高校2年生時にキャプテンを務めたバスケットボール部で公式戦に臨んだことだ。私のチームは公式戦で一勝もできていなかったので、最後の公式戦での一勝を目標にしていた。目標を達成するため、チームメイトを集め、チームの課題に関してミーティングを行った。チームメイトと話し合う中で、1.シュート確率の悪さと2.失点の多さという課題を発見した。そこで、私は課題解消のためそれぞれに施策を打った。
1.シュート確率を上げるためには練習の中でとにかくシュートを打つ回数を増やす必要がある。私は小学校4年生からバスケを継続してきたため、経験則として感じていたためだ。チーム私の高校は定時制があったため、他の高校と比べて元々午後の練習の時間が1時間と少なかった。そのため、任意参加の朝練習50分を毎日チームでのシュート練習にすることを仲間に提案した。仲間の同意が得られ、シュート練習する時間を増加させた。
2.また、部活動には顧問はいたものもバスケットボールの経験がなかったため、外部のコーチが指導していた。コーチは普段の平日の練習には来られないため、練習メニューの考案も私が担当していた。チームの課題であった失点の多さをカバーするため、新しいチームディフェンスのシステムを構築した。そのシステムとは「オフェンスを左にドリブルさせるように誘う」というものだ。このディフェンスシステムの狙いは2点ある。それは①オフェンスの相対的なシュート確率の低下、と②ディフェンスの優先度の明確化だ。①に関して、日本人は右利きの人が多いため、左でドリブルをするのが得意ではない人が多い。そのため、オフェンスを右に行かせることよりも、左にドリブルさせる方が相対的にミスを誘発し、シュート確率を下げることにつながると考えた。②に関して、左にドリブルさせることは逆に言うと、「右にドリブルさせないこと」だ。そのため、ディフェンスは右側よりも左側を優先して守る必要がある。この優先度をチームとして決めることでチームとしてディフェンスしやすくした。以上の2点の理由からこのシステムを導入し、チームディフェンスの練習に多く時間を割くように決めた。
その結果、シュート確率の悪さと失点の多さという課題を乗り越え、最後の公式戦で見事悲願の一勝を挙げる事ができた。チームメイトを巻き込み、チーム一体となって共通の目標を達成することにとてもやりがいを感じた。
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