【未経験者歓迎！自由なアイデアが光る】【20卒】オータの冬インターン体験記（文系/レゴ・スタ）No.3962（日本大学/男性）（2018/11/21公開）

アミューズメント業界に興味は無かったが、リクナビの特別オファーでこのインターンシップを知った。
交通費という名目で一律5000円が支給されるというのに惹かれて参加した。パチンコで遊戯したことが無くても歓迎と書いてあり、かつ参加のための選考がなかったので、気軽に応募した。

一応、アミューズメント業界の市場規模や今後の展望、業界内での会社の位置づけを軽く下調べはして行った。
インターンの前半で業界説明や会社説明が行われるし、パチンコ未経験者が参加者の過半数だったので、特に前準備はしなくても良さそう。

レゴ・スタ/レゴブロックで学ぶ店舗設計＆経営戦略

1日目にやったこと

最初の一時間ほどは、アミューズメント業界の市場規模と、今後の規制やIR法案に関する展望ならびに会社の説明会。
その後は二班に分かれて、レゴブロックを使って新たなパチンコ店を設計せよ、との課題を出される。
出店する地域の情報と、パチンコ台の年齢別人気機種データと、既にオータで行われている店舗改革の試みを教えられ、それを元にどんな店舗づくりをするか、班で数時間協議する。
その後、実際にレゴブロックで店舗のミニチュアをつくり、プレゼンテーションを行った。

人事部の副部長と、採用担当の若手社員二名と、なぜかリクルートの社員が一人いた。

なし

プレゼンの基本として、なぜこの設計にしたか、なぜ利益が見込めると思ったか、ターゲット層はどこか、という軸をきちんと決めた上で、学生らしく自由なアイデアが欲しいと言われた。
また、喋りのメリハリや表情などのアドバイスも貰えた。

自分も含めて志望度が低い学生が多く、議論をする前に前提となる情報を読み込むので精一杯だった。
また、就職活動に対しても積極的に動けていない、インターンの場数を踏んでいない学生も多かったので、てんてこまいしているうちにプレゼンテーションの時間になってしまった。

就職活動の準備を一切していなかったし、似たような温度感の学生も多かったため、プレゼンテーションの基本中の基本や、就職活動に大事なこと（志望軸の決め方や心の持ち方）などを丁寧に教えてもらった。
また、アミューズメント業界の展望も誠実に教わったので、この業界を志望する人は受けるべきだと思った。

街にある普通のパチンコ店や、そこの客をそれとなく観察したり、就職活動のマニュアルに目を通しておけばよかった。
また、そのくらいの準備さえすればこのインターンは有益になると思う。

楽観的ではいられない市場概況も、それを乗り切るために展開されている新規事業も誠実に教えてもらい、どうしてもこの業界に入る踏ん切りがつかなかった。
また、インターンは本社の会議室で行われたが、ほとんどの社員が働く実店舗を見ることがなかったことも要因としてある。

「学歴では見ない。東大生が受けに来たが、面接時の服装がだらしなかったのでアドバイスした上で落とした」と人事の若手社員が言っていて、熱血な社風を感じた。
僕自身はそういった気風と合わないので、落とされるだろうと思った。逆に、知識が無くても学歴が無くても、熱意があれば合格すると思う。

志望度が下がった理由として、先行き不透明な業界であることと、熱血かつ挑戦的な社風であると謳っている点が自分との相性が悪く感じたため。
また、若手が挑戦できる環境だと言っていたが、それは離職率が高い業界だからではないか？　と疑問にも思った。

人柄や、社風と合う人間かを重視していると人事担当者が仄めかしていたため、インターンシップへの参加は本選考に有利になると思った。
また、本選考の一次面接はインターンの担当者が行うので、和やかな空気で進む。

就職活動の準備を全くしていなかったのでぼんやりとしか志望業界が無かった。
ただ、文系学部だが、産業を根幹から支える鉄鋼や機械メーカーなどに行きたいとはうっすら考えていた。また、堅実な社風のところで腰を据えて、ゼネラリストよりスペシャリストになりたいとも思っていて、ニッチでもシェアトップの企業を探していた。

幅広い業種を見ようと志望とはまったく異なるこの会社のインターンに参加したが、サービス業は景気の波によって浮沈が激しいためか、挑戦的な社風で、改めて自分には向いていないと知った。
留年したため、現在は20卒として様々な会社のインターンに参加しているが、BtoBの製造業を中心にした軸をしっかりと持って応募している。