学院/）（2017/6/13公開）

全員が答えなければならない質問のほかに、挙手制の質問がいくつかありました。積極性もしっかりとみられていると感じました。「印象的なこと」「玩具のアイデア」等抽象的な質問が多かったように感じます。面接官が求めている答えを見極める力や発想力を試されていたのだと思います。質問に対して特に深堀はなかったので、一発で要点を伝えることも大切だと思います。

学生の話を頷きながら聞いていただけました。それはいい経験だね、などプラスな言葉をかけてもらえることが多く、終始穏やかな雰囲気でした。言葉につまってしまう学生がいても、落ち着くまでまってもらえていました。

いままでで一番印象深いできごとは何ですか。

私はアルバイトで塾講師をしています。そこでは生徒と私がお互いに心を開くことが大切だと考えています。なぜなら授業が一番効率も良く、お互い気持ちよく過ごせるためです。そのために学校であったできごと聞いたり、相談に乗ったりしました。ある生徒が受験を終え退塾する際に、先生のおかげで塾が楽しかったし、嫌いだった数学も好きになれたよと手紙をもらいました。そのことだけでもとても嬉しかったのですが、先日大学生になったその生徒に偶然会い、当時はありがとうございましたとお礼を言われました。その生徒にとって数年後も忘れられない恩師となれたことがとても嬉しかったですし、私が心がけてきたことは間違っていなかったのだと確信しました。と答えました。抽象的な質問なので、皆さまざまなエピソードを披露していました。脚色せずにありのままを話すことをこころがけました。

パイロットインキは文具だけでなく、玩具もつくっています。そこで、大人でも買おうと思える玩具のアイデアを紹介してください。

私は独創的なよいアイデアが思い浮かばず、既存の玩具を参考にした答えを言ってしまいました(具体的には御社のシュシュを作る玩具のようなアクセサリーが作れるおもちゃがほしいと答えました)。文具分野にとらわれ玩具分野の勉強をしていかなかったことが原因だと思います。パイロットインキの場合はBtoCの企業なので、製品のアイデアを考える力というものがとても大切なのだと感じました。柔軟な発想力をアピールできるといいと思います。