【19卒】田中産業の総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.5394（立教大学/女性）（2018/9/11公開）

履歴書＋ES（志望動機・入社後にやりたいこと・日常生活でおかしいと感じること）

志望動機と学生時代に頑張ったことをキャリアセンターの方に添削してもらった。また、説明会の内容や会社のホームページを見ることで内容を深めていった。

・自分の言葉で話すこと
・ありのままの自分を見せること
・素直さと愛嬌
が評価されたと感じました。実際面接官の方から、あなたが話している様子からこのような性格であることがうかがえて、そこが良いということを言っていただきました。

一見怖そうな男性2人だったが、話してみると優しく、じっくりと話を聞いてくれた。質問は矢継ぎ早で、基本的には年齢が高いほうの面接官の方がメインで質問をしていた。笑いが起きる場面もあった。

なぜ現在のアルバイトを選んだのですか。また、なぜ長く続けることができたのですか。

　私は人と接することが好きであるためです。幼いころから、祖父母や親戚、近所の方にたくさん可愛がられ、人と人の距離が近い環境で育ってきたため、人と話すことが好きになりました。そのため、接客というたくさんの人と話すことができるこのアルバイトを選びました。
　そして、このアルバイトを続けることができたのは、お客様と楽しくお話ができることがあったためです。アルバイトを始めた頃は失敗ばかりで怒られることもたくさんありましたが、お客様と世間話をすることができ楽しい思いをしたという経験があり、私が接客を行うことで少しでも多くの人を笑顔にすることができたら良いなと思うようになりました。長く継続した今、お客様と楽しくお話しできる機会も増えましたし、私自身の対応力も向上したと感じております。

なぜ現在の大学の学部、ゼミを選択したのですか。

　中学生・高校生時代の経験から、この学問分野について深く学びたいと考えたためです。また、この分野について広く学ぶことができるだけでなく、その他課外活動の内容も充実していると感じたため、現在の大学を選びました。
　そして、現在のゼミを選択した理由は、過去の経験から生じた疑問を解決するためにはその領域を学ぶことが最適であると考えたためです。私は物事の原因を調べることが好きな性格であるため、それについて深く研究することができるこのゼミを選びました。
　現在は卒業論文の執筆に向けて準備を行っています。卒論のテーマは○○（特定を避けるため隠させていただきます）で、学生を対象に調査を行う予定です。このテーマを選択したのも、先ほど申し上げた私自身の性格がきっかけです。（このあとテーマの詳細を聞かれたため、より詳しく話しました）

インターネット上にある問題（特に非言語）を中心に解いた。参考書は利用しなかった。

言語、非言語、性格診断

こちらの面接も、1次面接と同様に
・自分の言葉で話すこと
・ありのままの自分を見せること
・素直さと愛嬌
が評価されたと感じました。
もしかしたら、社員の方のお話を聞く際にした質問の様子なども評価されているかもしれません。

人事の方と面接をしたあと、2人の社員の方（若手と中堅くらいの方）のお話を聞いた。人事の方との面接は面談のようなもので、笑いが起きるほど和やかだった。

どのような業界を中心に見ていますか。

　印刷業界や○○業界などを見ています（特定されることを避けるため隠させていただきます）。選考はまだほとんど進んでいません。
　（どのような考えから就職先を選ぼうと思っていますかという質問をされたため）自分がやりたいことができること、職場の雰囲気が良いこと、長く働くことができる環境であることを大切にしたいと思っているため、それらを実現することができそうな企業様に応募しております。御社であればそのすべてを叶えることができると感じております。
　（志望順位はどうかと聞かれたため）現在○○会社と非常に悩んでおります。御社も○○会社も行っている事業や雰囲気が魅力的であるため、もう少し悩ませて頂ければと思っております。

最近感動したことはなんですか。

　初めてされた質問であったため、お時間をいただいた後に答えました。考えている最中には、例えばこんな内容とか、あんな内容とか…教科書通りの内容じゃなくて自分の感じたことを話してくれればよいからと言っていただきました。
　回答内容は、「最近感動したことは、アーティストのライブです。近くで見られたことや、その世界観に感動しました」と話しました。その後、そのライブを他の人に薦めるとしたらどう話しますかと尋ねられたため、「その世界観に入り込めることや自分もライブを作っているということを実感できる」と答えました。拙い回答にもかかわらず、笑顔でじっくりと話を聞いていただき非常にリラックスして話すことができました。

これまでと同様、
・自分の言葉で話すこと
・ありのままの自分を見せること
・素直さと愛嬌
が評価されたと感じました。さらに他社の併願状況について深く質問されたことから、最終面接であったため、熱意や内定をだしたら必ず入社してくれるかというところも評価の対象になっているように感じました。

基本的に笑顔はなかった。こちらが話す時間よりも面接官の方が話す時間の方が長かったため、自分をアピールすることが難しかった。「あなたの活動に対して私はこう思うんだけどどう？」のような質問が多かった印象がある。

ボランティアやアルバイトから学んだことを教えてください。

　世の中には様々な人がいるということを学びました。高校時代までは同じような地域で育ったり、同じような家庭状況であったり、似たような性格の人と友達になったりと同質性の高いコミュニティの中で生活してきました。しかし大学生になり、ボランティアやアルバイトを経験する中で、自分とはまったく異なる背景を持つ人や、まったく異なる考え方をする人と出会い、世界の広さを知りました。それと同時に、その人その人によってコミュニケーションの方法を変えていくことが必要であるということも学びました。その人の行動を見て、話を聞いて、その人との距離感を測り、コミュニケーションをとっていくことで、適切な距離感を保ちつつ、良好な関係を築いていくことができると感じました。

あなたの強みはなんですか。

　どのような物事にも楽しみを見つけられるため、一つの物事を長く継続することができるという点が私の強みです。この強みは、中学時代の部活動の練習や先輩方との関係づくりの中で身に付いたものです。習い事やアルバイトはこの強みがあったため長く続けることができています。どんな物事も、最初は苦手だと感じたり、難しい、辞めたいと感じたりすることがあると思います。しかし、どんなことにもその世界の楽しさがあるという考えのもと、長く続けることを意識しています。習い事やアルバイトも、辞めたいと思うことが多々ありましたが、自分が成長できることやそれまで知らなかった世界を知ることを楽しいと感じることができたため、今でも楽しみながら取り組んでいます。