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【多彩な経験、深い洞察】【16卒】北海道新聞社の本選考体験記 No.1432(早稲田大学/)(2017/6/13公開)

株式会社北海道新聞社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2016卒株式会社北海道新聞社のレポート

公開日:2017年6月13日

選考概要

年度
  • 2016年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 不明

投稿者

大学
  • 早稲田大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

インターン(8月) → インターン(3月) → ES(7月) → 筆記試験(8月) → 1次面接(8月) →2次面接(8月) → 適性検査(8月) → 最終面接(9月) → 論文要約試験+GD(9月) → 内内定(9月)

企業研究

北海道のことをよく知り、土地に対する思い入れを持つこと、そしてウソをつかないことが大事だと思います。そうでなければ、面接を担当する方は記者なので、ウソをついてもすぐに見透かされてしまいます。また、新聞は毎日読むことが大前提となります。面接でも、その日の記事で気になったことを聞かれますし、時事の質問をされることもあります。大学で学ぶことよりも、学生がどのような価値観や人生経験をしてきたかを特に見る企業、業種だと思うので、自分自身を素直にさらけ出すことが大切だと思います。

志望動機

強みは、好奇心が旺盛な点です。子供の頃から体操、剣道、野球、卓球、ハンドボール、バレーボールと、様々なスポーツを経験してきました。趣味に関しても、読書、ギター演奏、サイクリングなど、色々なものに触れることが好きです。特に、昨年の夏は東北の被災地を巡る目的で東京から北海道まで自転車で旅をして、様々な人に出会いました。弱みは、目移りしやすく、「広く浅く」になりがちな点です。この点を自覚し、一つのことで何かを成し遂げるように意識しています。最近では、サークルの友人と組んだバンドでレコーディングをして、一枚のCDを作り上げました。メンバーは皆大学から楽器を始めた初心者でした。合計で5曲録音した中には自分たちで工夫してアレンジをした曲もあり、作業に3カ月もかかりましたが、完成したCDを手にした瞬間は、今までにない達成感を得られました。沢山のものに興味をもった上で「深く」取り組む面白さを実感しました。

グループディスカッション 通過

実施時期
不明
形式
学生6 面接官不明
時間
- -
通知方法
不明
通知期間
不明

テーマ

地方紙の役割

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

6グループあり、10名ほどの役員が二人ずつペアになって各グループを約10分程度ずつ見る、という感じだった。受けている時点では、新聞社や北海道に関する知識などについて積極的に発言するべきなのかと思っていた。しかし、内定後の懇親会で人事の方にグループディスカッションの採点基準について伺ったところ、同世代のなかでどのような立ち振る舞いをするのかを見ていた、ということだった。いずれにしろ、新聞社に対する情熱、北海道へのこだわりは必要なものだと思う。

独自の選考 通過

実施時期
不明
通知方法
不明
通知期間
不明

選考形式

論文要約試験

選考の具体的な内容

社説二本を30分以内に各300字以内で要約する、というもの。

1次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官2
面接時間
15分
面接官の肩書
記者/記者
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

新聞記者の仕事についての理解度や仕事に耐えうる体力があるかなど、新聞記者を目指すに当たって最低ラインを越えているかを見られているように感じた。本気度の確認のように思う。

面接の雰囲気

緊張を和らげるために笑顔で接してくれました。また、自分の想いを汲み取って同意してくれたり、アドバイスをくれたりした。

1次面接で聞かれた質問と回答

子供が大勢亡くなる事故が起こったと仮定し、その葬式の場にいる親に行って亡くなった子供の顔写真を貰ってくるよう上司から指示された場合、あなたならどうしますか?

親に対しては新聞の意義である「再発防止」の重要性を訴え、顔写真を貰えるように頼みます。しかし、他人である自分には簡単に顔写真を譲ってくれるはずはないので、線香を上げさせてもらったり、取材とは別に子供の話を聞くなどして、遺族に信頼してもらえるよう努力し、なんとか顔写真を譲ってもらいます。それでも無理な場合は、遺族を必要以上に傷つけるべきではないので、遺族の知人に当たります。記者の仕事について事前に勉強していたので、このような質問に対する想定問答集を作っていました。

今朝の新聞(どの新聞でも良い)の記事で、興味を持ったもの二つ、挙げてください。

記事の内容は忘れましたが、二つ答えました。ただ単に記事の見出しの言葉を答えるのではなく、記事の内容と、それに対する自分の見解を述べ、しっかりと考えながら紙面に目を通していることをアピールしました。面接官の片も、うなずきながら聞いてくれました。

2次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
記者/記者
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

新聞記者として具体的に何をしたいのか、時事問題についてどう思うかなど、非常に深い話が多かった。一次面接では基本的な適性を見て、二次面接ではさらにその適性の正確性を見られていたように思う。

面接の雰囲気

穏やかな口調で、こちらの意見がまちがっていると感じても一方的に否定はせず、互いを尊重した議論ができるように話を進めてくれたから。

2次面接で聞かれた質問と回答

自民党が安保法案を強硬採決させようとしていることについてどう思うか。

私は反対だ。そもそもなぜ採決を急ぐのかがわからない。日米ガイドラインの改定がその要因であるのなら、これほど出来レースな国会運営は馬鹿げている。それ以前に世界の潮流としては問題を対話によって解決しようとするのが主流であるのに、武力を増強しようとするのは時代の流れに逆行しているといっても過言ではない。目先のことだけでなく、視野を広く持つべきだ。

記者になって具体的にやりたいことは何か。

少子高齢化や人口一極集中の問題の取材。大学で社会保障について学んでおり、興味を持った。地元の北海道は全国的にも特に少子高齢化率や人口減少、札幌への人口一極集中などの割合が高く、見過ごせない。このような状況を改善させる一助となりたい。

最終面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官9
面接時間
10分
面接官の肩書
役員
通知方法
連絡なし
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

面接官の人数が多かったので、そこでプレッシャーを感じないのかを見られているように思った。面接室まで案内してくれた人事の方も雑談しながら緊張をほぐしてくれたし、面接官の方々も疲れているように見えたので、不思議と緊張せずにできた。

面接の雰囲気

あまり深い内容ではなく、人柄について見られているように思ったから。

最終面接で聞かれた質問と回答

少子高齢化を改善させるために、どう取材するか。

記事の力だけでは、足りないので、地元の方と多く議論をして問題意識を高める。正直ここまで聞かれると思っていなかったので焦ったが、ゆっくり考えながら答えた。

朝日新聞の最終面接を蹴って北海道まで受けに来た理由は?

自分がやりたいのは少子高齢化。その最たるものが北海道の現状。地元を見捨てることは出来ないし、子供の頃から馴染んでした北海道新聞の記者になりたい気持ちが強いから。

内定者のアドバイス

内定に必要なことは何だと思うか

北海道を知り、北海道を愛し、新聞を毎日読むこと。この三点に尽きると思う。内定者を見ても性格や好きなもの、考え方もバラバラなので、とにかく上記の三点と自分らしさを存分にさらけ出すことが最重要課題だと思う。これは記者にとって必要な要素なのだと思う。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

先述した三点の度合いの問題ではないかと思う。正直、いくら考えてもそれぐらいしか思い浮かばない。

内定したからこそ分かる選考の注意点

最終面接から半分以下に絞られるので、最後まで気を抜いてはいけないと思う。インターンそれ自体は選考に無関係。詳しい説明会ぐらいの心づもりで良いと思う。筆記試験はアイヌ文化について勉強しておきましょう。

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北海道新聞社の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社北海道新聞社
フリガナ ホッカイドウシンブンシャ
資本金 3億4650万円
従業員数 1,326人
売上高 378億1300万円
決算月 3月
代表者 広瀬兼三
本社所在地 〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西3丁目6番地
電話番号 011-221-2111
URL https://kk.hokkaido-np.co.jp/
NOKIZAL ID: 1571048

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