- Q. 志望動機
- A.
アキレス株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒アキレス株式会社のレポート
公開日:2018年2月6日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
私は幸運なことに、この企業に対して唯一無二のエピソードを持っていたため、特別な企業研究を行いませんでしたが、多くの人はそのようなエピソードはないと思うので企業研究はとても重要です。特にアキレスは三つの事業があります。シューズ事業に関心がある人が多いと思いますが、シューズ事業は全体の売り上げの三割ほどでしかありません。シューズ事業を志望するのは構いませんが、その場合でも他の二つの事業についてある程度下調べをしておくことが大切です。企業研究は、説明会で配られる企業パンフレットと公式ホームページをチェックしておくだけで充分です。また、OB訪問は強くおすすめします。OB訪問をするだけでかなり優位に立てるという印象を受けました。
志望動機
「瞬足」との出会いが私の人生を変えました。小学校4年生のとき、学校のマラソン大会で優勝したい、という一心で母に頼んで買ってもらったのが「瞬足」でした。瞬足を履いて練習をして、ライバルに勝つことができました。瞬足は、自ら高い目標を掲げ、それに向かって努力する大切さを教えてくれました。瞬足が自信をくれました。その感謝の気持ちを作文に書いて、貴社に送らせていただきました。その作文を通じて、当時の中田社長や社員の方々と触れ合う機会に恵まれました。たった一人の小学生が書いた作文を丁寧に読んで、大切にとっておいてくれました。本当に温かい会社だと思いました。そんな会社で、子どもに夢を与える靴を作りたいと思い、貴社を志望致しました。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
あなたがアキレスを志望した理由を教えてください/あなたは自分の強みをアキレスでどのように生かしたいですか?
ES対策で行ったこと
複数の先輩にエントリーシートの添削をしてもらった。とにかく数をこなした。印象に残る言葉遣いを意識した。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2017年03月
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
筆記試験対策で行ったこと
問題集を繰り返し解いた。隙間時間を使って自分の弱い数学系の問題に取り組んだ。買い物をする時に暗算をしておつりをもらう前に予想するなど遊びながら対策をした。暗算力は地味に大切。
筆記試験の内容・科目
計算。時間がなく、瞬発力が問われるタイプ。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 形式
- 学生3 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
和やかな雰囲気とは裏腹に質問は厳しいので、芯のある人かが問われている。堂々と、自分の独壇場に酔いしれるくらいの気持ちで話すとよい。
面接の雰囲気
とても和やかな雰囲気。ただ重量感はある。会話のキャッチボールというよりも、長くエピソードを話させるという感じ。
1次面接で聞かれた質問と回答
自己PRをお願いします。
私は何事にも主体的に取り組み、常に自分の頭で考え行動できる人間です。高校一年生のとき、陸上部のミーティングで、先輩が「練習量を増やすべき」という提案をしました。皆が黙っている中、私は手を挙げました。「量を増やすと怪我のリスクが大きくなります。今はまず質を上げるべきです」と言いました。この一言で流れが変わりました。他の一年生も発言するようになりました。活発な議論がなされた結果、最終的に私の案が採用されました。私は、先輩だからと鵜呑みにするのではなく、先輩に対する敬意を持ちながらも、自らの意見がしっかりと言える人間です。自分の言動に責任を持って、自らの頭で考えることができます。社会人になっても常識に縛られず、自由な発想でよりよいアイディアを出していきます。
これまでの人生で、一番の”壁”は?どうやって乗り越えた?
高校二年生のときでした。陸上部の先輩が五月に引退してから、私たちの代の新エースが練習に来なくなりました。私は部を代表し、彼に話をしにいきました。「何で練習に来ないの?」と聞くと、彼は「つまらないんだもん」と答えました。衝撃を受けました。自分自身を情けなく感じました。彼はもともと練習熱心だったのですが、ライバルがいなくなってしまい、練習に来なくなったのです。そこで私は彼のライバルになると決めました。それまで以上に練習を頑張り、九月下旬の記録会で5000m15分46秒という自己ベストを叩き出しました。彼に2秒勝つことができ、とても嬉しかったです。しかしそれ以上に嬉しかったのが翌日の練習に彼が来たことです。自分の走りで新エースを変えることができて、自分にとって大きな自信になりました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
しっかり真面目に勉学にも取り組んでいるのだと思われたのが良かった。また、自分なりの視点を持っていると面白いと思ってもらえるはず。
面接の雰囲気
前回と同じ雰囲気。質問も似通ったものが多い。どんな人なのかをかなり深く見る。軽い口だけの人は落ちる。信頼感を醸し出すことが重要。
2次面接で聞かれた質問と回答
就職活動する中で、友人や家族の指摘で発見した新たな自分は?
自分にはカラーというか特徴、目に見える強みがないと思っていました。それは自分のコンプレックス、悩みでもありました。皆の先頭に立って、リーダーとして引っ張っていくのが得意なわけではないし、裏方としてひたすら支えるというタイプでもないと思っています。しかし、友人と話しているうちに気づきました。その集団、コミュニティーによって私は自分の役割を変えることが得意なのではないかと思います。例えば、皆がやる気に満ちあふれ、前へ前へという雰囲気であれば、自分はあえて一歩後ろに下がって裏方に徹します。メンバーの多くが控えめであまり積極的でなければ、先頭に出て、皆のモチベーションを高める役割を担います。そのときの状況に応じて、様々な役割に自在に転身できることが自分の強みなのではと認識することができました。
ゼミではそんな勉強をしているの?
私が所属しているゼミは非常に自由な気風で、政治学に限らず、それぞれの関心に応じてテーマを設定できます。私は世界遺産について研究を進めており、卒業論文も世界遺産について書こうと考えています。現在世界遺産の登録数は1000を超えています。日本においてもここ数年、毎年のように新しい世界遺産が誕生しています。ニュース等を見ると、「登録されてよかったね」というような報道がほとんどです。しかし現実はいいことばかりではありません。世界遺産の数が増えすぎて、ユネスコの限られた人員、資金では管理しきれなくなっています。本来、保全や保護が目的であるべきなのに、登録自体が目的になってしまっているのは大きな問題です。これ以外にもたくさんの問題、課題が世界遺産事業にはあります。そうしたことについて考察をしているところです。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
熱意、冷静さ、頭脳のバランスを感じてもらえたのではと思う。特に最終面接では熱意を全面に出した。感情に訴えたのが功を奏した。
面接の雰囲気
これまでと全く同じ。社風を反映しているかのような温かさ。ただ、この和やかさの中に鋭い視線があることも忘れずに。
最終面接で聞かれた質問と回答
当社に入社したらどんな仕事をやってみたい?
私は「瞬足」をきっかけに貴社を知りました。それが貴社を志望するきっかけでもあります。ですからぜひシューズ事業に携わりたい、と考えています。特に興味があるのは販売促進部です。ナイキやアシックス等の大手ランニングシューズ業界に殴り込みをかけたいです。そうした大手企業と戦う上で、最も重要なのが販売促進と考えています。シューズメーカーとしてまず品質のいいシューズを作るというのは当然ですが、現実問題として技術のレベルは全体として上がってきており、非常に拮抗しております。広告やキャンペーン、ブランドイメージ等が消費者の選択を決めるという中で、特にナイキは本当に売り方、プロモーションが上手いと思います。私はこうした企業に負けないプロモーションを貴社のシューズ事業でもやっていきたいと思います。
最後に言いたいことは?
一次面接、二次面接で私は伝えたいことを言ってきました。私の思いは伝えてきたつもりです。後は皆さんが判断なさることであり、皆様の判断にお任せしたいと思っております。ただ最後に一言だけ言わせていただきたいです。本当にありがとうございました。小学校四年生のとき、もし「瞬足」に出会っていなければ今の私はありません。これは間違いありません。本当に瞬足に、そして瞬足の製作に携わった全ての方に感謝しております。もしご縁があれば、私は貴社で恩返しがしたいです。かつての私のように、少年少女の人生を変えるような靴を作りたいと思います。全身全霊で、取り組みます。ご縁があろうとなかろうと、私は瞬足が大好きで、今後とも貴社を応援していきたいと思います。ありがとうございました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
まだ就職活動を続けたい、と言ったら締め切りを設けず、辛抱強く待ってくれた。学生のことを第一に考えてくれる。
内定に必要なことは何だと思うか
深みのある、芯のある人間が求められている。上っ面でいい言葉を並べるだけのノリのいいだけの人は落ちる。学業面の質問が必ず来るので、大学の勉強はこれを頑張ったと具体的に言えるようにしよう。人の奥深くを見ているので、細かい言い間違いや見た目はさほど気にする必要なし。説得力のあるエピソードを話そう。面接官に、この人は信頼できると思ってもらえば突破できる。その上で他の受験生にはないエピソードやものの見方を持っていれば内定に限りなく近づく。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
誠実な人。信頼できる人。これが典型的な内定者像。その上に少し熱いところがあればパーフェクト。特に最終面接では熱意をアピールするといい。自分にとって貴社は特別な会社であるということを伝えられるように準備するべき。
内定したからこそ分かる選考の注意点
最終面接の前に選考に関係のないフォロー面談がある。選考には全く関係ないとはいえ、この面談でイメージを上げることは可能。時間いっぱい様々な質問をぶつけよう。最終面接で話すネタを作るためにもこの面談でどれだけの情報を獲得できるかは重要。
内定後、社員や人事からのフォロー
定期的に電話をくれ、今の状況はどうか等確認してくれた。
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アキレスの 会社情報
会社名 | アキレス株式会社 |
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フリガナ | アキレス |
設立日 | 1947年5月 |
資本金 | 146億4000万円 |
従業員数 | 1,734人 |
売上高 | 786億700万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 日景一郎 |
本社所在地 | 〒169-0074 東京都新宿区北新宿2丁目21番1号 |
平均年齢 | 42.0歳 |
平均給与 | 570万円 |
電話番号 | 03-5338-9200 |
URL | https://www.achilles.jp/ |
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