1次面接
【学生の人数】5人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】専務、国際事業部長【面接の雰囲気】前半:50代の女性面接官で、とても柔らかい雰囲気でした。オーソドックスな面接でした。後半:事前に知らせなかったまま、いきなり国際事業部本部長が来て、英語で質問を受けました。時間が長かったです、午前中全部使った感じがしました。【前半:留学に関する基本的な質問、リーダーシップ、責任を感じる経験、志望動機、逆質問など】私は学部の時に、2年間大阪にある製造業の会社で事務補佐・資料翻訳のアルバイトをしていました。そこで、職場の唯一の中国人スタッフであった私は、顧客、先方担当、社内上司の間に立ち、提供された情報を整理し、1億円相当の製品の入札書類を中国語及び英語で作成しました。当時、私は入札に関して何も分からず、また、入札案件は大金に関わる仕事であり、非常に緊張感を感じました。しかし、アルバイト者の私にこのような重要な仕事を与えてくれた上司の期待に応えたいと思ったため、「絶対成功させたい」と自分にムチを打ちました。そこで、様々な関係者の協力を求めてやり遂げることができました。まず、中国にいる顧客と商社の担当者に入札に関する不明な点について問い合わせしました。次に、先輩にこれまで通過した書類を見せてもらい、参考にしました。さらに、難しい専門用語を理解するために、インターネット上で検索するだけでは足りないと思い、生産現場を直接訪ねてそこの社員に教えてもらいました。また、資料を正確に翻訳するため、上司と技術者社員と何回も打ち合わせをして、製品の仕様書と図面を確認しました。その結果、入札案件が成功し、その会社に貢献することができました。この経験から、周囲と協力し合って、チームの目標に達成することの大切さを学びました。貴社で、周りの人と協働し、大きな成果を出していきたいと思います。最も苦労したことは、中国にいるお客さんとのコミュニケーションでした。中国にいるお客さんに必要な資料を要求した際に、相手がなかなか早く反応してくれず、入札の締め切りがキリキリになりました。その時に、相手の仕事の負担を減らせるように、「自分は入札に詳しくないが、勉強しています。できる仕事は全部やりますが、自分でできないことだけ頼みます」という誠意を相手に伝えました。その結果、お客さんからの協力をもらうことができました。また、大学で授業があった際には、アルバイト出勤日ではない日には、毎回先輩と連絡を取り合って入札に関する最新情報を教えてもらいました。学業とアルバイトを同時にこなすことは難しかったですが、それでもその会社の一員として、そして入札案件の担当者として、頑張りました。その結果、入札案件が成功し、その会社に貢献することができました。【後半:カナダに留学した経験(英語で面接を受けました)】Why did you choose Canada ?① 20年間住んでいた東アジア以外の地域に興味を持ったからです。大学の英語コースで欧米人や、日本人帰国子女の同級生からよく海外の話を聞いていました。彼らから影響を受け、自分の視野がまだ狭いと思い、海外に好奇心を持ちました。② 生の英語に触れたく、実践的な英語を身に付けたいからです③ カナダの公立大学は、世界ランキングが高い。トップの教育機関で勉強したかったからです。④ カナダは多文化共生が盛んでいる社会ですから、好奇心があって、行ってみたかったからです。Why did you choose that university? なぜその大学を留学先として選んだのですか?正直に答えました。一番行きたかった大学を落ちたからです。Did you experience any discrimination in Canada? カナダで差別されたことがありますか?【評価されたと感じたポイントや注意したこと】前半:日本語力を測る。後半:英語力を測る。全体を通して、人柄、適正などを測る。それまで経験したことがなく、最も独特な面接でした。
続きを読む