16卒 本選考ES
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16卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
国書刊行会を志望する理由は何ですか。
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A.
私が貴社を志望する理由は、学問を支える本を多く刊行しているからです。私の研究分野はあまり学術書が豊富ではなく、歴史的な資料を探すのが大変でした。その経験から、学術書の大切さを実感し、それを守り広げていく仕事をしたいと考えました。 また、貴社は文学や社会などだけでなくオカルトにも力をいれ、更に近日マンガ・アニメ・ゲームの書籍も発行するということで、幅広い学問分野に精通していることが魅力的だと感じています。 続きを読む
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Q.
大学で学んだこと、またそれ以外で特に学生時代に力を入れたことを挙げてください。
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A.
私が大学で学んだことは、メディア論です。メディアがどのように人々のコミュニケーションに影響するのか、どのように作品を伝えているのかを考えてきました。そのことにより、自分がものを作る時にそのメディアの特性をどう活かすかに気を付けるようになりました。 学問以外で力を入れたことは、批評を書くことと批評同人誌を作ることです。半年間批評講座に通い、そこで出会った同士達と批評同人誌を現在2冊刊行しています。そこで原稿を集め、レイアウトを考え、期日までに本の体裁にすることの大変さを学びました。 続きを読む
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Q.
最近読んだ本で印象に残った本とその理由を挙げてください。
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A.
私が最近読んで印象に残った本は、『街場のメディア論』です。現在、「本が売れない」と言われています。しかし、この本では「本を買わない人」を更に「本を読みたいけど買えない人」「読みたい本が見つからない人」「本を読まない人」に分けて考えるべきだと提案しています。そう考えてみると、情報が溢れている現代では、自分に近いとされる本の情報ばかり集まってしまいます。それではなかなか読みたい・買いたい本は見つかりません。そのことを気づかせてくれたのがこの本でした。 続きを読む