
23卒 本選考ES
研究職
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Q.
志望動機を記入してください。(400字以内)
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A.
動機は2つあります。1つ目は最先端の研究に触れることができ、治療法が無く苦しむ患者様のための新薬開発に、技術面で大きく貢献できると考えるからです。貴社は、第一三共株式会社の機能会社であるという特徴があり、最先端の基礎研究に注力できることが最大の利点であると考えます。大学では細胞を用いた評価を行ってきたので、貴社の生物評価研究において、薬の種の薬効評価に携わることで、新薬創出の過程に貢献したいと考えます。2つ目は、協業パートナーである第一三共株式会社が行っている新モダリティの継続的な創出に非常に魅力を感じるからです。既存のモダリティを用いた新薬創出も難しい現代で、新しいモダリティ創出に積極的に取り組んでいることから、他社よりも持続的な成長が見込まれると感じると共に、新しい創薬に関わることが出来るため、やりがいを持って研究に取り組めると考えました。常にチャレンジ精神を持ち、研究に臨みたいです。 続きを読む
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Q.
創薬研究を行う上での、自身の強み、弱みを記入してください。(400字以内)
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A.
強みは「課題解決に向け主体的に計画・実行できるところ」です。これは、研究室での試薬改善業務の際に発揮されました。年度末に培養室の予算が枯渇する状況の改善のため、試薬の再検討を自ら行い、年間30万円の研究費節約を達成し、年度末の状況改善に貢献しました。創薬研究においては、課題を見逃さず、主体的に解決策を考え、責任を持って実行することを繰り返すことで、患者様が求める薬を1日でも早く届けたいです。 克服すべき弱みは「心配性で確認作業に時間がかかるところ」です。これは研究室内での実験報告の際に痛感しました。計画的に準備したものの、資料に入れ損ねた情報がないか不安になり、発表直前まで資料を研究室の皆様に共有できなかった経験があります。対策として、確認項目をリスト化し、1項目に費やす時間を決めて確認しています。研究でも、検討すべき点を十分に整理し、限られた時間で正確なデータを共有するよう努めます。 続きを読む
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Q.
今までの研究活動で最も困難だった出来事と、それを乗り越えた経験について記入してください。(400字以内)
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A.
利用していた実験手順書の間違いに3か月もの間気付けなかった経験を乗り越え、先入観を持ってしまう課題を克服することが出来ました。私の研究室には既存の実験手順書があり、当時の私は「絶対に手順書は正しい」と考えていました。条件を変えても結果が同じことに異変を感じながらも、自分の手技が悪いと考え詳細を調べることを延期し、ようやく手順書の間違いが分かったのは実験を始めて3か月後でした。思い込みにより間違いの指摘が遅れたことを反省し、正しい手順書を作成することを決意しました。その際に意識したのは、「間違いや改善点が必ずある」という気持ちを常に持つことです。この思いで手順書を1から見直した結果、使用する試薬自体が不適であることに気付くことができ、正しい手順書を作成できました。この経験から先入観に囚われず批判的な視点を持つようになり、既存のものに対して改善案を提案出来るようになったと実感しています。 続きを読む