大學で山登りを行うワンダーフォーゲル部に所属しています。執行部になった時、今まで数々の山に登ってきた経験と実力をつけてきたので、目指したい山が多くなり自分が行きたい山を決めて合宿を行いたいという想いから立候補して、合宿の企画から運営すべてを担当することになりました。苦労したのは、合宿の行程を考えることで、限られた日数と時間の中で数あるルートの中からどこのルートを選ぶかを決めることでした。そこには、自分たちの歩く速度や急な天候の変化によるタイムラグ、緊急時の際のエスケープルートも含めて行程を考えるので、過去の先輩の合宿を参考にしたり、インターネットや山に詳しい知人を通じて意見を聞いたり添削してもらい計画を立てました。計画の段階で第三者の目線で何人かの人に見ていただいたおかげで、後輩部員の一人が足元のぬかるみで、滑落して頭部出血してしまった時も、冷静に他の部員に指示を出し自ら応急処置にあたることができたのは、事前から起こりうることとして自分の中で想定できていたからだと思います。一年間執行してきて、大きなミスや多大な迷惑を他の方々にかけることなく合宿を遂行することができました。この経験から、なにかを行う際にもしっかり計画をたててそれが本当に実行できるのかを確認することの重要性と合宿中や合宿後などに気づいた点を次に活かすためにフィードバックをすることを日頃から意識するようになりました。
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