【笑顔溢れる接客術】【22卒】あぶらや燈千の冬インターン体験記（理系/総合職）No.15931（岐阜大学/女性）（2021/7/25公開）

ホテル・旅館業界に元々興味はありましたが、実際に働いてみないと適性が判断できないと思ったので、近くの旅館でインターンを募集しているところを探し、応募しました。交通費を支給してもらえること、実際にお客様に接客を行うことが出来ることが決め手となりました。

面接と動画での選考だったので、動画を就活支援団体の方に見てもらいました。面接は事前に言われておらず当日急に始まったため、準備はしていませんでした。

面接や動画面接における表情を見られていたと思います。とにかく笑顔を絶やさないことを意識しました。

実際の接客業務に携わる

1～3日目　接客業務
3～4日目　経営マネジメントワーク

実際の接客業務内容
経営マネジメントのやり方をゲームでわかりやすく学ぶ

接客業務を通して旅館の裏側まで深く理解する

前半にやったこと

午前中は、チェックアウトされるお客様のお見送りや掃除を行いました。
午後からは、チェックインされるお客様のお迎え、お部屋へのご案内、お食事処のご案内、お食事の提供を行いました。
早朝のバイキングの配膳も行いました。

後半にやったこと

後半は社長が直接インターンの指導をして下さいました。経営マネジメントゲームというボードゲームを用いて経営の基礎を学び、それを踏まえてこの会社がどのような戦略で経営を行っているのかを教えて頂きました。

なし

業務内容は社員さんから教えて頂くため、常に社員さんとの交流はありました。また、昼食・夕食時は社員の方々と同じ場所でご飯をいただくため、そこで普段は聞けないような質問にもフランクに答えてくださいました。

初日から高級旅館に宿泊するお客様に接客を行うことはかなりのプレッシャーでした。普段は気にしていないような言葉遣いや仕草にも神経をとがらせる必要があるため、1日の業務が終了したころにはかなり疲れが溜まっていました。また、経営マネジメントゲームは私にとっては難易度が高く、ゲーム内容を理解するまでに時間がかかりました。

3人とも女性だったので一つの大部屋に3人で宿泊しました。他の2人は積極的・協力的で接客も上手であったため、接客の様子を見て真似をさせてもらうことが多くありました。

私たちが普段旅館やホテルに宿泊する際に見ている表の社員の姿だけでなく、掃除やお食事の配膳など、裏方の仕事も体験することが出来たところです。お客様の喜ぶ顔を想像して、例え裏の目立たない仕事でもやりがいを持ってこなせるかどうかが大切だと感じました。

接客の仕方などは旅館によって違うため、予習はしなくていいと思います。ただ、インターン中に教えて頂くことが多くあるので、それを忘れないように勤務時間外に復讐しておくことが大切だと感じました。

自分は日々の単純な業務に耐えることが出来ないと感じたからです。今回はインターンであったため、全ての業務が新鮮に感じましたが、一通り学んでしまうと後は淡々と同じ業務を繰り返すように感じました。その業務にやりがいを見出して働ける人は活躍できるし、私のように退屈だと感じてしまう人には向いていないのかもしれないと思いました。

インターンに参加して、選考に進んで貰いたいと社員や人事の方が思ったら本選考に進めるという内容でした。しかし私は社員の方に言葉遣いなどで注意されることも多く、経営マネジメントゲームでも理解力が無いというイメージを持たせてしまったと感じるためです。

元々接客業務を体験したいという目的で家から近い旅館を選んでいたため、この会社に対する志望度は高くありませんでした。インターンが終了した後も、特にその旅館に対する志望度は変わらず、接客業務の単調さに気が付いたことでホテル・旅館業界に対する志望度が下がりました。

インターンに参加した人の中から本選考に進める人が選ばれるので、本選考に参加したい人はまずインターンに参加することが必要だと思います。インターン生は頻繁に受け入れているようでしたので、インターン選考の難易度はそこまで高くないと思います。

もともと旅館・ホテルの接客業を志望していましたが、単調な業務を何年も続けられる自信が無く、志望度が下がってしまいました。一人一人のお客様に合わせてより柔軟な対応が出来る職種の方が自分には合っていると感じ、旅館・ホテルといった接客業界から、人材業界・ハウスメーカーに志望業界を変更することに決めました。

この会社は、顧客に対してそこまでやるかと思うほど仕草や言葉遣いに厳しく、ホスピタリティーの高さを感じました。接客業務一つ一つがしっかりマニュアル化されており、社員の方たちで統一されていたので分かりやすかったです。しかしコロナ対策があまり十分だとは思えなかったことから、コロナ対策をしっかりと行っている企業が良いと思うようになりました。