【京都観光を楽しむ新提案】【22卒】エムケイの夏インターン体験記（理系/トラベルコーディネーター）No.15927（岐阜大学/女性）（2021/6/25公開）

観光業に興味があったことと、京都観光が好きで多くの人に京都の魅力を知ってほしかったため。インターンシップに参加するための選考が無いため、気軽に参加できることを魅力に感じ、応募した。業務内容がしっかり理解できるようなインターン内容も決め手だった。

選考なし。インターン前にこの会社のホームページを見て予習を行った。京都の観光にまつわる本を読み、人気の観光スポットを把握した。

選考なし。トラベルコーディネーターは観光業の中でも個性的な職業なので、なぜこの職種が良いのかが明確になっている人が評価されたように思う。

とあるコーディネーターのもとに観光プランを考えて欲しいとの依頼が入り、その依頼に基づいて1日の観光プランを考えるという内容。

動画視聴→GD→プレゼン。GDは3時間ほどあった。

顧客一人一人に合った観光プランを立てることの難しさ。顧客の細かい部分にまで気を使ってプランを立てなければいけないこと。

動画を見て、動画に出てきた顧客に対して観光プランを考える

1日目にやったこと

約3時間のGD。予算を出した後に訪れる観光地、昼食場所を決め、どの順番で行くかを決める。顧客の背景に合わせてこれらを決めるため、何故この観光地にしたか？といった理由付けが必要になる。
ある程度プランが決まればパワーポイントにまとめ、発表準備を行う。発表者の人数は自由。のちに人事から、どの班が最も良かったかを発表される。

人事

なし

グループワークがほとんどだったので、社員と深い交流がある訳ではなかった。しかしながら、人事の方は定期的にグループワークの部屋をのぞきに来てくださり、簡単なアドバイスをくださった。プレゼン発表後も丁寧なフィードバックがあり、好印象だった。

上記で述べたように、GD初心者がほとんどだったため、進行のやり方が分からなかったり、途中で沈黙が続いてしまう場面があったこと。大人しい人が多かったため、出された全ての意見が反論されることなく採用され、議論になっていなかったこと。3時間ではまとめ切るのが難しい内容であったこと。

グループワークでは、メンバーのほぼ全員がGD初心者だった。そのため、誰かが引っ張っていくというスタイルではなく、全員で協力して試行錯誤しながら進めていった。

GDの基礎を学ぶことが出来た。顧客の様子や限られた顧客情報から彼らの背景を汲み取り、その背景にあった観光プランを提案することはとても難しかったが確実に自分の力になったと思う。このインターンに参加することで、想像力・洞察力を磨くことが出来たと思う。

京都の観光マップを見ておくこと。年齢層別に人気の観光スポットや、隠れた名所などを把握しておくとGDがスムーズに進むと思う。

トラベルコーディネーターの具体的な業務を紹介していただいた際、一日のスケジュールが不規則でハードだったため。観光業は顧客に合わせる必要があるため、どうしても休憩や休みがとりづらくなってしまう。ワークライフバランスを大切にしたい自分にとっては向いてないかもしれないと感じた。

この会社の人事・社員の方は、自分の身を削っても顧客に尽くすことが美徳だと考えていると感じたから。(個人的な印象である)
私のように顧客と同じくらい自分のプライベートの時間を大切にしたいような人は選考で見透かされてしまうのではないかと思った。

業務内容自体は自分のやりたいことと合っており非常に魅力的であった。しかし、上記で述べたように休みや休憩がとりにくく、どうしても長時間の労働になってしまうことと、自分のワークライフバランスを大切にしたいという軸がマッチしていなかったため志望度が下がった。

トラベルコーディネーターという職種が特殊なので、インターンに参加しなければ具体的に働いているイメージが付きにくいと思う。業務内容が具体的にイメージできていれば、志望動機が明確になると考える。

3年生の夏はとりあえず興味のある業界の短期インターンに参加して、どの業界が自分に合うか研究しようと思っていた。他にブライダル業界・ハウスメーカー・コンビニ業界を見ていた。
観光業は何となく面白そうという理由で参加したが、インターンに参加した後は実際にどういう面白さがあるのかを肌で感じたことにより、より観光業への志望度が高まった。

インターンに参加する前は、観光業は顧客が望む観光プランをただ言われるままにセッティングするものだと考えていた。しかし、トラベルコーディネーターのインターンを通して、顧客の人柄やその家族の関係性などから観光プランを立てる仕事もあるのだと気づくことが出来た。また、その観光プランを考える業務がとても面白く、観光業界に対する脂肪度が上がった。