【障害支援の新たな光】【22卒】社会福祉法人北摂杉の子会の冬インターン体験記（文系/1日コース）No.13465（奈良女子大学大学院/女性）（2021/3/24公開）

これまで障害のある子どもの支援を主にしたいと考えていた。しかし成人期の障害のある方について知ることで将来を見据えて子どもの支援ができるということを北摂杉の子会の採用担当の方にお話いただき、成人期の方への支援の現場を見たいと考えて参加しようと思った。

エントリーシートの提出があった。項目は研究テーマ、当法人のインターンシップを志望した理由、長所・短所、学生時代頑張ったことであった。これらに答えられるように自己分析を行い、社会人の方に一度エントリーシートを添削してもらった。

面接選考はなく、ESのみで参加できた。そのため、ESを作成できるよう自己分析をしっかりとしていれば通過できると思う。

事業所の様子を見学、実際に作業体験

自己紹介→朝礼に参加→社員の方から1日の流れについて説明を受ける→見学→昼食→見学→社員の方と事後振り返り

障害のある方の就労支援の実際の様子、北摂杉の子会が行っている構造化された支援について

ジョブジョイントおおさか（就労支援施設）での見学

1日目にやったこと

自己紹介→朝礼に参加→社員の方から1日の流れについて説明を受ける→見学→昼食→見学→社員の方と事後振り返り　個人情報は記載しなければ見学中メモなどとってよい。事後振り返りでは、インターンシップの感想を話したり、社員の方に質問を行った。

なし

インターンシップ中、見学の際には、社員の方から親切に声をかけていただいた。コロナウイルス感染症予防のため、昼食時にはしゃべらずに黙ってそれぞれ食べていた。事後振り返りの時に、社員の方の支援への思いを伺い、その中で社員の方が今の支援で満足するのでなく、より利用者様にとっていい支援（日常生活でも般化していける支援）を探索されているとのお話をいただき、向上心のある社員の方がいる素敵な法人だと思った。

1日しかないため、あまり利用者さまや職員の方と交流が少なかった。また、どのようにいたらいいのか戸惑うこともあった。わからないときは、職員の方に聞いたら丁寧に教えてくれたので、その都度聞いたらよいと思う。また、利用者さまへの接し方もどうしたらいいかわからなかった。基本、あいさつは大事にして、見守るという形だった。

コロナウイルス感染症対策のため1人しか受け入れていないようだった。

就労支援の現場を見ることができた。また北摂杉の子会での支援の仕方について実際に見ることができ、職員の方と利用者さまが信頼関係を築いたうえで活動を行っていることを見れて、よかった。また、最後の振り返りの時間には、職員の方が丁寧に面談してくれて、色々な支援に対する現場の方のお話を伺えて自分の支援に対するモチベーションもあがった。

就労支援や発達障害の方、精神疾患を持つ方の特性について、よく勉強しておくと見学の際に、より学びがあるのではないかと思った。

実際の職員の方の姿や利用者さまの姿を見て、どのように支援を行っているのかということを自分の目で見ることができたため。また、最後に職員の方とお話する機会をいただけ、どのような思いを持って働かれているのかということについてもお話いただけたため。

インターンシップに参加したことで、より北摂杉の子会の職員の方の思いや事業所の雰囲気について学ぶことができた。その学びを選考に必要な小論文や履歴書、面接で言語化することで参加していないよりは、より本選考に通過しやすくなるのではないかと思った。

志望度が上がった理由は、実際の支援の現場をみることができ、その中で職員の方が一人一人に丁寧に接している様子がみられたことからだ。画一的な支援のみを行うのではなく、利用者さまに必要な支援は何かを考え、作業だけでなく、気持ちの調整についてのプログラムや運動のプログラム、余暇のプログラムも組み込まれていて、利用者さまの幸せを考えて支援を行っているということが伝わった。

インターンシップに参加することで実際の支援の現場を見たということを選考でも話すことができる。これは参加しないよりも、より説得力のある話ができるという点で有利になるのではないかと思う。

インターンシップ参加前には、お子さんへの支援のみをしたいと考えていた。しかし、インターンシップ参加後には、お子さんへの支援をするにあたって将来のお子さんん姿を見据えるということも大事であり、それにあたっては成人の方の支援をすることが必要になるという人事の方の意見に納得した。お子さんだけでなく、成人の方への支援についても興味を持つようになった。

インターンシップ参加後に、より社員の方への印象がよくなった。インターンシップ参加前には、人事の方としかお会いしたことがなく、実際に働いている社員の方の様子が分からなかったが、参加したことにより、社員の方とお話でき、そのやさしさに触れることができた。また、社員の方の思いもお話いただけて、このような熱心な思いを持つ社員の方と一緒に働きたいと思った。