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【スポーツ界への挑戦】【18卒】スポーツニッポン新聞社の総合職の本選考体験記 No.4587(明治大学/男性)(2018/1/25公開)

株式会社スポーツニッポン新聞社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒株式会社スポーツニッポン新聞社のレポート

公開日:2018年1月25日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 総合職

投稿者

大学
  • 明治大学
インターン
  • アシックス
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

当たり前のことですが、まずはスポニチを読んでください。できれば他のスポーツ紙や一般紙のスポーツ欄、スポーツに関するネット記事や本等にも目を通しておくといいかと思います。スポーツマニアやスポーツオタクになる必要は全くありません。自分なりに、スポニチと他紙の違いやデジタルと紙の違い等について意見をまとめておきましょう。大切なことはあなたの意見ということです。誰かの受け売りではなく、あなた自らの意見を持てるようにしましょう。「自分ならどう書くか」という視点を常に持って記事を読みましょう。また、記者志望の方が多いと思いますが、スポニチでは総合職を募集しています。「記者になれなかったらどうする?」と必ず面接で聞かれます。記者職以外の職種やスポニチの事業等をしっかりチェックしておくことをおすすめします。

志望動機

私が貴社を志望する理由は二点あります。第一に、スポーツ記者になりたいという点です。大学二年生のとき、私は東京ドームでボールボーイのアルバイトをしました。ベンチ前という特等席で仕事をするなかで、テレビからも球場の観客席からも見えない世界を見ることできました。この経験を通じて、私は最前線で見て、感じて、それを伝える、選手とファンをつなぐスポーツ記者になりたいと思うようになりました。単に試合結果を伝えるだけでなく、スポーツの新しい見方や味わい方を提案する記事を書きたいです。第二に、貴社はスポーツ新聞社のなかで、デジタル事業やイベント事業に最も力を入れているという点です。めまぐるしい時代の変化のなか、新聞社というこれまでの枠にとらわれていては、生き残ってはいけません。固定観念を捨てて、日本のスポーツ界を盛り上げていく場として、積極的な挑戦を続けている貴社が最もふさわしいと考え、志望致しました。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2017年03月

エントリーシート 通過

実施時期
2017年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

スポニチを志望する理由を書いてください/最近最も注目しているニュースは何ですか/これまでのクラブ、サークル活動の実績を書いてください/各時代別に夢中になったことを教えてください(小中学校時代、高校時代、大学時代)/セールスポイントまたは特技を教えてください/
趣味を具体的に書いてください/他社の受験状況を教えてください/好きな報道ジャンル/免許、資格、特記事項

ES対策で行ったこと

学生時代の自分の主な出来事やそのときどのように感じたか等をあらかじめまとめておいた。あとはとにかく量。志望順位があまり高くない企業でも就活序盤は積極的にESを提出した。

1次面接 通過

実施時期
2017年04月
形式
学生1 面接官2
面接時間
10分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

一次面接なので正直、難易度はあまり高くない。ただ時間が短い分、第一印象がより重要になると思う。会社の理解は全く問われないので、自分がこれまでどう生きてきたか、何が好きでどんなときに喜びを感じるかをなるべく愛想よく話せば突破できると思います。

面接の雰囲気

和やかな雰囲気。会社や志望動機については全く聞かれなかった。「あなたはどういう人間なの?」ということに関心があるようだった。

1次面接で聞かれた質問と回答

ずっと陸上をやってたみたいだけど、なぜアルバイトはボールボーイなの?

私は小学校時代は少年野球をやっていました。能力の限界を感じ、中学からは陸上競技(長距離)に転向したわけですが、、、。(笑)それでも野球はずっと好きで、テレビや球場でよく観ていました。そんななかで、少しでも近くで野球を見たいと思うようになりました。そんなとき、たまたまボールボーイの求人を見つけて、これはやるしかないな、と。実際、本当に野球を見るという意味では特等席でした。もちろん、お金を払って観る立場ではなく、お金をもらって選手のサポートをする立場なので、ゆっくり観られるわけではありませんが。(笑)ただ、本当にいい経験になりました。採用倍率は高かったのですが、思い切ってチャレンジしてよかったと思いました。

ボールボーイで、実際に近くで野球を見てどうだった?

とにかくすごかったです。凄まじい迫力でした。特に衝撃を受けたのは音です。投手の直球を受けるキャッチャーミット。審判の腹の底からのストライクコール。ベンチからのやじ。テレビで観戦していても、球場の観客席にいても、なかなか聞けない音を感じました。これがプロか、と思いました。ベンチでこんなにやじが飛ぶということも知りませんでした。野球ファンを自称していましたが、まだまだ自分には知らない世界があると感じました。スポーツはやはり最前線で見ないといけない、見たいと考えるようになりました。そして、その雰囲気を多くの方に伝えられるような記事を書くスポーツ記者になりたいと思うようになりました。私にとってボールボーイがスポーツ記者を志望する原体験となりました。

筆記試験 通過

実施時期
2017年05月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

筆記試験対策で行ったこと

日頃からスポーツニュースにアンテナを張っておくこと。これに尽きる。満遍なく出題されるので特に自分の苦手分野を直前に復習した。過去問が採用サイトに掲載されているので、要チェック。

筆記試験の内容・科目

一般常識(50分)、作文2本(400字15分、800字70分)

2次面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生1 面接官7
面接時間
10分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

質問のテンポが速いので、反射神経が問われる。考え込まず、どんどん自分の意見を言うことが大切。固くならず、笑顔を見せるこおとがポイント。七人の面接官にひるまないことが重要。

面接の雰囲気

雰囲気自体は一次と同じく和やか。ただ、面接官が七人いて、部屋に入った瞬間、緊張感が違った。人数が多い分、次から次に質問がされ、テンポが速かった。

2次面接で聞かれた質問と回答

あなたを見ていると、柔らかい印象を受け、体力もありそうだし、営業等色んな部署で活躍できそう。取材記者志望ということだけど、他部署の配属もありうる。そのへんはどう考えている?

志望職種としては取材記者と書かせていただいたが、私は好奇心の幅が広いタイプです。もちろん取材記者になりたいという気持ちはありますが、どの部署に配属されたとしても修業のつもりで、そこでモチベーションを見つけて与えられた役割を全うしていきたいと考えています。また、その自信はあります。記者になりたいなら、一般紙の新聞社やNHKに行けばいいと思います。私はそれらの企業も受けさせていただいておりますが、貴社の方が志望度は高いです。なぜなら、記者になりたい気持ちよりもスポーツに関わりたいという気持ちの方がより強いからです。広告や事業等記者職でなかったとしても、スポーツ界を盛り上げるという点では、私のやりたいことであります。

ESのセールスポイントに「先輩に迎合しない」とある。仕事においてもそのようにするつもりか?上司とあなたの意見が違ったらどうするか。

そのつもりです。それが自分の強みだと考えておりますので。もちろん人生経験も仕事経験も豊富な上司に対して敬意は持ちます。その上で、思ったことは臆せず、上司にもしっかり伝えていきたいです。迎合しないというのは、敬意を持たない、とか反抗するということではありません。ただ、何か間違っていると思うことがあるなら指摘するべきだし、アイディアがあるなら積極的に提案するべきだと思います。それが会社のためであり、日本のスポーツ界のためになると考えるからです。私の意見が常に正しいとは思いません。ですが、意見を言うことからスタートすると思うのです。議論が活性化されてこそ、よりよいものを作っていけると思います。意見を言った上で、最終的には組織の決定に従います。

最終面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生1 面接官7
面接時間
20分
面接官の肩書
社長が登場
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接なので、これまでの面接よりは厳しい、鋭い質問が多かった印象。ここまで来るということはある程度評価は高いということなので、正直最終面接は運の要素もある。思い切ってやるしかない。

面接の雰囲気

社長が来られ、部屋も今までとは違うので、緊張感が以前の面接とは桁違い。聞かれる質問の種類はさほど変わらない。

最終面接で聞かれた質問と回答

留学経験があって、語学も得意みたいだけど、うちよりも、商社とかグローバルな仕事とかの方がいいんじゃない?なんでうちなの?

語学をもし活かす機会があれば活かしたいと考えています。もし海外で働く機会があればぜひ挑戦したいと思います。ただ、私は「語学ありき」「海外ありき」ではありません。私の就職活動の原点はスポーツです。あえて言えば、「スポーツありき」です。ですから貴社を志望しています。日本の、世界のスポーツ界を盛り上げる。もっと多くの人にスポーツの魅力を知ってもらう。そのためにやれることはやるし、やらなければいけないこともやるというのが基本的なスタンスです。ただ、オリンピック等世界大会もありますし、これからよりグローバルな仕事が増えていくのではないかと思います。ですから、自分の強みとしてそこは積極的に活かしていきたいです。

ESや作文にタイマッサージについて書かれているけど、どんなマッサージなの?

タイ古式マッサージは世界一気持ちいいマッサージとも言われています。西洋式のような指圧中心のマッサージではなく、ストレッチ要素が多いのがタイマッサージの特徴です。西洋式ではマッサージをされる側は気持ちいいが、する側は疲れてしまいます。しかしタイ式は「二人でやるヨガ」とも言われており、お互いのストレッチになります。マッサージをする側に負担がかからない上に、する側にとってもストレッチになるのが最大の魅力だと思います。留学中にマッサージ講習に通い、帰国後は家族を練習台にして、現在修業中です。将来的に、タイマッサージ店を開業するのが私の夢です。(笑)本当に気持ちいいんですよ。タイマッサージ店を開いたら、ぜひ来てください。(笑)

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

締め切り等も設けず、温かく寄り添ってくれた印象。自分の決断を辛抱強く待ってくれた。このような態度からも好印象を受け、入社を決意。

内定に必要なことは何だと思うか

正直、企業研究や業界研究はそれほど重要ではない。会社についてや志望動機等は面接であまり聞かれなかった。ESや面接でひたすら聞かれるのはあなた自身について。「あなたはどんな人ですか?」これが聞きたいようだ。自己分析をしっかりやっておくこと。また、「記者職以外はどう?」という質問は必ず聞かれるので、これに対する答えは絶対に用意して面接に臨むこと。体育会で面接に自信がある人は、筆記試験はできなくても大丈夫。体育会ではなく、あまり面接に自信のないひとは筆記試験が重要。特に作文の比重が高いので、しっかりと対策することを強く勧める。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

「芯がある」「礼儀正しくノリがいい」「テンポよく受け答えができ、人当たりがいい」こんな要素が内定者にはあると思う。クソ真面目な人よりも、人として面白い、と思わせる何かを持っている人が内定に近いのかなと思う。面接を過度に緊張せず、楽しめると内定に一歩近づく。

内定したからこそ分かる選考の注意点

ESや筆記試験もあるが、明らかに面接が重要。毎回の面接で、逆質問の時間は一切ないので、OB訪問等であらかじめ疑問を解消しておくことが望ましい。最終面接の一つ前の面接(筆記試験の後の面接)が一番の山場。ここに万全な準備で臨みたい。

内定後、社員や人事からのフォロー

入社式までの間に、内定者連絡会が計5回ある。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 会社のブランド・知名度
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる

入社を迷った企業

西川株式会社

迷った会社と比較して株式会社スポーツニッポン新聞社に入社を決めた理由

会社に対する印象はどちらもとてもよかった。休みをしっかり取れる等の労働環境は西川産業の方が上。ただ私にとっては何ができるか、何に携われるかが重要だった。もちろん不確定要素も多く、必ず自分の希望職種に就けるわけではない。しかしそれでも私の夢はスポーツライターであり、スポーツ記者になれるチャンスがある以上、そのチャンスを自ら見逃すということはできなかった。思った以上に迷ったが、後々後悔がない選択、また「最も困難な道に挑戦せよ」という私のモットーを意識し、決断した。

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スポーツニッポン新聞社の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社スポーツニッポン新聞社
フリガナ スポーツニッポンシンブンシャ
設立日 1949年2月
資本金 1億円
従業員数 689人
決算月 3月
代表者 小菅洋人
本社所在地 〒135-0044 東京都江東区越中島2丁目1番30号
電話番号 03-3820-0700
URL https://sponichi.jp/
NOKIZAL ID: 1599480

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