【アフリカの奇跡を支える未来へ】【19卒】 ＮＳユナイテッド海運 総合職の通過ES(エントリーシート) No.22240（大阪大学/男性）（2018/9/19公開）

学業面ではスワヒリ語の習得に力を入れた。週２回だけのスワヒリ語会話の授業の時間を有効活用するために、１回の授業で最低５回は発表する事を目標に取り組んだ。その結果、スワヒリ語会話の授業では毎回成績最高評価であるSを獲得していた。そして培ったスワヒリ語を活用し、ルワンダでの営業インターンシップやタンザニアへの１人旅行などに挑戦した。 また、ゼミでのわたしの研究内容は、「ルワンダの経済発展に関する考察」である。ルワンダでは1994年にジェノサイドが発生し、約３ヶ月の間で約８０万人もの人々が殺害された。またインフラも破壊され、ルワンダは経済的に壊滅的な状況に陥った。しかしそれから20年あまりで完全なる復興を遂げ、経済成長率は年間７パーセントを超えるなど、アフリカの奇跡と呼ばれている。このアフリカの奇跡の要因として、ＩＣＴ産業への注力があげられる。現在ルワンダではドローン事業や公共交通機関のキャッシュレス化などが進み、テックシティーとして世界の大きな注目を集めている。そこでルワンダの経済発展を支えた経済政策をICT産業の面を中心に読み解き、今後のルワンダへの影響や展望を考察する事を目的としている。 続きを読む

私が学生時代に最も打ち込んだことは、ルワンダでの１ヶ月間の営業インターンシップに参加した経験である。私は好奇心が旺盛な性格のため、日本人にとって最も馴染みが薄いアフリカでの営業経験という言葉に強烈な魅力を感じ、参加を決めた。当インターンシップでは食料品や日用品の宅配サービスの会員数を増加させ、売上を伸ばす事に取り組んだ。当初私は可能な限り多くの人に声をかける、数を重視した営業戦略をとっていたが、結果が出ない状態が続いた。そこで原因究明のためにルワンダ人に対して購買時に重要視する事についてヒアリングを行ったところ、彼らは口コミなどを重要視する保守的な国民性を持つ事が判明した。しかし１ヶ月という短期間で信頼関係を構築する事は困難だと考え、新サービスに抵抗を持たないと考えられるIT企業に勤める層に営業対象を絞り、アプローチした。結果、１週間で１０件の契約獲得に成功し、２５人中２位の成績を収める事に成功した。当経験から私は、未知の領域における相手理解の重要性、加えて既存の方法に捉われず、視点を変えたアプローチを試みる事が困難な状況の打破に繋がると学んだ。 続きを読む

「陰の努力家」だと言われる。私は困難な状況に陥っていても、周りにそのような素振りを見せず、可能な限り自分で考え抜こうとする。すぐ周りに助けを求める事は自分の成長に繋がらないと考えているからだ。上述したルワンダでの営業インターンシップの際も、結果が出ない状態が続いたのは辛かったが、自分で考え抜き、解決策を導き出した事は、自分の成長、自信に大きく繋がったと強く感じている。また、コンサルティング会社で１年間インターンシップをしていた際も、自分で考え抜いた事が成長に繋がったと感じている。当インターンシップでは、コーヒー豆のオンラインショップの売上増加の戦略立案に携わった。私はＩＴに関する知識が全く無い状態から取り組んだため、何から取り組めば良いかも分からず、思い悩んだ。ＩＴに詳しい人に聞けば簡単だが、それでは自己成長に繋がらないと考え、１から勉強した。そして私の立てた戦略は社長に認めてもらえ、私の戦略をベースに進めてもらえる事となった。このようなすぐ人に頼らず、自ら考え抜抜こうとする姿勢を評価され、周囲の人から「陰の努力家」だと言われると考えている。 続きを読む

日本の便利な生活を根底から支える業務に携わりたいと考えたからだ。私はルワンダ、タンザニアへ渡航した際、電気、ガスなどのエネルギーの不安定さを初めて体感した。都市部であっても日常的に停電が起こり、都市部以外では日が暮れると真っ暗で出歩けない状態であった。このような生活を経験して初めて、日本の社会がいかに便利で豊かな社会であるかという事に気がつき、日本の生活を支える仕事に携わりたいとの思いを抱くようになった。中でも海運業界はエネルギー自給率が低く、輸入に頼らざるを得ない日本に置いて、非常に重要な役割を担っていると考えている。周りを海に囲まれる日本で、エネルギー安定供給を真の意味で担い、根底から支えているのは海運業界であり、この根底を支える業務に大きな魅力を感じている。中でも貴社は、エネルギー資源の輸送に長けており、日本の生活を支える重要な役割を担う事ができると考えている。もし貴社にご縁を頂く事ができれば、運行管理業務に携わりたいと考えている。この業務であれば、私の強みである、様々な経験で身につけた冷静な判断力を生かす事ができ、なおかつ運行自体を支える根幹を担う事ができると考えたからだ。 続きを読む