【21卒】島津製作所の夏インターン体験記（文系/営業体感インターンシップ）No.12938（東京外国語大学/女性）（2021/3/13公開）

一番は社風を知れたことです。メーカーということもあって真面目な人でおとなしい人が多かったです。また、私にとってこれが初めてのメーカーのインターンシップだったのですが、たとえ営業職であっても自社の製品に関する理系的な知識は必須だということが分かりました。

島津製作所の製品に関する専門知識。しかし、文系の学生がいきなり専門知識を理解することはほぼ不可能だと思うので、仕方ないと思います。

医療機器など、扱っている製品の社会貢献度の高さを魅力に感じていましたが、営業職であっても製品に対する専門知識がなくては売ることができないという現実を知ったからです。文系の学生であっても理系的な知識に興味があるという人なら問題ないと思います。

一回のインターンシップの参加人数が多く、選考もエントリーシートだけだったため、特別感がなかったからです。会社説明も冒頭の１０分程度で終わったので、会社に対する理解が深まったとも思えませんでした。参加学生が多く、その中で実際に本選考を受ける人数も分からないため有利になるとも不利になるとも感じませんでした。

志望度が下がったのは、文系であっても、製品を売るためには理系の知識を理解する必要があると分かったからです。入社後はそういった研修などが充実しているとは思いますが、１日だけで島津製作所の多くの製品の紹介を見ながら新規事業を考えることに苦労しました。

一回の参加人数が５０人以上と多く、選考もエントリーシートのみだったからです。インターンシップの日程もたくさんあり、「説明会」のような位置づけなのかなと思いました。

その後のフォローは全くありませんでした。選考がESだけで、参加人数も非常に多いため当然だと思います。

まだ夏だったので、幅広い業界の企業を見ていました。海外で働きたいという思いがあったため、メーカーの場合は海外売上高比率が高い企業を見ていました。インターンは、同じく京都にある村田製作所も受けました。島津製作所は技術力が高く、海外売上高比率も高く、扱っている製品が医療機器などの社会貢献度の高いものだったことに魅力を感じました。

一企業だけを見て業界全体を判断するのは良くないとは思いつつも、自分にはメーカーは向いていないと感じました。海外勤務になる可能性の高さや、真面目なイメージに魅力を感じていましたが、どうしても理系的な知識を理解する必要があることが分かったからです。しかし、メーカーの中でも比較的分かりやすそうな食品メーカーは本選考でも受けました。