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【市民目線を新鮮に】【17卒】中日新聞社の本選考体験記 No.2290(慶應義塾大学/)(2017/6/13公開)

株式会社中日新聞社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2017卒株式会社中日新聞社のレポート

公開日:2017年6月13日

選考概要

年度
  • 2017年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 不明

投稿者

大学
  • 慶應義塾大学
インターン
  • 未登録
内定先
  • 未登録
入社予定

選考フロー

説明会(4月) → ES(6月) → 筆記試験(6月) → 1次面接(7月) → 最終面接(7月) → 内定(7月)

企業研究

まず、かなり特色を持った記事内容が多い新聞社である(原発問題、安保問題、労働問題)ので、そういった方面の知識を充填することは欠かせないと感じた。また、面接などでは、どんな記者になりたいのかという点が見られるため、自分がどういう記者になりたいかというイメージを明確なものにしておく必要がある。実際、新聞を読むことは必須なので、ここで敢えて書くことではないと思うが、中日新聞社が発行している媒体を読んだことがないというのは無謀である。

志望動機

私が中日新聞社を志望する理由は、中日新聞社が発行する東京新聞の紙面が「市民目線」で書かれていることが多いように感じるからである。大手全国紙をはじめとするマスコミは、中央の政治情勢を市民に伝えようとするのが殆どであり。もちろん、それはマスコミの役割として重要だが、本当に求められているのは、市民の声を政治に伝えること、つまり、トップダウンではなくボトムアップこそが新聞社に求められていることだと様々な新聞を読んでいる過程で感じた。故に、最も市民目線で書かれている新聞社である中日新聞社を志望した。

1次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官3
面接時間
20分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

まず、本当に新聞記者になりたいと思ってるのか。給与水準が高いから安易に受験してるわけではないのか、という点を重視しているように感じた。数ある職種の中から、なぜ新聞記者という職を選んだのかは明確にしておいた方が良い。また、地方勤務や転勤が多い仕事なので、それに耐えるだけの体力や意気があるかどうかも重視していた。

面接の雰囲気

面接官の方が自分の学生時代の経験に興味を持ってくれた。また、記者として大切なことについて問われ、有意義な意見交換ができたと感じた。

1次面接で聞かれた質問と回答

記者にとって大事なことは何だと思いますか。

私が新聞記者にとって最も大切なことだと思うのは、「市民目線」で物事を見ることだと思います。新聞とは、政治や社会の出来事を市民に伝えるものです。しかし、同時に、市民が何を考えて、何に苦しみ、何を求めているか、を社会や政治に伝え、またそれを反映させることもまたこれから新聞記者、そして新聞という媒体が担っていく役割だと思います。だからこそ、「市民目線」を持ち、人と人とのつながりを大事にして、結論ありきで記事を書かないように気をつけたいです。注意したのは、「市民目線」というワードを具体的に説明するように気をつけました。

入社後にどういう記事を書きたいですか。

私が入社後に書きたい記事は、市民の生活を描写するルポタージュです。そもそも、私が御社に興味を持ったきっかけは、特報部の記事や、「新貧乏物語」をはじめとするルポタージュでした。いつもそういったルポタージュを食い入るように読んでいました。そして、何かに苦しんでいる人に共感するためには、データなどの客観的数値ではなく、その個人の具体的な生活を描写することだと感じました。注意したのは、中日新聞社ならではの独自の記事名を挙げて自分が興味を持っていることをアピールしたことです。

最終面接 落選

実施時期
不明
形式
学生1 面接官6
面接時間
20分
面接官の肩書
不明
通知方法
電話
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

5人以上の面接官がそれぞれの視点を持っているように感じました。その中でも、共通で評価している点と言えば、コミュニケーション能力であると感じました。当たり障りのない質問をして、質問が理解できているか、話し方に問題は無いか、という社会人としての基本的な能力をチェックしているように見えました。なので、変に目立とうとせずに落ち着いて質問に答えるべきだと思います。

面接の雰囲気

自分の書きたい記事や取材対象を明確にして話すと、フリーでやった方がいいのではないかと言われ少し圧迫のような雰囲気を感じた。

最終面接で聞かれた質問と回答

これから我が社の新聞が生き残っていくためにはどうすればいいか。

私が、御社の発行する新聞が読まれ続けるために重要だと思うことは、「電子化」です。私は、就職活動を始める前は、偶に読む程度で毎日新聞を読むことはしませんでした。しかし、就職活動で新聞業界を志望し、複数の新聞を読むにあたってタブレット端末で新聞を読み始めてから新聞を読むことは苦痛であると感じないことに驚きました。同時に、今まで苦痛に感じていたことの殆どは、あの大きくて持ちにくい新聞を気を使いなが折って読むことだと気がつきました。したがってこれから若者に新聞を読んでもらうためには、積極的に電子化に力を入れていくべきだと思います。注意したことは、思い切って今までの新聞の煩雑さを指摘したことです。

趣味のカメラについて、何を撮ることが多いか。

私は、趣味のカメラを使って撮ることが多いのは、主にスポーツです。そもそもスポーツ観戦が趣味で、そのスポーツを撮るためにカメラを購入しました。スポーツを撮影するときに、使うレンズは180mm程度まで伸びるレンズです。また、スポーツのみではなく普段から旅行やイベント等でも積極的にカメラ役を担い、友人や家族を撮影するようにしました。そのお陰で、様々な被写体を撮る撮影技術が身につきました。注意したのは、趣味を通じて仕事で活かせることを習得したことをアピールすることまで上手くつなげることです。

内定者のアドバイス

内定に必要なことは何だと思うか

まず、なぜ新聞記者になりたいのかを明確にさせる必要がある。業界全体として発行部数が落ち続けている新聞業界をわざわざ志望する理由を面接官は非常に気にする傾向にある。更に、その新聞業界の中でもなぜ中日新聞社を志望したのかも明確にする必要がある。ただ単に全国紙に落ちたからというのは理由にならない。中日新聞社の発行媒体の独自性を意識したい。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

内定が出る人、内定が出ない人の違いというか、志望動機などを明確にした上で、ハキハキと話せば内定は出ると感じた。逆に、内定が出ない人は志望動機ややりたいことが十分に固まっていない場合や、遅刻や著しい就活マナー違反などではないだろうか。内定者を見ると、確かに難関大学出身者はそれなりにいるが、それ以外の大学出身者も多く、一般に言われるような学歴フィルターはないのではないか。

内定したからこそ分かる選考の注意点

一番大事なのは、筆記試験ではないのかと感じた。中日新聞社の筆記試験は、新聞社の筆記試験の中で、恐らく、最も難しい。時事問題、漢字、ことわざ、に加え、中日新聞社で出題されやすい事項(原発問題や中日ドラゴンズ関連の常識、中部地方の難読地名)などはしっかりとチェックしておいた方が良い。一番人数が絞られるのは筆記試験ではないのか。

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中日新聞社の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社中日新聞社
フリガナ チュウニチシンブンシャ
設立日 1942年9月
資本金 3億円
従業員数 2,898人
売上高 1041億9400万円
決算月 3月
代表者 大島宇一郎
本社所在地 〒460-0001 愛知県名古屋市中区三の丸1丁目6番1号
電話番号 052-201-8811
URL https://www.chunichi.co.jp/
NOKIZAL ID: 1132914

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