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【未来を加速する自動運転革命】【19卒】 本田技術研究所 技術系の内定ES(エントリーシート) No.22554(東京大学大学院/女性)(2018/9/19公開)

株式会社本田技術研究所の本選考における、エントリーシートで出題された設問とそれに対する先輩の実際の回答を公開しています。ぜひ、卒年や職種による設問の違いや傾向を確認して、先輩の回答を選考対策に役立ててください。

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公開日:2018年9月19日

19卒 本選考ES

技術系
19卒 | 東京大学大学院 | 女性

Q.
A-1 学生生活において最も力を入れて取り組んだ学問・研究テーマは何ですか    その内容について具体的に入力して下さい

A.
<学問・研究テーマ>500文字 自動運転バス減速時のランカーブ設計 <内容>500文字 バスなどの公共輸送を目的とする車両においては、乗客の乗り心地と車内安全は大切なものである。車内事故を防ぎ,さらには乗客の快適性を向上させるため、車両を緩やかに加減速させることが有効な方法の一つとして考えられている。一方,他の交通流への影響も考えれば,徒に緩やかな加減速を行うことは適切ではない.バスなどの運転手は,高度な技量により,両立を行っているが,現在の自動運転車両において,快適性,安全性までを考えた加減速を行っているとは言えない.また、ブレーキ時には減速度だけでなく、さらにジャーク(減速度の変化率)も乗り心地に強く影響するといわれている。本研究ではバスをはじめ乗用車のブレーキ時の減速度、ジャークおよび乗客の乗り心地、車内安全の関係に基づき、多様な市街路において、自動運転車両が快適で,安全に減速できるように、適切な加減速時のランカーブ設計を行うことを目的とする。 続きを読む

Q.
A-2 その学問・研究テーマにどのように取り組み、何を得ましたか。500文字

A.
実際の現場で問題を発見し、さらに課題を抽出する能力を得ました。中国の大学では学習の段取りや論文の内容などは全部学校の先生が決まったことです。だから日本の研究室に進学した初めてのことで、先生に研究内容を指定されないため、何をやるべきか少しも心当たりがなかったです。しかし、去年の12月、先生に連れて北海道広尾郡大樹町で実施された自動運転バスを試乗しました。そこでバスが加減速を行うとき、乗り心地はあまり良くないという点が気づきました。また、どうして私たち毎日乗っている電車の乗り心地が悪くないかと考え、乗り心地の影響要因について文献調査を行い、さらに今の研究テーマを決めました。将来、企業に入っても、「未来をどうしたいか」という問題を常に抱え、不断の研究と努力を忘れないことは重要であると考えております。 続きを読む

Q.
B-1 学生時代に最も情熱を注いで取り組んだ内容について入力してください。

A.
大学4年生の頃、中国のあるラリーチームで一年間のインターンシップに最も情熱を注いで取り組みました。 大学時代、私の「車両理論」担当先生はモータースポーツが好きで、よく授業の時、モータースポーツの面白い話を例として挙げました。そこで私は初めてモータースポーツの世界に入り、ますます興味が湧きました。 その後、モータースポーツの情報に関心を持ち、同好の士と積極的に交流し、様々なレースカーの基本知識を学びました。大学4年生の頃、FAW-Volkswagenラリーチームの英語通訳者として一年間のインターンシップを参加しました。 そのチームのメンバーはイギリスのプロドライブ (Prodrive)というモータースポーツ専門企業から来たエンジニア6名と、中国側十数名のプロ・メカニック、ドライバーで構成され、年間7戦の中国ラリー選手権(CRC)の優勝を目指して奮闘します。 私の仕事は両側の指令やフィードバックなどの対話を通訳することです。 知識が足りなく、一度も経験したことがない仕事で不安は常にありました。しかし、モータースポーツに対する情熱により、どうしても諦めないと思って、英語力を向上させながら、車両ダイナミクスを一生懸命勉強し、エンジニアの指示を深く理解できるように努力しました。 通訳の仕事を通して、専門知識やエンジニアの考え方など、貴重なことを学びました。そして、モータースポーツはドライバーだけではなく、ものづくりや技術開発競争、チームワークなど、様々なことが勝利のカギを握っています。その魅力を感じ、対戦で達成感と充実感を味わうことができ、モータースポーツエンジニアになりたいと思いました。 続きを読む

Q.
B-2 取り組みの過程で直面した困難なことは何ですか。

A.
一年間のインターンシップに取り組む過程で直面した困難なことは2つあります。 1つ目は専門知識の不足です。試合現場の通訳は英語力だけではなく、車両に関する知識やモータースポーツにおける背景など、様々な知識が必要です。または、いくら事前に準備しても、試合の時に見たことがないパーツや知らないルールがたくさん出て来ます。その場で次々とやりとりが進んでいくため、理解力、反応力、まとめる力など、いろんな力が必要となります。 2つ目はプレッシャーが重い仕事環境です。モータースポーツには0.1秒の差でも大事で、どんなに小さい間違いでも、負ける原因になる可能性があります。想像以上大きな負荷がかかリ、重要な役割が与えられて責任感など、今まで最大の挑戦だと思いました。 続きを読む

Q.
B-3 困難を乗り越えるために「どうしたか」を、自身の想いなどを踏まえて入力して下さい。

A.
一つ目については、私は英語の専門用語と会話能力を上げるために、いろんな方法を工夫しました。例えば、現場へ行く前に中英対照の車両構造という教科書を読み、車両専門用語をなるべく多く覚えるように準備します。そして、現場にいる時、少し空いている時間があれば、両側の方に知らないパーツやツールなどの名称と原理を教えていただき、次回すぐ対応できるようにメモを残して常に復習します。会話能力の向上については、イギリス人のアクセントを理解できるため、「Top Gear」というイギリスの自動車番組をよく見ました。アナウンサーのアクセントを真似して、セリフを何度も繰り返して練習しました。そのおかげで、数か月後、自分の発音も一段と向上され、試合現場での対応は前よりスムーズになりました。 二つ目に対して、私は“自分に対して何が一番重要か”、“どんな人間になりたい”、“何のために頑張らなければならない”と考えました。モータースポーツのエンジニアになりたければ、どのような環境でも冷静に判断できる能力を持たなければなりません。プレッシャーが常にあることです。確かに過程が辛いはずが、最後に優勝できた時、何よりも幸せだと思います。その達成感が私にとって最も重要なものだと感じた。“エンジニアとしてチームの一員になりたい”、“今から頑張らなければならない”と思い、徐徐にプレッシャーな環境を対応できるようになりました。 続きを読む

Q.
B-4 その経験から何を学び、それをどう仕事に活かしていきたいですか。500文字

A.
一年間のインターンシップを通して学んだことが主に二つあります。 一つ目は、わからない事が必ず聞くことです。私は初めて試合が参加した時、あるエンジニアの指示がよくわからないままで通訳し、すんでのところでペナルティーをとられ、すごく後悔した経験があります。その時から、二度と発生しないため、わからない事は必ず聞く習慣を意識しながら持つようになりました。この習慣は仕事に対してもすごく大事だと思います。特に、私は外国人として、言葉の壁がどうしてもあり、わからないことが多いと思います。その時、自分で真剣に考え抜き、それでもわからないことをその場で確認し、1つづつ解決したいと思います。 二つ目は、かけがえのない存在になるため、足を止めず前を向いて進み続けることが大事だと学びました。 私はチームの通訳者だが、ただの通訳ならば、英語が話せば誰でもできるような仕事だと気付き、自分の価値があまりないように感じました。その一方、よく交流したエンジニアの方々はたまにいない時、チーム全員の仕事がほぼ進めない状態となり、チームのかけがえのない存在となっております。そこで、私もそのような人間になりたいと思いました。時間の余裕があれば、エンジニアの指示を通訳だけではなく、その指示の意味と考え方も理解できるように質問し、資料の調査など自分で勉強を行いました。これからの仕事は自分の夢を実現できる場所だと思い、足を止めず、日々成長して、かけがえのないエンジニアになりたいと考えております。 続きを読む

Q.
C-1 あなたが仕事を通じて、成し遂げたいことはなんですか。その根底にある想いや理由と合わせて入力してください。500文字

A.
私の夢はエンジニアとして好きなチームとドライバーのために、最も競争力の高いレースカーを作りたいことです。モータースポーツが好きになった最初の私は、ただ普通のファンとして応援しました。インターンシップの一年間に、ラリー現場でエンジニア方々の決断する姿、試合中の重要性を頻繁に見られます。その時、モータースポーツエンジニアになると、自分の手でレースの勝利を掴み取れることを深く感じました。ただファンとしてドライバーを応援するより、エンジニアとして車を設計し、ドライバーと一緒にレースの勝利を勝ち取ることが私として意義深いと思いました。ですから、私は仕事を通じて、最も成し遂げたいことがモータースポーツ業界で一番レベルの高いF1を目指し、チャンピオンをとれる車を作ることです。 続きを読む

Q.
C-2 その実現に向けて、どのようにアプローチしますか。500文字

A.
まず最初に基礎を学びます。私はレースカーのパワートレイン制御に携わる仕事をやりたいですので、ロードカーとレースカーの両方の知識も必要です。それから頑張り続けること、経験を積むこと、あきらめないことです。F1の世界に入るのは決して簡単なことではないがわかりますので、最初に入れなくでも、関連部門で様々な経験を積み重ねながら、チャンスを待ちます。また、F1の裏方で働いている先輩社員と交流し、情報網を築くことも重要だと思います。先輩から情報やアドバイスを伺い、自分自身の能力を向上するのと同時にチャンスを尋ねると考えています。 続きを読む

Q.
C-3 実現の場として志望する理由を入力してください。500文字

A.
私がHondaに志望する理由は単純です。ただHonda Racingの大ファンだからです。私が初めてモータースポーツの世界に接触した時点は、Hondaにとっての真っ暗な2015年です。性能も信頼性も足りなく、好きだとは言えませんでした。しかし、偶然なチャンスで見た『アイルトン・セナ~音速の彼方へ』というドキュメンタリー映画をきっかけに、Honda Racingの伝説的な歴史を了解しました。最初はただ買収されないように、欧州勢が権勢を誇っていたF1に参戦を決め、F1が何なのかさえ知らなかったところから16戦中15勝を挙げる快挙を成し遂げたまで、Hondaはずっとあり得ないことをやり続けっています。今までの私もずっと”あり得ない”夢を挑み続けっています。単なるモータースポーツに対する情熱により、現場の経験を積み、日本語を学び、東京大学に進学し、やっと夢を触れると感じました。今のHonda Racingのように、すぐに成功しなくても、決して諦めることはありません。確かに今のHondaは成績が良くないですが、輝く歴史から見ると、Hondaが必ずF1の頂点を戻せると信じています。そして今度、私は歴史の立会人だけではなく、Hondaと一緒に歴史の創造者になりたいと思います。 続きを読む
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基本データ
会社名 株式会社本田技術研究所
フリガナ ホンダギジュツケンキュウジョ
設立日 1960年7月
資本金 74億円
従業員数 13,000人
売上高 1608億3500万円
決算月 3月
代表者 松本宜之
本社所在地 〒351-0113 埼玉県和光市中央1丁目4番1号
電話番号 048-461-2511
URL https://global.honda/jp/RandD/
NOKIZAL ID: 1697144

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