【学生の人数】28人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】部長級【面接の雰囲気】北海道新聞社は時間を空け、面接官を変えて二度面接を行う。一回目は和やかだったが、二回目はうって変わって堅かった。【やりたい取材とそれを記事にする際のメリットとデメリットはなんだと思いますか?】人の「健康」に関わる分野、特に医療分野の取材をしたいです。様々な病気について、その患者と世間一般に人々の病気に対する認識の乖離を減らしていけるような記事を執筆していきたいです。メリットは報道によって知識が広く知れ渡る、これに尽きると思います。現在北海道新聞さんの記事は全国へも配信されています、書いた記事が多くの人に読まれ、病気について多くの人に知ってもらえるのは大きいと思います。一方でデメリットは、患者とそれ以外双方に起こる場合があると思っています。マスコミは時に成功体験だけに目を向けがちな時があります。薬や湯治による症状の緩和は人それぞれです。一定数治らない人もいます。その事例が置き去りにされる場合があります。また記事が表面的過ぎると、一般人に患者への安易な共感を呼ぶ場合があると思っています。【地元の新聞社に入社したいとは思わないの?】あまり考えていません。それよりも北海道新聞で記者になりたいという思いが強いです。なぜならば、中日新聞は東京新聞も発行していることもあり、「権力の監視」を前面に押し出していますが、北海道新聞は権力の監視は勿論ですが、加えて、地域に根差した、日本一の地方紙を謳っている点に深く共感したからです。私の記者になりたいと考えた理由は名もなき市民の声を拾いたいという思いがあってこそです。多くの地方紙のインターンや説明会に行く中で取材対象との距離の近さこそが市民の声を拾うのに大切だと知りました。なので最強の地方紙で働きたいという思いが強く北海道新聞を志望しています。また北海道新聞が地方紙としての戦い方のビジョンが見えていると感じました。これからネットニュースがさらに発展すれば、中央の重要なニュースの速報性で新聞社は苦戦を強いられると思います。ただ、地方紙には地方紙の戦い方があります。北海道のニュースは拾うという点においては、北海道に広い取材網を持つ北海道新聞社にしかない強みだと思います。そして北海道のニュースを拾うには、より地域に密着し、道民の声に耳を傾けることができるのは中日新聞よりも御社が勝ると思っています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】とにかく北海道新聞社に入社したいという思いを素直に言葉に表せた点が選考通過に繋がったと思う。面接は事前準備で殆ど合否が決まるので、準備は念入りに行うことをお勧めします。
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