21卒 本選考ES
技術職
21卒 | 東京都市大学 | 男性
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Q.
ご自身の長所と短所を教えてください
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A.
私の長所は、物事に粘り強く取り組めることです。大学の事例研究(卒業研究の前段階として研究室に仮配属された3年生に課されるもの)では、FORTRANというコンピュータ言語で作られた解析プログラムに取り組むことになりました。最初はソースコードさえ読めない状態でしたが、専門書などで独学して講習会にも積極的に参加することでプログラムを自力で書けるレベルに到達しました。さらに、OpenMPを用いた並列計算に関しても同様に粘り強く理解を深め、事例研究が始まって約2カ月の間にFORTRANでプログラムを書きOpenMPで並列計算ができるようになりました。このような粘り強さが私の長所です。 一方、短所は重要な場面で過度に緊張してしまうことです。子供の頃から「ここ一番」の場面では、失敗しないよう意識し過ぎるところがあります。例えば、水泳大会等に臨む折には練習段階から失敗する場面ばかりを想像してしまい、人一倍過剰に緊張しておりました。大学生になった現在でも、研究発表会やプレゼンテーションの前は気持ちが落ち着きません。しかし、失敗しないように事前の準備を念入りに行うようにしています。以上が短所ということになります。なりました。これにより緊張しつつも、大きなミスなくやり遂げることができるようになりました。 続きを読む
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Q.
学業・クラブ活動・その他活動の体験から得たものについて記載してください
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A.
私は、クラブ・サークル活動(高校では山岳部、大学では卓球サークル)を通して、新しいことにチャレンジすることの素晴らしさと仲間の大切さを学びました。 大学の卓球サークルで活動を始めた当初は、体力に自信はあったものの、卓球の繊細な打ち方やフットワークに体が反応できず、試合では一勝もできない状態でした。そこで、卓球の基礎である打ち方とフットワークを仲間から教えてもらい、自分でも動画を撮影して研究を重ねました。そのような練習を粘り強く続けていくうちに試合でも勝ち始めるようになり、最終的にはサークル内で一番強い人にも試合で勝てるようになりました。その一勝の感動は自らがチャレンジしないと味わえないものであり、努力を重ね諦めずに挑戦することの素晴らしさを学びました。また、それと同時に、自分一人だけでは勝てなかったことを考えると、一緒に練習を重ねてくれた仲間の大切さも強く実感できました。 この経験をもとに自分の専門外の分野でも積極的にチャレンジし、貴機構においても知識や技術の習得に意欲的に取り組みたいと考えております。また、自分一人で解決できない問題に直面した場合も、仲間と協調しながら解決を図りたいと考えております。 続きを読む
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Q.
500字以内で原子力機構を志望する理由を記入してください
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A.
私が貴機構を志望した理由は、技術者として原子力の研究開発に携わり、社会に貢献したいと考えたからです。資源の乏しい日本では将来のエネルギー対策が必須であり、原子力の研究開発は不可欠であると考えています。しかし、大学等の教育機関では基礎的な研究に重点が置かれており、実験規模にも限界があって実用的な研究との間にギャップが生じる傾向があると思います。また、民間企業では利益の追求に重点を置いた実用的な研究が主流であり、将来のエネルギー対策に向けた研究開発が不十分になる傾向があります。これらに対して、貴機構は利益追求に繋がる実用的な研究だけでなく、安全確保の徹底を基本方針として掲げた上で、再処理工場や燃料デブリ分析、高速炉の研究など将来のエネルギー対策の根幹にも関わる様々な最先端の研究開発を行っている点に強い魅力を感じました。また、原子力に対する社会的風評が厳しい中でも、貴機構ならば原子力技術の発展に寄与できると強く信じております。 以上が貴機構を志望する理由であり、貴機構に採用いただければ大学で学んだ知識を基に技術者として更に専門性を高め、原子力技術の発展に尽力していきたいと考えています。 続きを読む
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Q.
技術職No.002:原子力科学研究所に関する業務 第1希望分野・テーマを志望する理由を記載してください
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A.
私が「原子力科学研究所に関する業務」を志望する理由は、原子力研究施設を利用した独創的な研究活動が高い技術力で行われており、私もこれらに携わりたいと考えたからです。特に、私は臨界実験や燃料デブリ取り出しについて興味があり、大学では「福島第一発電所の燃料デブリ取り出し作業時の臨界事故の解析方法」を卒業研究のテーマにしています。原子力科学研究所の臨界実験装置は国内でも有数の施設であり、様々な実験が可能であるという点に強く惹かれています。また、ホットラボ施設での物性研究や福島第一原子力発電所の燃料デブリの取り出しに必要な臨界データの取得に関しても、貴機構の原子力科学研究所は重要な拠点であり、バックエンド技術開発など将来を見据えた活動も行われていて、技術者としてこれらに是非貢献したいことも志望理由です。と強く願っています。私は原子力科学研究所でしか得られない高度な専門技術を培い、多種多様な技術分野にも積極的に関わっていき、その結果を社会へ還元したいと考えております。 続きを読む
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Q.
技術職No.009:原子力施設の放射線管理、線量測定、環境モニタリング等に関する業務 第2希望テーマを志望する理由を記載してください
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A.
私が「原子力施設の放射線管理、線量測定、環境モニタリング等に関する業務」を志望する理由は、貴機構の原子力施設の安全性向上に貢献したいと考えたからです。放射線量の厳重な管理は非常に慎重に取り扱われるべき技術ですが、貴機構で事故が発生することなく円滑に研究開発を行えるようする上で、日々の放射線管理業務は非常に重要だと考えています。そのためには、個々人の線量管理や環境中の線量の測定は不可欠ですが、化学分析やモニタリングシステムといった高度な技術力は地道な管理業務の蓄積があって成立するものであると理解しております。放射線管理に基づく原子力施設の安全性向上を目指すためには、内部被ばくや外部被ばくの線量評価に関する研究や放射線検出器の研究開発、環境モニタリング分析の技術開発の発展も重要であり、貴機構ならばそれが可能であると考えています。私自身も、技術者としてそのような開発業務に携わりたいと思っており、放射線管理業務者として貴機構を支えていくという大きな責務を果たし、施設の安全向上へ寄与したいと考えております。 続きを読む