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【18卒】スポーツニッポン新聞社の総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.4851 (2018/2/9公開)
株式会社スポーツニッポン新聞社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
2018卒株式会社スポーツニッポン新聞社のレポート
公開日:2018年2月9日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
新聞の読む比べ、作文対策などをおこなった。特に読み比べに関しては、日刊スポーツやサンケイスポーツなどの同業他社が刊行する新聞と、スポニチがどのように違うのかを自分なりに論じられるようにする必要がある。また、一般紙ではなくなぜスポーツ紙なのかというところも当然聞かれるので答えられるようにするべき。作文に関しては、一般紙に比べて面白さが重視されているように感じた。他社選考と同じような作文を書くのではなく、エンタメ性に寄った内容の方が評価されていた。作文練習をする際には、どのような作文が企業に好まれるかを念頭に置いて執筆する心掛けると良いと思う。時事問題はそこまで重視されていないようにも感じたが、プロ野球、Jリーグに関して有名な選手は最低漢字で書けるようにする必要がある。
志望動機
アスリートの泥臭い努力や人柄を追う仕事がしたいからです。中学生の頃から現在まで10年間部活動に励んできました。努力量だけは人一倍を目指して取り組んできたつもりです。それでも、新聞やテレビのアスリート達、周りの最前線で活躍する選手たちには到底及びません。部活動を行っていくうえで、そうしたアスリートの努力に関する話を私はいくつも聞いてきました。その度に自分の努力と比較して、彼らのすごさを実感します。努力の難しさを知っているからこそ、彼らの努力や人柄を世間に伝える仕事に就きたいと考えました。特にスポニチは他の新聞に比べて紙面の内容が深く掘り下げられ、選手の内面まで迫った記事が書けています。目には見えない選手の人柄を書ける記者になりたいと考える私は、こうした理由でスポニチに惹かれました。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
小学生時代に関して/中学生時代に関して/高校生時代に関して/大学時代に関して/志望動機/企画
ES対策で行ったこと
ESは他の企業とほとんど同じ内容のものを使用した。私の年はESは全通だと採用ページに書いてあったが、質問はESからされるので内容はしっかりとしたものの方が良い。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。
スポーツに対する自分の考えをしっかりと伝えることが重要だと思う。今何に関心があって、将来どのような報道をしたいのかしっかりと考えてから面接に臨むべき。
面接の雰囲気
見た目も、話してみた雰囲気も温厚で真面目。こちらが笑えば笑ってくれるし、フランクな様子で面接が進んだ。
1次面接で聞かれた質問と回答
最近関心のあるニュースは何ですか。
東京オリンピックの会場問題です。私の考えるスポーツ観と都庁の考えにずれがあるように感じました。東京オリンピックの成否は選手がどれだけパフォーマンスを発揮できるかに依るのだと私は考えています。だからこそ、小池都知事には掲げた「アスリートファースト」を目指してほしいです。しかし、実際の都庁の考えは経済的な面に重きが置かれているように感じます。例えばボート会場。ボートの第一人者として知られる武田大作選手は海の森競技場について「競技に適さない」と発言しましたが、それにも関わらず政府は、整備費などを理由に海の森競技場案を強行しました。他にもバレーや水泳などの会場で問題は出ています。都庁には、オリンピックで日本を元気にするという当初の目的をもう一度思い出してほしいです。
東京オリンピックで何か企画をするとしたら何がしたいですか。
箱根駅伝とマラソンに関する企画を行いたいです。現在、箱根駅伝がマラソンの弊害になっているという問題が各方面から指摘されています。しかし、私はそうは思いません。箱根駅伝がメディアに大きく取り上げられたことで、選手の母数は大きくなり競争力が過熱したためです。実際にオリンピックに出るような実績のある選手はほとんどが箱根駅伝に出場しています。なので、私は実際に箱根駅伝出場経験がありオリンピックに出場候補として挙がっている選手に、箱根駅伝問題についてどう考えているのかを聞きたいです。そして、陸上界で今マラソンが低迷している現状に関して、選手の意見なども聞き、今後どのような取り組みが必要なのかを走んしていけたらと思います。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。
自信を持って答えることが必要だと感じた。ただ、面接自体は一時面接とほぼ同じ形式なので、一時面接の面接官が変わっただけだと思えばいい。
面接の雰囲気
一人は真面目で少し堅物そうな印象。もう一人は温厚そうだった。面接が始まるとほとんどの質問が温厚そうな方からの質問だった。
2次面接で聞かれた質問と回答
スポニチと他のスポーツ紙の違いは何だと思うかあなたなりに分析してください。
スポニチは他紙に比べて選手の人柄に迫ろうという姿勢が良く見えると私は思っています。例えば、先日の浅田真央選手の引退に関する記事では、他紙が浅田選手の発言を要約して記載しているところで、スポニチは浅田選手の「ああ」や「うーん」など、感嘆詞に至るまで忠実に記載していて、浅田選手の様子が少しでも伝わるようにという努力が見られました。そのことが記事の内容ともマッチしていて、浅田選手のこれまでの努力と引退にあたっての心残りなどが良く伝わってきます。スポーツ報道では、客観報道も必要ですが感動や物語性といった要素の方が重要であると私は考えています。そのため、スポニチのような選手の人柄に迫って、その感動を伝える記事が私は好きです。
これから紙の新聞が読まれるために必要なことは何だと思いますか。
スポニチに限ったことではありませんが、新聞のレイアウトはかなり変わっているように思っています。例えば、ページ毎に縦書きや横書きの文章が乱立していて、パッと見て記事の始めと終わりがどこにあるのかわかりづらいです。紙面が大きいために、電車等の公共機関で広げにくいにもかかわらず、折ると記事が途中で見切れてしまいます。文章の区切りがないところで図が入るため、文の続きが見つかりにくいとい問題点もあります。私は普段新聞を読むため不満はありませんが、こうした理由から、新聞に読み慣れていない人からすればとっつきにくいのではないかと考えています。そのため、これからの新聞はより読みやすく手に取りやすいレイアウトが必要なのではないでしょうか。
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
筆記試験対策で行ったこと
作文練習、時事問題練習。特に時事問題はスポーツ選手の名前をフルネームで書く必要があるため、直近1年で活躍した選手はノートにまとめるなどして対策を行った。
筆記試験の内容・科目
一般常識(60分)、作文400字(20分)、作文800字(70分)
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生6 面接官不明
- 時間
- 60分
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
テーマ
魅力的なロボットとは。
採点者に何を評価されていると感じましたか?注意したことや感想を教えてください。
コミュニケーションがしっかりととれていれば、大丈夫であるように感じた。ただ、ESに自分の役割を書く欄があったためその役割と実際のGDの中での役割が適合していたかは見ていると後に人事の方から言われた。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官6
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 社長/その他不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。
最終面接であるが、質問の内容としてはこれまでの面接とそこまで差はない。そのため、しっかりとした受け答えさえできれば十分であるように思う。あとは熱意を伝えるだけ。
面接の雰囲気
社長を中心に初めは重圧があった。しかし、実際に話を進めてみるとそこまで緊張することもなく最後まで面接がおこなえた。
最終面接で聞かれた質問と回答
最近のスポニチで面白い記事はありましたか。
女子テニスの伊達公子選手の故障明け試合を報じる記事が面白かったです。記事によれば、伊達選手は試合に負けた後、対戦相手の日比野菜緒選手からサーブのアドバイスをされたと言います。日々野選手は伊達選手に比べて、二回りも年下であり、本来ならアドバイスをすること自体が失礼に当たると私は思いました。しかし、記事では伊達選手は素直に助言を受け入れていたそうです。第一級で活躍してきた選手ながら、故障明けで腐ることなく復活へのカギを模索していました。伊達選手の謙虚さやテニスへの貪欲な姿勢が記事から良く伝わってきたので、大変面白かったです。実際に私も選手の人柄が伝えられる記者を目指したいと考えていたため、こうした記事を目標にしたいと思えました。
あなたが記者として他の人より優れているところは何ですか。
成長力です。所属する陸上部にはチームで2番目に遅いタイムで入部しましたが、今では上から2番目の主力です。体育学部が部の中心であるため、他学部の私は練習時間が合わないという困難もありましたが、人一倍の努力で乗り越えてきました。一方で学業でも、アルバイトと部活の忙しさに追われ、テスト前でも時間がうまく取れなかったため、授業へ集中することを心掛けてきました。実際、GPAも1年次平均3から3年次平均4まで上昇しています。現段階では部活に重点を置きすぎたために、留学などの経験を積めず、他の学生よりものを知らないところがあるかもしれませんが、時間がかかればかかるほど成長していけます。そのため、記者としての吸収力は誰にも負けません。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
他の選考は辞退してほしいということを言われた。拘束することはできないが、他にも入りたいという受験者は多くいるのだから、後から内定を蹴ることは困るというようなことを伝えられた。
内定に必要なことは何だと思いますか?
スポーツへの熱意をアピールすることが何よりも重要であると感じる。こうした熱意を効果的に伝えるためにもスポーツに関する、時事的な知識などは良く知っておいた方が良い。また、デジタル化や紙の復活に向けて等、新しいアイデアを求めているようにも感じた。自分お考えを問われるような質問が多くされるため、聞かれると考えられる質問に関しては、一度自分の中で答えを整理しておいた方が良いように思う。また、記事にしては真面目な人が多いので、しっかりとした受け答えも好印象につながる。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?
やはり体育会系は多いが、少なからずそうでない人もいる。スポーツや社会への関心が何よりも重視されているように思う。学歴はほとんど関係なく、どれだけスポーツについて知っているかが、熱意があるかが5次試験まで終始見られていたように思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?
スポニチの記事では面白い記事を書こうという姿勢でエンタメ性に寄った内容のものが多いが、中にいる人たちは予想よりも真面目な人が多い。そのため、受け答えなのでは奇をてらった発言をするのではなく、しっかりと論理立てて返答する必要がある。
入社を決めたポイント
入社を決めたポイントを教えてください。
- 20代の成長環境
入社を迷った企業
新日本空調株式会社
迷った会社と比較して株式会社スポーツニッポン新聞社に入社を決めた理由
もともと新聞業界で働きたいと考えていたから。スポーツ紙は選考が他の新聞業界や、一般企業と比べて早いため、特に悩まずに入社を決めた。しかし、その後拘束のようなこともあったため、一般紙を視野に入れている人は注意が必要かもしれない。また、内定後に何度も言われたことだが、新聞業界はここ何年か低迷が続いている。そのため、何か革新的なアイデアがなければ、この先倒産してもおかしくないとも言われたため。そのあたりに留意する必要はあるように思う。
株式会社スポーツニッポン新聞社の選考体験記
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A.
多くの人が見ようとしないことを可視化したい。可視化することによって、問題解決につなげたい。そのように考えるのは、小学生のころに、貧困問題に関する記事を新聞を通じて目にし、自分が今まで知らなかったことを知ることができ、それ以来、社会問題に関心を持つようになったからだ。私にとって、社会問題、つまり多くの人が注目しないことは、何も格差や貧困など「大きな」問題ばかりではない。戦争体験をいかに継承するべきか、消えゆくむらの伝統をどうするべきか、もまたその中の一つである。私は、北海道において、アイヌ民族を取り巻く諸問題に関心がある。彼らは、今も昔も人権侵害に晒されており、また文化の火も消えようとしている。そういった問題に記者として取り組みたい。 続きを読む
- Q. 志望動機
-
A.
私は、神戸のために報道を通して暮らしやすい未来を作りたいです。その中でも御社を志望する動機は2つあります。1つ目は「神戸新聞の7日間」を視聴したことです。被災者でもある記者が、命をかけて報道する姿勢に感銘しました。記者としての俯瞰な視点と被災者としての視点を持った報道は、被災者に大きな希望を与えました。2つ目は、継続的な報道ができる点です。例えば神戸連続児童殺傷事件は少年法改正に至った衝撃的事件ですが、時間の経過とともに風化してしまいます。このような重大事件の継続的報道は、世間の関心を引きつけ被害者が不利益を被らないような法整備へと繋がります。このように、心こもった報道をする仲間がおり継続的報道ができる貴社で、私は地域密着の取材を行い「人」がメインの記事を書きたいです。また、阪神・淡路大震災だけでなく、東日本大震災や西日本豪雨などの災害・防災報道を通して子供達が安全で健康に暮らせる街を作りたいです。 続きを読む
- Q. 志望動機
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A.
選手のありのままの姿を引き出し、伝えることでスポーツの価値を高めたい、そして価値を高めることで選手や読者の人生をより豊かなものにしたいと思い、志望した。アスリートは結果や輝く姿ばかりが注目されがちであるが、そこに至るまでの弛まぬ努力を決して軽視してはいけない。そこで選手と読者の架け橋となる記者として、選手の裏側に密着し、"結果までの努力過程"に重きを置く取材をしたいと考えている。また、紙面以外でもデジタル面の強さ(担当記者各々のSNS活用技術)や選手に寄り添う取材体制を確立している貴社だからこそ、ファンだけでなくより幅広い人々にスポーツの魅力を届けられると強く感じている。私自身のスポーツ経験や強みを活かしながら、多角的な視点で仕事に取り組み、貴社の更なる発展に貢献したい。 続きを読む
スポーツニッポン新聞社の 会社情報
会社名 | 株式会社スポーツニッポン新聞社 |
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フリガナ | スポーツニッポンシンブンシャ |
設立日 | 1949年2月 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 689人 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 小菅洋人 |
本社所在地 | 〒135-0044 東京都江東区越中島2丁目1番30号 |
電話番号 | 03-3820-0700 |
URL | https://sponichi.jp/ |
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