21卒 本選考ES
編集職
21卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
自己PR
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A.
私の長所は、コミュニケーション能力が高い点である。私は2年間進学塾でアルバイトをしていた。私は共感の能力が高いため、相手に寄り添うことができる。したがって、先生と生徒という立場を重んじながらも、壁を感じさせないように接することができ、生徒から「話したい」とよく言われていた。生徒のみならず、同僚や上司との関係にも気を配り、事務の方から「あなたがいると安心する」という言葉をいただいたこともあり、多くの人からの信頼を得ることができた。 これに対し、私の短所は一度熱中してしまうと周りが見えづらくなってしまう点である。2年次のある朝、来週が期限の課題に取り組むうちに熱中してしまい、その日の授業に遅刻しかけた時があった。この経験から、何かに取り組む際には時間をあらかじめ決めておき、アラームを設定することにしている。また、物事を客観視できるよう、自らの考えていることを紙に書き出している。 続きを読む
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Q.
学生時代の取り組み
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A.
私が学生時代、最も力を入れたのは勉強だ。私の学部の試験は基本的に記述式で行われ、難易度が高い。そこで、ほとんどの学生は上級生が書いた「模範解答」を丸暗記して試験に臨む。しかし、私は主専攻の勉強を極めたいと考えていた為、流通する「模範解答」に頼らず、自らそれを生み出す側へと回った。この経験から、私は2つの能力を得ることができた。1つ目は、読み手を意識した文章を作る力である。この力は、「模範解答」は担当教授に読んでもらうものであるため、担当教授の特性に沿った文章展開が必要であったことから身についた。これにより、貴社で読者の皆様の期待に副う記事を執筆することが可能となる。2つ目は、決して諦めない精神力である。この力は、「模範解答」を作成する際に必要な資料が大学図書館にあるとは限らず、複数の図書館を探し回った経験から身についた。これにより、粘り強い取材ができると思われる。 続きを読む
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Q.
企業選びで最も重視することと、報知を志望する理由を教えてください。
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A.
私が企業選びで最も重視することは、「人の人生を変えることできるか」である。私は大学において、勉強が得意であるという自らの特性を生かして知人のテスト勉強を手伝っていた。この経験から、人を助けることに喜びを感じるようになり、もっとスケールの大きい人助けをしたいと思った。そこで、多くの人の人生をよりよいものにする仕事に就きたいと考えた。そして、スポーツには人を感動させ、その人生を変える力があると確信している。これは私がスポーツと共に育ってきた中で感じたことである。様々なスポーツ経験を通して、スポーツは必ずその選手1人ひとりのドラマを内包し、人々の感情に直接訴えかけることができるものであることを知った。そこで、スポーツの持つ力を国民に「伝えたい」という強い意欲を持った。そして、私は大学の法学部において論述式の定期試験やレポートを多数経験することで、自らの語彙力・文章力を強化してきた。したがって、私が自らの力を最大限に生かすことのできる職業は、スポーツの魅力を文章で伝えるスポーツ紙の記者であると考えた。数あるスポーツ新聞社の中でも貴社を志望した理由は3つある。第1に、貴社の企業理念が社会貢献を意識しているからである。スポーツの持ち味を伝えるだけではなく、その先を見据えている点において、私の目指すスポーツ紙の在り方と合致している。第2に、貴社の取材が丁寧で、結果として記事が臨場感あふれるものになっているからである。貴社のインターンシップに参加した際、記者の方が選手との強い信頼関係を構築しているのを目の当たりにした。これは読みごたえのある記事を書く最も基礎的な要素であり、私の目指す記者像と合致している。第3に、1つの球団にフォーカスを当てた記事構成である。これにより、よりディープな内容の記事を書くことができ、スポーツの醍醐味であるドラマを伝えやすく、私の目標を達成できると考えた。 続きを読む
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Q.
東京五輪を取材するなら誰を取材して、何を聞きたいですか。教えてください。
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A.
まず、ラグビー代表選手を取材したい。その理由は2つある。第1に、ラグビーは現在最も勢いのあるスポーツだからである。2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップがラグビーブームを巻き起こしていることは、ラグビー日本代表が来ていた桜ジャージの売り切れが続出したという事実や、ラグビー選手のメディア露出の増加から明らかである。第2に、国民のラグビーに対する疑問が多いと思われるからである。これは、ラグビーの競技者人口が決して多いとはいえないことや、前述の通り世間の関心が向いたのが最近になってからであることに起因する。そして、私が聞きたいことは「ワールドカップとオリンピックで心境に差はあるか」である。両者とも4年ごとに行われる大きな大会であるという点において共通しているが、私たちの中にはオリンピックが特別なものであるという意識がある。その意識を選手が共有しているのかは読者も関心を寄せる点だと考える。 次に、金メダルをとった選手を取材したい。その理由は2つある。第1に、最も国民の関心が向く選手であるからだ。メダルには3種類あるが、日本における金メダリストの扱いを見るとやはり金メダルに対する国民の意識は別格である。第2に、その人物のインタビュー記事は国民にとって有益なものとなることが推測できるからである。金メダリストはその他全員に勝った唯一の成功者である。企業が採用ホームページで内定者や社員のインタビューを掲載していることからも分かるように、成功者の話ほどためになるものはない。そして、私が聞きたいことは「なぜ優勝することができたと思うか」である。1位の人物には2位以下の人との違いがあるはずであり、それが国民の最大の関心事であろう。本当の勝因は練習過程から本番までを全て体験した者、すなわち本人しか知りえない。国民の代わりにそれを聞いて発信することが記者の仕事であろう。 続きを読む