【影響力溢れる出版の登山家】【17卒】日之出出版の本選考体験記 No.2384（法政大学/）（2017/6/13公開）

一次面接は主に受け答えや雰囲気を見ていると感じた。しっかりと面接官の方全員の目を見て話し、他の人が話しているときも相槌を打ったりその人を見ながら聞くようにしたのでそこが評価されたのではないかと考える。自分が聞いてほしいことばかりにならないようにし、常に聞いている人のことを意識しながら話すことが大切だと思う。

面接官の方が雑談も交えて面接を進めて下さったおかげで、過度な緊張をすることなく会話ができました。こちらが話したことに相槌を打ったり時には笑って下さったりとすごく楽しい雰囲気を作って下さりました。

担当したい雑誌を教えてください。

私はFINEBOYSで編集を担当したいです。なぜなら、将来的にはSEDAに代わる若い女性向けのファッション誌を創刊したいと考えているからです。FINEBOYSは主に大学生の男性向けだということで、編集に関するノウハウだけでなく、若者向けの雑誌ならではのことも仕事を通じて学んでいきたいと考えています。この回答で注意したことは、熱意を伝え、こじつけでもいいので志望動機に繋げるということです。また、自分にしか言えないことも盛り込みました。

出版社の人が食いつくような自己PRをお願いします。

私を一言で表すと、「登山家のような人間」です。実際に登山をしていたというわけではありませんが、私には自分や周りの人の置かれている状況を把握し、自分にできることやすべきことを考えて行動し、目標を達成する計画性や行動力があります。また、一度やると決めたことを途中で投げ出すことなく地道にこつこつとやっていく継続力もあります。この強みを活かし、貴社に入社したら自分の仕事に責任を持って、「登山家精神」を忘れることなく仕事に取り組んでいきたいです。この回答で注意したことは、聞いた人の印象に残るようなキャッチコピーをはじめにつけたことです。

志望理由や自己PRなど模範的なことよりは、私という人間に関する質問を様々な方向からされた気がするので、自己分析をしっかりとしておくことが大切だと感じた。また、一次面接同様、受け応えの際にしっかりと相手を見て笑顔で答えることも大切になってくる。面接官は髪を見てメモをとりながら質問しているので、全員に同じ質問をしているのではないかと感じた。

一次面接の面接官よりも年上な感じだったが、メモしながらもしっかりとこちらを見て話を聞いて下さったので落ち着いて話すことができた。

友達と喧嘩したときあなたはどう仲直りをしますか？

私はどちらかというと我が強く、思ったことをそのまま口にしてしまうのでそれで喧嘩になることが多い。その際にはまず一度冷静になって自分がどんなことをしてしまったのかを思い出し、ダメだったところを知り、それを相手に伝え謝る。誠意を持って謝ることで相手も許してくれるし、相手のダメだったところも知ることでそれまで以上に仲を深めることができる。私の友人たちは私の性格をわかってくれている人が多いので、喧嘩をしてもすぐに仲直りができる。

あなたは周りにどんな人だと言われますか？

オンオフの切り替えができる人だと言われる。普段の生活では冗談を言って周りを盛り上げることが好きで、「面白い」と言われることがすごく嬉しく、どんな人とでも楽しく話すタイプだが、例えばゼミのグループワークなどで真剣にやらなければならないときは人一倍真剣に打ち込み、話がまとまらなかったりしたら率先してリーダーシップをとり、チームを良い方向へ持って行こうとする。ただ常にふざけている人間ではなく、真面目にやるときはやるタイプ。

最終面接は様々な年代、性別の面接官がいたので、全員にしっかりと伝わるような話し方が大事だと感じた。また、どの質問からも入社の意志を伝えることが大切になってくると思った。さらに、当たり前だが最終面接ということで忘れがちになってしまう礼儀や感謝の気持ちもしっかりと伝え、相手を思いやることができる人間かも見ているのではないかと感じた。

最終面接ということで学生が緊張していることを十分理解してくださっており、話が止まってしまったりすらすらと話せなくても大丈夫だと言ってくださった。

昨日は何をしていましたか？

昨日は第一志望である御社の最終面接の前日ということで、神社に行きお参りをしてきた。また、「勝つ」という願いを込めて、夕飯に家族がトンカツを作ってくれて願掛けをしてきた。神頼みだけではなくしっかりと自分の力でいい結果を残したいと思っている。注意した点は、この会社に本当に行きたいという気持ちを伝えること。ただやっていたことを言うだけではなく、周囲の人との差をつけるような答え方を心掛けた。人と違った過ごし方をしていたのか、面接官の方が笑って下さった。

何故紙媒体が衰退している今、出版社を受検するのか？

今の時代はネット社会で何でもインターネットで調べて情報を得ることができるが、紙には紙の良さがある。例えば、インターネットは知りたいことがないと調べることができないが、雑誌は何も考えていなくてもふらっと書店に立ち寄り読むことができる。すなわち、新しい出会いが沢山あるということだ。また、私はインターネットの記事を何度も読み返すことはほとんどしないが、雑誌は一度購入すると何度も読み返してしまう。このように、ネット社会においても紙ならではの良さが沢山あるのでそれを伝え、紙媒体を今後盛り上げていきたい。