ロボットを扱うスタートアップでの長期インターンにおいて、ロボットのアプリ制作による企業の課題解決を行い、受注を2倍に増加させたことです。私はプログラミング未経験から独学でRubyとPythonを習得し、エンジニアインターン生としてロボットアプリ制作を行いました。私がインターンをしていた会社では、ロボットをお使いいただいているクライアント企業のニーズに合ったロボットアプリを作成し導入までサポートする事業を行っていました。しかし、アプリ制作からシステムサポートを行う企業は他にも多数存在するため、他社との受注競争にいかに勝ち抜くかに苦慮していました。そこで私はこのインターン先企業の経営課題を解決するために、他社にはない独自のサービスを行い差別化を図ろうと考えました。まずクライアント企業の多くに当てはまるニーズとして、「手間がかからずロボットを導入したい」という点がありました。クライアント企業にロボットを専門的に扱える人材がいないので、出来るだけ導入に時間もお金もかけずに済ませたいというものです。そこで私は、ロボットの動きや声に合わせてパネルに表示される画像も全て作成し、納品することを提案しました。それまで画像制作はクライアントに全てお任せしていましたが、ロボットの動きや発話に合わせて何十枚、何百枚と制作しなければならず、ロボット導入の際にネックになってたからです。私が提案をするとアプリ制作だけでなく、画像も作成することはエンジニアの負担が大きくなるため、反対する社員もいました。それでも私はクライアントの課題解決のためには、サービス内容の改善が不可欠であることを訴え、アプリだけでなく画像も全て納品するサービスを行うことが決定しました。結果的に、クライアント企業へのロボット導入がスムーズに行われ、負担が少なくなったため満足度も向上し、継続的なご契約をいただけるようになった。またサービスに満足していただけたクライアントからの紹介で受注も頂けるようになり、受注を提案以前の2倍に増加させることができました。この経験から、目の前の相手の課題に本気で取り組むことの大切さを学びました。
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