【世界への挑戦、新たな一歩】【18卒】日揮ホールディングスの冬インターン体験記（理系/総合職技術系）No.881（名古屋大学大学院/男性）（2018/1/30公開）

海外売上が国内売上よりはるかに高い企業で，海外に出て働きたいと考えた為である．特にこの業種であれば，一般的でない国へと行く機会に恵まれ，一般の人々と一味違う体験をできそうであると考え，その業界の働き方を知りたかった為でもある．

一般的に馴染みの無い業界であるため，選考を受ける前に出来る限りの下調べを行い，予備知識を蓄え，志望動機を自然な流れで伝わるように文章を良く校正した．

現場から挙げられた問題点を解決せよ． シールドを導入するスペースがあるかモデルを使用して確認せよ．

1週目にやったこと

1日目は日揮の概要についての話があり，学生間で自己紹介を行った．その後，各自の配属先へと移動し，指導担当と会った．その後，支給されたパソコンの初期設定を行った．2日目以降は，各自与えられた課題を進めていった．また，先輩社員との会食会も何度か開催されて，情報交換の場が与えられた．

2週目にやったこと

2週目の初日は，再び全体での行動となり，上役の講演を聞いた．それ以降は個人作業を行った．また，現場における写真を見る時間を与えられ，話を聞いたり質問したりすることができた．また，週の後半には研修内容をパワーポイントにまとめ，最終日にはインターンシップ参加学生や人事の方々，指導担当の方々を前に発表した．

若手人事 各学生の指導担当

なし

数式に基づく研修内容を紹介する為の発表資料作成の際に，私は普段のアカデミック的な感覚で数式中心の資料を作成した．その際に，焦点をアカデミックではなくビジネスに合わせた発表資料の作り方や要点を教えてもらった．

語学力には自信があったものの，社会人として適切な表現を選んで英語を駆使するのに苦労した．更には，英語を母国語としない方々の独特の訛りのある英語を聞き取る際には，より神経を集中させて聞く必要があり，苦労した．また，寮から本社まで毎日慣れない満員電車で通勤するのもややストレスとなった．

実際に外国人と仕事を行う経験を得ることができた．更には，建設現場が遠く離れた場所であっても，一つ一つの部品の適切な管理，工事の進捗の確認，現場に対する指示，新しい部品の調達など全てを統括してミスのないように業務を進めるプラントエンジニアリング業界について，実際の実務を通じて体感することができた．

学生間で話すフランクな英語と同時に，会社内で使うビジネス英語を学んでおけば外国籍の社員と交流がより円滑になっただろうと思う．

海外で働きたい自分にとっては，それが用意されており非常に良い環境で働けると感じた．また，日本に居ながらも毎日必ず外国籍の社員や外国の現場とのやり取りがあり，その点に関しても私にとっては非常に高評価な点だった．さらには，仕事は現場での監督の他，主に設計を行うことになり，自身の知識や知能を十二分に発揮でき，自己の向上にもつながり，その点も含め非常に良い職場であると感じた．

本選考とインターンシップはあくまで別物であり，直接的な関わりは無いだろう．その証拠に，インターンシップに合格し，参加もしたが本選考では落選したケースも多数聞いている．また，その逆も然りである．また，本選考では選考が進むと役員と面談をすることになる．その際には，インターンシップでどれだけ良い評価を貰おうとも，役員面談において役員に共感を得る必要がある．このため，インターンシップとは直接関わりは無いと思われる．

インターンシップを通じて，実際の業務の遂行の仕方を体感でき，自身が働くイメージが非常に明確に出来た．そして，仕事内容に共感し，職場の場所も気に入り，さらには待遇も満足がいくものであることが知ることが出来た．また，社員の方々の雰囲気も良く，会社の経営体制や人中心の業務体型にも共感を覚えた．

インターンシップでのパフォーマンスに依るものである．発表において人事の方がメモを撮っていたし，各学生の指導担当には学生のフィードバック依頼が来るような噂も耳にした．

インターンシップ参加前より，工学知識と共に語学力を駆使し，グローバル企業で広く海外で活躍できる業界を考えていた．また，石油関連の企業を中心に社会基盤を根底から支える企業を考えていた．工学知識に関しても，自分の専門だけに偏ったものだけではなく，広い範囲の工学を仕事をしながら学習できるような企業や業界を中心に考えていた．

インターンシップに参加し，この業界に是非入りたいと思うようになった．その中でも，やはり自分がインターンシップに参加したこの企業を第一志望となった．この業界を外れた場合，次にグローバルに働けるフィールドが用意されている業界を狙おうと思うようになった．このように，インターンシップに参加して自分が求める業界の特徴の優先度が非常に煮詰まった．