20卒 インターンES
技術系総合職
20卒 | 奈良先端科学技術大学院大学大学院 | 男性
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Q.
何を専門にどのような研究をしていますか。
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A.
私は所属している研究室で無線電力伝送技術の研究に取り組んでいます。現在は特に、研究室のメンバー4人とチームを組み、CICPというプロジェクトに取り組んでいます。このCICPは学生が自ら研究アイデアを立案し、採用されたテーマに学校が支援を行う、いわば学生版の競争的資金制度となります。私達はこのプロジェクトに「ミニ四駆に向けた無線電力伝送」というテーマを考案して応募し、採択を受けることができました。このテーマでは、通常電池で動作するミニ四駆に対して無線で高効率な給電を行えるシステムを構築し、9月に開催されるソサイエティ大会内のミニ四駆ワイヤレス給電走行レースで優勝することを目標としています。また、移動体向けの電力伝送をミニ四駆で行うことで、将来的に走行中の車に向けた電力伝送に応用したいと考えています。今後はチームで協力して、レールに配置する回路や車体に搭載するコイルなどについて検討していく予定です。 続きを読む
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Q.
そのテーマに取り組んだ理由を教えてください。
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A.
私はこの移動体向けの無線給電技術について、ミニ四駆という小さい規模で研究を行い良い結果を得ることで将来的にこの技術を自動車や鉄道といった大きな規模に応用できると考えたため、このテーマでの研究を決めました。静止体への無線給電技術は実現されていますが、移動体への給電は走行に伴う給電効率の変動などの課題があり、これを解決することが私たちの一つの目標です。また、このCICPに参加したもう一つの理由として、チームで一つのプロジェクトに取り組む経験がしたいということがあります。実際の会社の開発現場では、チームでプロジェクトに取り組んで成果をあげる力が必要とされていると考えています。そこでこのプロジェクトを通して、自分がチームでどのような役割を果たせるのか、チームで成果を上げるにはどのように協力すればよいのかを学ぶ機会にしようと思います。 続きを読む
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Q.
上記の中で自分で工夫したことはなんですか。
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A.
CICPは研究の目的、内容、特徴、計画を記載したスライドショーと英語でのプレゼンテーションによって選考が行われました。その中でも特に重要とされていたのが研究の独創性や将来性です。そのためテーマを決める段階において、私たちは本来おもちゃであるミニ四駆を題材として取り上げることで独創性を、自動車への応用で将来性をアピール出来ると考えました。また研究テーマのプレゼンテーションについては、どのようにすれば伝わりやすいかを発表者側と質問者側を入れ替わりながら何度も練習することで課題点を見つけ、納得のいく出来まで仕上げました。 続きを読む
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Q.
インターンシップで挑戦したいことを教えてください。
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A.
私はこのインターンシップで、最先端の技術が使われている貴社の開発現場を体感したいと思い志望させていただきました。また、私は現在の自分の能力が社会で働くにはまだ不十分であると感じています。そこで、インターンシップを通して開発の現場で必要とされる能力を知ることで自分の能力との差を明らかにし、実際に社会人となるまでに不足していると感じた知識や技術を磨こうと考えています。 続きを読む
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Q.
インターンシップに期待することを教えてください。
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A.
現場で働く技術者に必要な心構えや課題への取り組み方を知り。経験できることを期待しています。また、大学院で行う研究と企業で行う研究の取り組み方の違いを学び、体験したいと考えています。 続きを読む