【大阪経済を世界へ】【21卒】大阪商工会議所の冬インターン体験記（文系/商工会議所の仕事を知る）No.12827（東京外国語大学/女性）（2021/2/12公開）

商工会議所の事業内容に興味があったのが一番の理由です。地元である大阪の経済の活性化に貢献できるということは、他のどの企業でもできない非常にやりがいのある事業内容だと感じました。大阪を世界へ発信するという事業にも興味がありました。

選考はエントリーシートと適性検査のみでした。エントリーシートは手書きで文字数の指定がなかったため、ある程度枠内に何字入るのかを考えてから書きました。質問内容は、志望動機の他に「中小企業支援のための策」を聞くものもあったので、きちんと商工会議所の事業内容に関心を持っているかを見ているのだと思います。

商工会議所の新規事業立案

1日目にやったこと

最初に事業内容の説明があり、商工会議所内の見学をした。次に中小企業と就職を希望する大学生をマッチングするために商工会議所として何ができるかを班ごとに考え発表した。

職員の方々

なし

ホワイトボードで発表したのですが、ホワイトボードに書く情報はできるだけ取捨選択するようにと言われたことです。全部を書き出すのではなく、重要な情報は大きく書くなどメリハリが大切だと分かりました。

朝早くから夜遅く（といっても夜７～８時まで）まで拘束されたことです。学生の私たちでこれくらいなので、準備や後片付けをしなければならない職員の方々はもっと拘束時間が長いのかと思うと、入職後も勤務時間が長めなのを覚悟しなければならないと感じました。

何よりも大阪商工会議所の雰囲気を知れたことです。職員の人数が少ないということもありアットホームな雰囲気でしたが、人数が少ないがために一人ひとりのかかる負担が大きくそれに耐えうる覚悟がある人が向いていると思いました。また、女性も最近増えてきているとはいえ男性が多い組織だと感じました。

私はそもそも就職先として商工会議所を知った時期が遅かったため、インターンシップで初めて知ったことが多かったのですが、早い時期から志望している人は、既に人事の人とコネクションがあったので、いかに早めにインターンシップに参加して人事に印象を残すかが大切だと思います。

私の企業選びの軸の一つがワークライフバランスが整っているかどうかが大切だったためです。勤務地が大阪市内という点や、他にない事業内容が非常に魅力的でしたが、採用人数が非常に少ない少数精鋭の組織であり、その分たとえ新人であっても一人に任される裁量が大きい点が私には合わないと感じました。

何よりもまず採用人数が少なく倍率が非常に高いためです。私は経済学部や商学部ではないため、商工会議所という性質上、どうしても業務に直結するような知識を持っている学生の方が有利だと思いました。しかし、ここが第一志望で、絶対にここでなければならない理由があるのであれば挑戦した方が良いと思います。

上がった部分もあり、下がった部分もあるので全体的には変わりませんでした。上がった部分は、想像していた以上に商工会議所は関西経済に大きな影響を与える仕事をしているという点が魅力的でした。下がった部分は、人数が少なくやや閉鎖的な雰囲気を感じたからです。

大阪商工会議所を受けようと思っているなら、絶対にインターンシップには参加した方が良いと思います。採用人数が非常に少ないため、いかに人事に自分の志望度を示せるか（顔を売れるか）がカギだと思うからです。

関西地域の活性化に興味があったので、鉄道業界を中心にインフラ企業を志望していました。鉄道会社でも地域活性化に貢献することはできますが、あくまで主力事業は鉄道であり、携われるのは沿線地域に限りますが、商工会議所は複数の企業をまとめ、一丸となって関西の活性化をすすめていくことができることが魅力的に感じました。

特に志望業界に影響はありませんでしたが、しいて言うならば、大阪商工会議所と同じような組織である関西経済連合会も、大阪商工会議所と同じような組織なのかなと想像できました。どちらも他にはない魅力的な事業を行っていますが、人数が少ないことと閉鎖的な雰囲気を感じたため、向いていないのではと感じました。逆に言うとこれらを目指すのであれば、自ら積極的に情報を多くつかみ取っていく必要があると思います。