20卒 本選考ES
技術職
20卒 | 九州工業大学大学院 | 男性
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Q.
学生生活において、もっとも力を入れて取り組んだ学問・研究テーマは何ですか。 またその内容について具体的に入力してください。(500文字)
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A.
車両対車両の事故が8割強と高い割合を占めている現状から、これらの事故を未然に防ぐためには周囲車両と車間距離を正確に把握することが必要です。実際にカメラを用いた車両検出が行われていますが、夜間や逆光には不向きです。そこで、物体までの正確な距離の測定と夜間や逆光などの照明変化に対応可能なLIDARという3次元物体認識センサを用いて、車両と車両以外かを識別するための手法の考案と考案した手法の識別性能の評価を行っています。また、考案した手法のうち車両識別に有用・不要な手法を明確にすることで計算コストの削減と識別精度の高精度化を図りました。これらの研究成果は、自動車関連の学会で発表させて頂きました。現在の研究課題は、遠方車両の識別性能の向上です。遠方車両ほど得られる情報量は少なくなるため、遠方車両は近方車両に比べて識別性能が低下するという課題があります。そこで、画像処理の分野で応用されている手法をLIDAR用に拡張し、近方車両と同程度の情報量に増やすことで認識性能の向上を試みるなど、課題克服に注力しています。以上より、100m先かつ100%の高性能な車両検出を目指し取り組んでいます。 続きを読む
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Q.
その学問・研究テーマにどのように取り組み、何を得ましたか。(300文字)
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A.
未経験の分野でも積極的に向き合うことで、目的意識を持つ大切さを得ました。この研究を行う上で最も難しかったことは、本研究にあまり前例がなく自分で1から手法を考案したことです。私は、センサの良さを生かすことで高性能な車両検出を実現したいと考えていました。そこで、センサの仕組みを一から理解することや自動車関連の学会に自ら足を運び、最新の技術動向や考え方について直接技術者に質問することで課題解決に取り組みました。そして、得た情報を踏まえ車両らしさを獲得できるような手法を自ら考案し、評価しました。その結果、どの手法がどの程度識別に有効なのかが検証し、車両検出のベースとなる手法を確立することができました。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も情熱を注いで取り組んだ内容について入力してください。(200文字)
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A.
パソコン教育支援サークルでの活動に注力しました。本サークルは主導する大学生を中心に市役所と企業の3者で活動し、主に地元の小学生に対してパソコンの使い方を教えるセミナーを実施しています。子供たちにセミナーを通して達成感を得て喜んでもらいたい想いから、ロボットを活用したプログラミングセミナーを新たに取り組みました。結果、子供たちはプログラミングでロボットが自分の想いのままに動く事に感動してくれました。 続きを読む
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Q.
取り組みの過程で直面した困難なことは何ですか。(500文字)
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A.
取り組みの過程で直面した困難なことは、子供たちを飽きさせてしまっていたことです。実際に、セミナーの参加を見送る子供が増えており、参加者は減少傾向にある現状がありました。この活動において、私は総務を担当し、セミナーの企画運営や3者の橋渡し役など組織を統括する役割を担っていました。そこで、総務の立場としてこれらの課題の何が根本の原因なのかを追究した結果、企画するセミナーの内容が原因だと気づきました。実施するセミナーの内容については毎回学生のみで決めていたため、同じような内容に落ち着くことが多く、その繰り返しでした。そこで、この現状を打破するためにはメンバーの想いを共有する場が必要だと考え、学生、市役所、企業の3者での会議の場を設けました。その結果、ともに活動するメンバーとどうやったら子供たちが喜んでくれるかを議論しあうことで、チーム一丸となって「子供たちを喜ばせたい」という共通の目標に向かって進むことができました。実際に、新しい企画のセミナー開催に繋がり、子供たちもこれまで以上に喜んでくれました。また、親御さんからもこれまで以上の好評を得ることができ参加者も倍以上増える結果に繋がりました。 続きを読む
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Q.
その経験から何を学びましたか。それをどう仕事に活かして生きたいですか。(300文字)
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A.
共通の目的を共有し目標に向かって連携する大切さを学びました。夢実現のためには、乗り心地や期待通りの車の操作性など各領域で理想があり、全体として各領域のバランスをとるためには各部署間の密な連携が欠かせません。学生はセミナーの主催、市役所は活動場所の提供、企業は活動資金支援と主要な役割は異なりました。しかし3者会議の開催により、互いの役割は違っても一緒になって課題に向き合いアイデアを出し合うことができました。その結果、3者一体となって問題を解決できました。そこで、これらの経験を周囲と連携し協力して業務を進めることに活かしていきたいです。そして、お客様に乗る楽しさを届け満足してもらえる車を作ります。 続きを読む
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Q.
あなた仕事を通じて、成し遂げたいことは何ですか。その根底にある想いや理由とあわせて入力してください。(500文字)
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A.
私が仕事を通じて成し遂げたいことは、「クルマを運転する楽しさを届ける」ことです。私自身、趣味であるドライブを通じて自分の思い通りに走らせたりすることでクルマと共に過ごす楽しさに心揺さぶられ、多くの感動を味わってきました。この経験から、人々に夢と感動を与えられるクルマには、「自己表現」というドライバーの想いを具体化できる魅力があると考えます。そして、この魅力を感じてもらうためには事故を起こさないクルマであることが大前提です。事故を起こさない「安全」がクルマに乗る人の「安心」を生み、その安心が楽しさへと繋がると考えます。そこで、私は不測の事態や人が気づけない部分に対しての安全支援によりドライバーをそっとサポートし、目的地に着くだけではなく見たい景色があれば道脇に止めて観賞したり、気分転換のために行き先を決めずに走らせたりできるようなクルマを提供したいです。安心安全で乗っていて楽しいクルマであれば、クルマは人生をともにできる存在となります。そして、ドライブするひと時が車に乗る全ての人たちにとって幸せな時間に変わります。その時間こそが、「楽しく移動できる空間」の提供に繋がっていくと考えます。 続きを読む
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Q.
実現の場としてHondaを志望する理由を入力してください。(300文字)
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A.
貴社は運転する楽しさを損なわず高めていくという明確なビジョンと、すべての人に自由な移動を提供するための安全なクルマ社会の実現に取り組まれています。OBの方々との懇親会や2週間の冬季インターンシップを経験する中で、自分が楽しんでやらなければ作るモノも楽しいものを作れない、そんなエンジニアとしての強い想いに惹かれました。また、貴社はテストドライバーを兼ねるといった自身の感覚、考えを実践しよりよいモノを届けられるような土壌があります。そんな貴社だからこそお客様に質の高いクルマを提供できると考えました。以上より貴社であれば自らの手で「安心安全で乗っていて楽しいクルマ」が実現できると考え志望致しました。 続きを読む