- Q. このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
- A. 競合他社を受けていたのもあり、この業界の会社を多く受けることで面接に使えることはもちろん、他社との比較がしやすいと考えたためインターンシップを志望した。どの会社よりも楽に参加することが出来たので、気軽に参加できると思う。続きを読む(全110文字)
【舶用過給器の挑戦】【18卒】三菱重工マリンマシナリの夏インターン体験記(理系/船用過給機について)No.847(名古屋大学大学院/男性)(2018/1/30公開)
三菱重工マリンマシナリ株式会社のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
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2018卒 三菱重工マリンマシナリのレポート
公開日:2018年1月30日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2018卒
- 実施年月
-
- 2016年9月
- コース
-
- 船用過給機について
- 期間
-
- 10日
投稿者
インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
私は一度に大量に物を運ぶことが可能で,島国である日本の経済活動を根底で支える,大型船舶に当初より非常に興味があった.
私の研究は流体力学で,普段の研究ではアカデミック寄りの内容を取り扱っている.そこで,流体力学をアカデミックではなく実務にどのように活用するかを知りたかった.
更には,エンジンの排気量をそのままに,エンジン出力を高めることができる過給器にも非常に興味があった.
このように私を多くの面から惹きつけた内容であったため参加した.
このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。
事前に事業内容を調査し,私の研究内容ややりたいことをうまく絡めた文章を書くことを心がけた.また,書いた文章を指導教員や友人等に添削をお願いし,文の内容や構成に不備が無いよう徹底的に校正を行った.
選考フロー
エントリーシート
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2016年07月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- 長崎本社
- 参加人数
- 1人
- 参加学生の大学
- 三菱重工を親会社とする関連子会社と三菱日立パワーシステムズの合同開催のインターンシップだった.三菱重工側の参加者は,旧帝大生を始めとする有名国公立大学生のみだった.三菱日立パワーシステムズ側は旧帝大生や有名国立大学生の他に高専生も参加していた.
- 参加学生の特徴
- ド真面目でもなく過度な遊び人ではない学生が多い印象であった.遊びも勉学もどちらも両立して,世渡り上手であるような感じであった.特別,何かの大会で全国大会出場といったずば抜けた経験を持つものはいなかった.
- 報酬
- なし
インターンシップの内容
テーマ・課題
舶用過給器についてリサーチし,現在の課題とそれに対する対応策を挙げよ
1週目にやったこと
1日目は三菱重工長崎の概要の説明を受けた.安全教育を受けり,自己紹介も行った.その後,各学生毎に指導担当と合流し,各事業所に移動した.2日目以降は,各事業所での作業になった.私は,工場と事務所の見学を兼ねたあいさつ回りから始まり,後に資料を渡され,過給器について知識をつけることになった.
2週目にやったこと
2週目も最終日以外は各事業所での作業となった.私は身につけた知識を活かして,問題点を解決できるかどうか,何度も事業所と工場を行き来し,製品実物を前に検証を行った.また,空いている時間には,工場で行われた製品試験に立ち会わせてもらった.週の後半には,研修内容をパワーポイントにまとめた.最終日前日には,事業所のスタッフの前で作成したパワーポイントを使って発表練習を行った.最終日には,各事業所へと散っていた学生が本社に集合し,各事業所の重役や指導担当,人事の前で研修内容を発表した.
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
審査員の肩書き
部長や一般社員
優勝特典
図書カード
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
製品の課題に対する私が考えた対応策は,アカデミックの感覚で予算を度外視したものばかりであった.しかしながら,営利企業である以上,システムの開発や物の購入は当然ながら,他のどんなに小さい行動でも常にコストが発生することを念頭に置くべきとの指摘を受けた.
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
当初は実務的な知識が皆無の状態であり,課題を解決する為の予備知識から学ばなければいけなかった.その為,指導担当に依頼し多くの資料をもらったり,足を動かして工場に行き,聞き込みをしなければいけなかった.しかしながら,安全上の観点より自由な行動は制限されており,何度もお願いするのは申し訳ない気持ちがあった.
インターンシップを終えて
インターンシップで学んだこと
営利企業は常にコストを意識するということである.物の購入といった金銭面のみならず,人件費もまた大きなコストであることを認識できた.
また,営利企業では目先の利益に飛びつかず,最高のタイミングまで待つことが大切だと学べた.それにより,じっくりと判断する時間を設け,安定した経営を続けていけることを体感できた.
参加前に準備しておくべきだったこと
学校での研究に関する専門知識の他,自分が行く事業所が作っている製品に関する全般的な知識をより綿密に調査を行えば良かったと思う.
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
自分の専門知識を大なり小なり事業内容に沿って活用し働けると思った.また,日系企業であり年功序列で待遇が良くなるのも気に入った.いわゆる大企業であり,将来性も十分見込めるため働きたいと感じた.社員も理系出身が大部分であり,考え方や生き方の面で共感できる方々が多く,人間関係の面でも満足できそうである.
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
インターンシップはあくまでもインターンシップであり,本選考に直接は関係が無いと感じたから.また,そのような話も周囲から聞かれなかったから.インターンシップ参加学生も九州出身の学生が多く,とりあえず九州の有名企業だから参加したという体の学生も多く,インターンシップが必ずしも内定につながる,若しくは本気で内定を目指していなくてもインターンシップの選考には合格ができる状況だったから.
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
自分は実体がある「もの」をつくる企業には入社したくないという考えになった.その理由としては,「もの」という資産を持つことで発生するリスク等のマイナスの要素を受け入れることが出来ないと考えたからである.また,内容は興味があっても不慣れで辺鄙な場所には移住したくないと思った.更には,海外で働きたいと考えているが,その機会が圧倒的に乏しいことがインターンシップを通じて理解できたのも,志望度を下げた理由の一つである.
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
インターンシップでのパフォーマンス次第であるだろう.インターンシップにおいて,社員が期待する以上のことを行えた場合,当然有能であると判断され内定に大きく前進するはずである.この企業は日本を代表するような日本式の企業であり,昔ながらの手法を踏襲していることが多く,その中に現役の学生が参加すれば,新しい視点があるのは当然である.従って,この企業のインターンシップに合格するような学生がインターンシップに参加し頭を働かせ,学生ならではの企業にとっては真新しい提案が出来れば,本選考でも有利になると考えられる.
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
特別なフォローは無い.しかし,当然ながらインターンシップでいいパフォーマンスを示すことができれば,本選考でも有利になるだろう.私がインターンシップ中にお世話になった社員に送ったメールには,全員が丁寧な返信をくださった.
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
一般的ないわゆるメーカー系の大企業に入社したいとぼんやりと考えていた.その中で特に大きな製品をつくる企業に入社したいと考えていた.その為,一般的な電気機器メーカーよりは重工系企業の志望度が高かった.その中でも本社は関東,中部,関西のいずれかにあり,勤務地も国内であればその周辺である企業に入社したいと考えていた.
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
このインターンシップで考えは180度変わり,いわゆるものづくりをしている企業には絶対に行かないと決心した.結果として,人を資産とし,ものを資産としない事業を行っている企業を志望するようになった.また,海外のフィールドで多く活躍するために,海外売上の方が国内売上より圧倒的に多い企業を選ぶことにした.更には,多少仕事が厳しくても待遇が良い企業に入社する気になった.
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三菱重工マリンマシナリの 会社情報
会社名 | 三菱重工マリンマシナリ株式会社 |
---|---|
フリガナ | ミツビシジュウコウマリンマシナリ |
設立日 | 2013年10月 |
資本金 | 10億円 |
従業員数 | 199人 |
売上高 | 320億7500万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 松永勝秀 |
本社所在地 | 〒850-0063 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 |
電話番号 | 050-3848-4200 |
URL | https://www.mhi.com/jp/group/mhimme/ |
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