【DXで中小企業を支援】【22卒】船井総合研究所の冬インターン体験記（文系/デジタル支援DXコース）No.12646（早稲田大学/女性）（2021/1/22公開）

コンサルシンクタンク系のインターンシップに片っ端から応募する中で、一番楽に通過したから。あまり志望度は高くないが、中小企業向けコンサルティングに興味があり、参加を決意した。別インターンとかぶっていたらおそらく辞退していたと思う。

面接でなぜ船井か、という質問が確実に来ると想定し、船井総研の強みである中小企業へのコンサルティング事例などを公式サイトを通じて確認、暗記した。

中小企業のＤＸ化での業績アップを体験する

前半にやったこと

前半は船井総合研究所の事業内容や、中小企業を取り巻く環境、DX支援に関する説明を受けた。現時点での課題などを共有され、グループワークの基礎的な部分に取り組んだ。

後半にやったこと

後半は主に発表の準備を行った。ワークの内容がかなり重く、インターン時間外にスライド作成をすることもあったため、なかなかチームメンバーと日程が合わず苦労した。完成後、人事と社員の前で発表した。

マネージャークラス

なし

船井総研とのマッチ度に重きを置いていたように感じる。また、ロジックに捉われず熱意をもって説得する必要性を説かれ、コンサルティングに淡々と説明するイメージを持っていた私にとって、非常に印象的に映った。

ワークがかなり重く、チームメンバーと時間外ワークをしようにも皆忙しく、時間を合わせるのが非常に大変だった。オンラインであったために、社員の方々からの懇切丁寧なフィードバックはあまり受けられなかった。ワークを完成させるにあたり、学生とばかり議論するのは退屈に感じた。

チームで何か一つのことに取り組む達成感や、チームメイトと時間やワークの進め方を工夫することで、一体感を感じることができた。また、船井流のアプローチに触れることができるため、参加していない人よりも圧倒的に企業理解を深め、志望理由を差別化することができると感じる。

船井総研が過去に行った中小企業へのコンサルティング事例を良く読み込んでおくと、この会社の得意なアプローチ方法がわかり、ワークに有効と考える。

社員の方と交流する機会があまり多くなく、ただの学生間グループワークに過ぎないと感じたため、あまり働くというイメージを持つことができなかった。ただ、ワークを通して船井流のアプローチには触れることができたため、企業理解は非常に深まったと感じている。

周りの学生はあまりレベルが高くないと感じた。フィードバックでもリーダーシップを評価してもらえたことから、ほかの参加者と比較してかなり船井が求める人物像に近かったのではないかと考えたから。また、企業理解がほかの参加者よりもしっかりとできており、面接官や採点官から求められている回答が常にできていたと感じるから。

残業が多かったこと。通常、オフラインで行われるワークを、社員の方々の目が届かないインターン時間外で取り組むのは非常に微妙であった。そもそも、学生も非常に学業で忙しく、なかなか時間を合わせることができないことから、しっかりとインターンシップ内で時間を確保してほしいと思った。

優遇ルートへの案内が来たため、選考に直結していると感じる。優遇ルートに乗れば、本選考の複数プロセスが免除となるため、通常選考を受けるより、非常に有利であると感じた。

外資消費財のマーケティング部門を希望していたが、選考における相性が悪く、国内消費財、食品のマーケティング部門、総合コンサルなどを幅広く見るようにしていた。コンサルティングの中では特に専門性の高いファームやジョブを集中的に見ており、ＦＡＳや中小企業専門等、そういったファームに集中的に応募していた。

強いてあげるとすれば、日系企業は合わないなと感じ、改めて外国資本の企業への適性を感じた。日系のコンサルティングファームの非効率的な面を見てしまったように感じる。私には合わないと感じた。このインターンシップ後は、国内コンサルティング企業選考への出願を止め、外資文化の強い企業に集中してエントリーするようになった。