【色彩の魅力、紙づくり体験】【20卒】特種東海製紙の冬インターン体験記（理系/総合職）No.6308（東京農工大学大学院/女性）（2019/7/23公開）

製紙会社に興味があり、できれば関東で働きたかったため、静岡と岐阜、東京以外に転勤のないこの会社に興味を持ったのがきっかけ。この会社は教授から聞いていたし、先輩で就職した人もいたが、何が特徴的なのか、強みは何なのかを知りたくて参加した。

早いうちからエントリーすれば、絶対に参加できる。エントリーシートもなく交通費も出るので、対策は必要なかった。

色素を組み合わせて、いろいろな色の紙をつくる体験

1日目にやったこと

まず製紙業界の説明、現状を説明した後、会社の立ち位置、事業、強みなどの説明があり、その後工場見学と研究所で紙すき体験、紙の博物館の見学、最後に先輩社員に質疑応答

なし

インターン内で社員の方から個人的なフィードバックを頂くことはなかった。紙すき体験があったが技術や知識のいるものではなく、中学生レベルの実験といった感じなので、ワーク型のインターンというよりは説明会に近い印象だった。

東京から三島工場のある静岡までの距離が少し遠いため、都内のインターンシップよりは気軽に参加しにくいかもしれない。それでも、交通費は全額支給されるし、インターンシップ参加特典として一次面接が免除になるため、時間に余裕のある人にはおすすめのインターンシップだと感じた。

製紙会社はどの会社も紙を作っている点では共通しているが、それぞれ異なった分野に強みを持っているため、インターンに参加し、それを実際に見て感じられたのがすごくいい経験になった。この会社は中堅メーカーだからこそお客様のニーズに事細かにこたえられる技術や設備があり、環境や衛生面にも配慮した経営をしていると感じた。

すごく丁寧に製紙業界の事、会社の事を教えてくれるので準備はそこまで必要ではないと感じた。しかし、最後に社員の方に質疑応答できる時間が用意されていたので、聞きたい質問を用意しておけばよかったと思った。

沢山の社員の方と紙すき体験や質疑応答の時間で話をすることができ、とてもアットホームで働きやすい雰囲気を感じた。社員の方もおっしゃっていたが、中規模であるからこそ社員の方同士はみな顔見知りで仲がいいし、転勤も東京か静岡、岐阜と関東に限られているので生活に大きな変化がないところも魅力だと思った。

自分の研究分野が木材であったため、製紙会社で生かせる知識があると思ったから。また人事の方がとても気さくでとても印象が良かったこと、社員の方たちの雰囲気がアットホームで、自分の研究室の雰囲気に似ていたため、この会社で働く想像ができ自分に合っていると感じた。

社員の方の雰囲気の良さや紙の博物館がとても魅力的で素敵な会社だと思った。交通費が全額支払われ、帰りはタクシーチケットで帰ることができたり、工場見学後には温かいお茶がふるまわれたりと他の会社にはない手厚さがあったため、気になる企業の一つになった。

インターンシップ中は説明されなかったが、後からインターンシップ参加者には一次面接の免除や人事の方との面談をしてもらえる特別フローがあったため、有利になると思った。

インターンシップ参加前から製紙業界に興味があり、志望していた。しかし完全には決めきれておらず、製紙・化学・環境・食品・教育など興味のある業界のインターンシップに片っ端から応募していた。また、製紙会社の中でなら、現在のペーパーレス化の流れもある状況から大手のほうが安定しているため、就職するなら大手にしようと考えていた。

現在のペーパーレス化の波によって、製井業界全体の雲行きが怪しいため、製紙会社なら大手のほうが良いと思っていたが、インターンシップで話を聞いて、大手よりも小回りの利く経営をしていることや社会のニーズに合った紙を素早く作り出せる能力は大手よりも中堅メーカーのほうが有利だと感じた。そのため、大手だけでなく技術力のある中堅メーカーにも積極的にエントリーしてみようという気持ちになった。