【V字回復の舞台裏】【20卒】Ｓｉｌｋｙ　Ｇｌｏｓｓの夏インターン体験記（理系/マーケティング）No.3640（大阪大学大学院/男性）（2018/9/26公開）

USJはV字回復を誇った実績から、それを達成させたマーケティング部について興味を持っていた。また、身の回りにマーケティング部に内定をもらった人もおり、話を聞くうちに更に関心を抱き、インターン選考の応募を決心した。

内定者から可能な限り詳細に話を聞き、第一関門であるWebテストに関しては研究室の同期に力を借りて、一緒に問題を解いたり、第二関門であるGDに関しても積極的に練習に付き合ってもらった。また、ディスカッションのテーマを予測し、データを扱ったGDの模擬練習を重ねることで、本番でも臆せずに話すことができた。

特定の期間に特定の売り上げを達成する事業案の提案

1日目にやったこと

チームメンバーとは初見であったため、アイスブレイクの時間が与えられ、その後テーマ発表が行われた。膨大なデータを渡されたため、各々で流し読みなどを行い、その後チームとしての今後の方針を話し合った。

2日目にやったこと

3日目が発表であることから、2日目は巻きで議論を行った。しかし、議論の方針がまとまらずいったりきたりの議論を重ねてしまい、メンターに助けをこいながら議論を行った。だが結果的にまとまらず、3日目の午前中の一部を議論の時間とあてることになった。

3日目にやったこと

午後には発表が控えていたため、2日目で詰め切れなかった部分を分担してつめ、その後半ば強引に発表用資料の作製に向かった。後半は発表があり、他の班の発表を聞いていたが、どの班もパワポをそれなりに作りこんでおり、反省点の一つと感じた瞬間だった。

マーケティング部の社員及び執行役員

年パスとマフラー

ゲストの「インサイト」を考える際に、学生の間ではだいぶ良いものができたと感じていたが、そのほとんどがまだ考え方が甘いと突き返された。同時に「インサイト」の考え方やフレームワークの独自のものを積極的に発信してくれたため、行き詰ってはそのフレームワークを使ってトライしてみた。

1，2日目にもっと急いで議論を進めればよかった。どうしてもまだ時間があると思いながら議論を重ねてしまったため、後半にしわ寄せが来たと感じる。また、意見がぶつかった際の評価軸を設定できなかったため、議論がいったりきたりしてしまった。早めに評価軸の決定を行っていればだいぶ変わったと感じる。

周囲の学生が思った以上に優秀であり、自分の足りない点を反省できたことだ。特に、京大や東大といった方々はすぐに言葉を発さずに的確なアドバイスを行っていた為、自覚はしていたが更に改善すべきと感じた。また、タイムマネジメントやチームビルディング力の甘さが露呈してしまったため、今後授業などを通じて更に強化すべきと感じた。

評価軸の設定方法を複数準備しておく。我々の議論ではそこが最も甘く、かけていた点であったため、次回はそこを意識してGDを行っていきたいと感じた。

マーケティング部の社員さんが本当に親密に接してくれたため、メンターさんの考え方や、普段の会社での様子を細かく教えてくれた。人によってはかなり具体的な質問をしていたがそれにもほとんどすべて答えてくれたため、どういう状況ではどうなるのかを具体的に予想ができた。

USJのマーケティングではインターンが本選考の一部であるため、インターンを勝ち残る必要があるため。またインターン自体が夏と秋の二回しかなく、選考倍率もかなり厳しいうえに、競う学生のレベルが十二分に高く、次回の秋ではさらに対策が必要になると感じた。

ゲストに笑顔を届ける企業ということで、ワーク中も笑顔が十分に見られ、またメンターさんも優しく接してくれたために志望度合いはあがった。一方で、考え方や考える深さといった点では自分にはまだまだ足りていないと感じさせられたことも事実であり、そういった点ではかなり頑張る必要があるとも感じた。

上記でも述べたが、インターン自体が本選考の一部であり、インターン合格者からしか内定者を取らない為、有利不利はあまり関係なかった。インターン参加者がそもそも高レベルであったため、あれを勝ち抜くための努力は何なのか再考してきたい。

志望業界として、コンサルティング業界を中心に考えていた。特に、アビームやベインといった有名企業を志望していたが、インターン選考で落とされ、かなり意欲は下がった。同時にUSJなどのテーマパークのマーケティングにも興味があり、本インターンを受けたが、自身の頑張りがゲストの笑顔となって返ってくるというテーマパークならではの喜びから大きく志望度合いはあがった。

秋インターンにも再度挑戦するが他の業界や企業の研究をする必要がこれまで以上にでてきたと感じた。その中で特にP&Gなどの社員がUSJに中途採用でいたため、そういった企業についても十分に見ていきたいと思う。他にもマーケティングが強い会社や、やはりコンサルティング業界といったところを中心に見ていきたいと思う。