【未来を変えるコンビニ施策】【22卒】ファミリーマートの夏インターン体験記（文系/社会課題解決体感コース）No.13000（早稲田大学/女性）（2021/3/13公開）

選考のないインターンを探していたら見つけた。特に強い関心はなかったが、コンビニエンス業界がどのような仕組みで儲けているのか学んでみたく、申し込んだ。また、社会課題とは無縁そうなコンビニが、社会課題解決を銘打ってインターンを開催していることに疑問を持ち、具体的な取り組みが知りたかった。

枠が空いたら早く申し込むこと。選考はないので早い者勝ちである。メールを定期的に更新して、すぐに枠を抑えることをお勧めする。

コンビニによる社会課題解決策を考えよ

1日目にやったこと

会社概要について触れた後、グループ分けを行った。事前ワークで尋ねられた、今気になっている社会課題を発表し合い、班全体でファミリーマートとしてどのような施策が練れるのか考えた。

人事部社員

なし

食品廃棄問題に関して触れた際、そういったことはできない、とあっさり言われてしまい、何のための社会課題解決なのか疑問に思い、笑ってしまった。結局サステナビリティとは見せかけで、何も変える気はないのだなと感じた。

同じ班の学生のやる気がなく、意思も弱く、アイディアがなかなかでなかった。議論を先に進めようにも一向に進まなかった。また、あまり社員の方と話す機会が得られず、単なる学生間の意見交換の印象が強い。案に対するフィードバックも最後まで得られず、不満であった。

特に学べたことはない。フランチャイズシステムについてはすでに知っていたため、インターンシップで得られた情報、知識は微々たるものであった。コンビニ業界にははいりたくないな、と一層強く感じることができたことが参加して唯一わかった良かったことである。

特にない。社会問題についていくつか自身で案を出しておけば、グループワークでアイディアだしが行き詰まった時に便利であると思う。

体面だけの社会課題解決に不快感を持った。健康に配慮したヘルシーメニュー案への誘導があったが、そもそもコンビニ食には多くの食品添加物等が含まれており、健康とは程遠い。取り組むべきことは他にもあるが、そういったことは真っ向から否定していた環境では働けないなと思った。

理想主義とコンビニ業界は合わないなと感じたからである。フィードバックで受けた審査員の「食品廃棄問題解決は無理」という強い意志が、こういったことを解決しなければ国際社会からいずれ批判を受け、企業イメージを損なう可能性を全く考慮しておらず、企業として理想論を語る学生とは相反するのではないかと思った。

コンビニ業界は、現在のフランチャイズシステムを維持したまま、より高い利益率を達成しようとしているため、環境問題などに携わる余裕などない。今後の社会世論にもよるが、現時点で社会課題などを解決する気はないと本インターンのフィードバックにてはっきり分かったため、合わないなと感じた。

選考なしインターンであるため、特に本選考に有利になる要素はなかったと感じる。ただし、その他イベントへの誘いは来るため、すべて参加すればその可能性もあるのかもしれない。

特に業界は絞らず、少しでも関心のある企業にはエントリーし、インターンシップに参加できるうちは様々な業界を体験しようと思っていた。その中でも、社会貢献性や、国際トレンドへの柔軟性のある企業に行きたいと考えていたため、サステナビリティや社会課題解決などをうたう企業インターンに特に集中してエントリーした。

コンビニ業界には絶対に行くまいと考えた。日本の小売業の抱える問題点や、サステナビリティ達成のために日本企業がどんな姿勢をとっているのか、具体例を把握することができたため、その後のコンサルティングファームでの選考でここで得た知見などを披露したところ、高い評価を受け内定を得られたため、決して無意味ではなかった。