【記者志望者の挑戦】【18卒】一般社団法人共同通信社の冬インターン体験記（文系/運動記者部門）No.1893（筑波大学/男性）（2018/2/5公開）

スポーツ記者になりたいと考えたことが理由。部活動を行っていた関係で短期のインターンにしか参加することができず、2日間と期間の短いこの会社を選んだ。また、会社の規模としても大手新聞社と同じかそれ以上というところにも惹かれた。

ESと一緒に作文を提出する必要があったため、作文を書いて先輩に添削指導をしてもらった。執筆にあたって特に、自分にしか書けない作文の内容にすることを意識した。

1日目会社説明、2日目サッカーの試合観戦

1日目にやったこと

本社で会社説明。午前は会社の概要や規模を説明し、その後各部署の記者と会食。午後は質問会と英字新聞の翻訳を行った。翻訳作業が終わった後は、実際に記者の方が添削しうまい翻訳をする人を紹介していた。

2日目にやったこと

味の素スタジアムでサッカーの試合観戦を行い、実際に記者の方が質問を行っている様子を見学した。また、記者の方が質問を行う横で内容をメモする作業も行った。提出はしていない。

なし

図太くなければ記者にはなれないという言葉。聞きたいことを遠慮して聞けないようでは、記者には向いていないという説明が印象的だった。その後の他社も含めたES等を執筆する際には、求める人材がわかったことで書きやすくなった。

突然記者たちのもとに放り込まれて、何をすればよいのかわからなくなってしまった。質問の場にいさせてもらえたが、他の記者に押しのけられて完全に他の記者の邪魔になっていたように思う。仕事の雰囲気は伝わったが、殺伐とした空間に特に説明もなく放り込まれるのは不安だった。

実際に記者がどのように働いているのかということを知ることができ、具体的な仕事のイメージをつかむことができた。それまでは漠然と記者になりたいというイメージしかなかったため有意義な体験になった。また、実際の場で働いている人を見ることで、どんな人が記者として優れているのかがなんとなくわかったように思う。

英語の勉強をもう少ししていれば、翻訳作業に生かせたと思う。特に新聞の様式等についてもう少し勉強が必要だった。

実際に記者に交じって質問の会場に参加させてもらえたため。実際の業務内容の一部を経験させてもらえたので、仕事の内容はよくわかった。ただ、欲を言えば記者会見の場で聞いたことを記事にしてフィードバックを受けるなどもう少し進んだ内容に関しても、体験したかった。

他の参加者にも聞いたが、インターンを通して個人的に連絡をもらう人がいなかったため。インターンの内容としても、能力を見極めるようなものは数が少なかった。英字新聞の翻訳以外に提出した資料もなく、英字新聞の翻訳が一番うまかったと紹介された参加者に関してもその後何もなかったと言っていた。

自分の場合だが、実際に働いている様子を見てやってみたいと思うことができた。しかし、参加者の中には大変そうだと考え、志望度が落ちた人もいた。働いている様子をどのようにとらえるかによって、その後の志望度が変わるように思う。私は、仕事場の活気に憧れた側なのでモチベーションは高まった。

インターンに参加していても、本選考ではESで落とされた人もいたため。インターンの内容にしてみても、会社説明が大体を占めており、私たちが主体となって行う作業はほとんどなかったため。

参加前から、新聞社や通信社を志望としていた。特にスポーツ部門に興味があったため、スポーツを専門として扱える新聞社、通信社を中心に企業を探していた。しかし、それまでは具体的な就職活動を行っていなかったため、そうした考えは興味の範疇であったように思う。他には、銀行なども視野に入れていたが、特に理由はなかった。

実際に働いている様子を見たことは、自分にとってはプラスに転じたように思う。これまでどうして新聞業界、特にスポーツ分野に興味があるのかの説明として、自分が部活動を行っているからとしか答えられそうになかったことが具体的に説明できるに至ったのはインターンに参加したおかげであると思う。志望業界が変化することなく最後まで就職活動を行えた。