【未知への挑戦、広がる視野】【20卒】京葉瓦斯の夏インターン体験記（文系/５daysインターンシップ）No.6896（法政大学/男性）（2019/7/25公開）

インフラ系の企業を中心に会社を探しており，その中で地元にあり普段からその会社のガスを使用しているということもあり京葉ガスのインターンシップに応募しました。また選考に際しエントリーシートやWebテストがないことも魅力的でした。

インターンは完全抽選制だったため特に対策はしませんでした。ただ参加することになった場合のために業界研究は行いました。

5daysインターンシップ

前半にやったこと

京葉瓦斯の保有する各施設の見学を行いました。基本的な説明が終わると文系，理系がそれぞれに営業部門と技術部門にわかれて実習を行いました。私は文系部門に参加し，営業部門の説明と社員との座談会を行った後，企画立案体験を行いました。

後半にやったこと

後半は文系と理系合同で施設見学と緊急時対応訓練の体験を行いました。その後グループに分かれて，今後京葉瓦斯が発展していくためにどのようなビジネスを行うべきかグループワークを行い最後にプレゼンをしました。

人事部社員

なし

営業体験を行った際に営業担当の社員さんからのフィードバックで，売り込む予定である商品だけを推すのではなく，そこから更に拡げ様々な自社商品をアピールすることが大切だと伺い自身の視野の狭さを自覚しました。

5日間始業から終業までみっちりとスケジュールが組まれていたため，ぬるま湯な学生生活を送っていた私には少しキツいものがありました。また最後のプレゼンでは文理混合で今後のビジネスプランについてのグループワークを行ったため，考え方の相違を上手く調整することに苦労しました。

ガス業界は全体的に自社の利益と社会への貢献を同程度に重視しているという印象を持ち，他の営利企業との違いを感じました。またガス会社が最も大切にしている点が安定的にガスを供給していくということであり，社員に対して日々のルーティーン作業であっても気を抜かずに慎重に仕事をすることを求めているという風に感じました。

ガスの自由化により新たな業界再編の波が来ると予想されているため，業界紙や経済誌などでエネルギー分野にかんする研究を深めておくべきだったと感じています。

インターンシップに参加し，座談会などで見ることの出来た社風や業務内容などの体験を通して，自分自身にガス業界が合っていると感じることが出来ました。また配属される可能性のある部署全てを見学することが出来たので，どのように自分が働くのかビジョンもしやすかったです。

インターンシップを通して，就職活動を行う上での軸と業界研究がかなり深まりました。更に周りの志望者のレベルや動機を知ることが出来たため対策を事前に立てることが出来ました。，また人事の方に顔と名前を覚えていただいたので面接の際に多少有利になるのかなと感じました。

インターンシップで行った様々な業務体験や社員さんとの座談会を通して，自分自身に業界への適性があると感じられたため非常に志望度が上がりました。また自分自身が思い描いていた業界の姿とあまりギャップがないことを再確認することが出来たためその点も非常に良かったです。

選考フローは一般組もインターン組も変わらず優遇されているとは感じませんでした。しかしかながらインターン参加者限定の冬期インターンがあり業界研究や会社研究を行う上で参考になりました。

ガス業界では京葉ガスと東京ガスを志望していました。他の業界では公共性の高いインフラ業界や鉄道業界を中心に東日本高速道路，中日本高速道路，首都高速道路などの旧道路公団系の企業と京成電鉄，東武鉄道，小田急電鉄などの大手私鉄，東京電力や中部電力などの電力業界を志望していました。また同時に地方公務員も志望していました。

ガス会社の業務は公共性が高く，自分自身に適性があると感じました。しかしながら業務に若干の物足りなさを感じたため，インフラ業界だけを志望するのではなく，メーカーや物流などの業界も志望することにしました。このインターンシップでガス業界の良い面と悪い面両方を見ることが出来たため，早い時期に志望業界の幅を拡げることが出来ました。