【伝わるアイデア、未熟な伝え方】【21卒】柳井紙工の冬インターン体験記（文系/商品企画）No.11494（福岡女子大学/女性）（2020/10/21公開）

パッケージの業界に興味があり、ナビサイトで全国のパッケージ会社を色々と調べていたところ、お菓子のパッケージに特化した会社があることを初めて知って興味が湧いたため、インターンに行ってみようという気持ちになった。

このインターンシップは選考は無かったが、パッケージ業界の知識や会社の事業内容について勉強して当日に臨んだ。

和菓子の新商品のパッケージやプロモーションを企画しよう

1日目にやったこと

午前中に会社案内のビデオを見て、工場見学をさせていただき、昼食をはさんで、午後に和菓子が配られて、そのお菓子のパッケージやプロモーションの方法を一人で考え、社員の前で発表した。

商品企画の社員

なし

どら焼きのパッケージやプロモーションについて自分で考えて発表した時に、社員の方から、アイデアは良いけど、伝え方がまだ未熟だと言われたことが印象的で、確かに理論的に伝わるように話せていなかったなと気づかされた。

インターンシップで大変だったことは、何の予告もなく、いきなりどら焼きが配られて、「今から１時間でこの商品が売れるようなパッケージとプロモーションを考えて、資料にまとめて発表してください」と言われ、十分にアイデアを考える時間もなく発表の準備までしなければならないことに苦労した。

インターンシップに参加して、商品のパッケージやプロモーションを考えることは、想像以上に難しいことであると感じたし、仕事には時間制限があるので、限られた時間で、段取り良く作業を進めていく難しさも学ぶことができたので、参加して本当に良かったと感じている。

インターンシップに参加する前に、パッケージの知識をしっかりつけて、日頃から色々なお菓子屋さんのパッケージやプロモーションに注目しておけばよかったと感じる。

今回、柳井紙工株式会社について会社についての説明を聞いたり、工場見学までさせていただくことになって、より深く企業について知ることができたし、新商品のパッケージを考える過程は難しさ以上に面白みを感じ、これを仕事にしたいと思ったので、想像できた。

この企業は採用人数が少ないため、内定獲得はなかなか難しいと思うが、冬の時点でインターンシップに参加に参加していることは、入社意欲のアピールに少なからずなると思うため、普通に選考を受ける人よりは、優位に作用してくれるのではないかと考えたため。

インターンシップに行くまでは情報が少なく不明点が多かったが、インターンシップに参加することによって、ホームページ上やパンフレットでは分からなかった、企業の魅力や人の温かさなどを肌で感じることができたので、自分もこの会社の一員になって働きたいという気持ちになった。

インターンシップへの参加が本選考に有利になると思った理由は、インターンシップに参加している人は早期選考の案内が受け取れることと、面接でインターンシップに参加したことをアピールできることの２点である。

インターンシップに参加する前はパッケージ業界や食品業界になんとなく興味があったため、その方面の企業をいくつか行ってみたが、全て県内の企業で探していたため、今考えて見ればとても視野が狭かったと感じる。この企業はお菓子に特化したパッケージという独自性があったため、県外でもぜひ行ってみようという気持ちになり参加した。

勇気を出して県外の企業まで足を運んでインターンシップに参加することができて本当に視野が広がるいい機会になった。ただ漠然とパッケージ業界か食品業界という想い描いていたイメージの両方が実現できる、「お菓子のパッケージ」の会社ということで、自分の中で本当に行きたいのはこの会社ではないかと強く感じ、就活のモチベーションとなった。