21卒 本選考ES
事務系総合職
21卒 | 東京大学 | 男性
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Q.
大学・大学院で学んだことについて記載してください。
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A.
専攻では、主に経営学について、市場や競合を分析しそれを元に企業がどのような経営方針を取るべきか考える経営戦略や、消費財に関してどのような流通経路や販売形態で顧客に届ける方法があるか知る流通経営等を学んでいます。 ゼミでは、留学生を交えた共同研究で「各国の携帯電話普及率が結婚年齢に与える影響」について調べています。具体的には、各国における携帯電話・スマートフォンの普及率と各国の結婚年齢に関するデータを収集し、統計ソフトを用いて相関を調べています。相関を算出するにあたり、普及率以外で結婚年齢に影響を与えうる要素を排除する作業に特に時間を要しています。私たちは、「携帯電話が普及すればするほど出会いの機会が増え、結婚年齢も早くなるのではないか」という仮説を立てていましたが、現時点では「携帯電話の普及が進めば進むほど結婚年齢は遅くなる」という結果が出ています。原因としては、出会いの機会が増加したことで、結婚相手として考えうる異性の範囲が広がったことが考えられます。今後、さらなるデータ取集・論文の読み込みを通じこの結果の裏付けを進めていきたいと思っています。 続きを読む
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Q.
自己PRを記載してください。
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A.
私の強みは「どんなに辛い状況も他人と協力して乗り越えられる」点です。その力を最も発揮したのは浪人経験です。私は1回目の大学入試で、志望校にあと1点及ばず不合格になりました。原因は実力というよりは自らの勉強に対する姿勢にあるのではないかと考えました。なぜなら、それまでは自習室に一人で籠って勉強し続け、その事実に満足してしまっていたためです。そこで、予備校では毎週必ず先生に自分の答案を見せにいき、何が足りないか常にアドバイスを求めました。また、クラスメートとは、お互いのわからない問題について教え合うなど常に協力しあって勉強を進めました。これらの取り組みを約1年間続けた結果、翌年の入試は前年比で30点ほど得点を上げ、第一志望校に合格することができました。目の前の困難を、多くの関係者と協力しながら乗り越えていく姿勢を貴構の業務でも活かしたいです。 続きを読む
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Q.
志望動機を記載してください。(JOGMECを知ったきっかけも含めて記載ください)
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A.
あらゆる産業活動に必要不可欠なエネルギー源の安定調達を根底から支えたいためです。私は、中学受験・大学受験と「自分の将来のために自分が努力する」経験を積み重ねてきました。大学に入り塾講師のアルバイトを始めてから、日々の自分の指導が生徒の受験に大きな影響を与えるため、「他人のために力を尽くす」ことに伴う大きな責任を感じるようになりました。しかしそれはあくまで自分の目に見える範囲で、私が3年間で指導した約60人に限っての話です。そのため、社会人として「目に見えない誰かのために」力を尽くしたいと思い、全ての産業の根幹を担うエネルギー源である石油業界を志望しています。貴構を知ったのは、JAPEXのインターンシップに参加した際、社員の方が「JOGMECが主催する資源エネルギーに関するカンファレンスで、我々石油開発会社や商社との交流がある」とおっしゃっていたことがきっかけです。業界研究を進めていくうちに、貴構では民間の事業会社が海外に進出し権益を獲得する際、これらへの出資・債務保証を行うことでわが国の石油開発を支えていることを知りました。そして、政府でもなく民間企業でもない貴構であるが故に石油を始めとする様々な資源の開発のためのサポートに集中できる点を魅力に感じ、志望するに至りました。 続きを読む
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Q.
わが国における資源・エネルギー情勢や政策を踏まえ、JOGMECに求められる役割・責務をどのように考えますか(国(省庁)や民間企業との違い)。
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A.
わが国では東日本大震災以降、原子力発電の代替として火力発電の割合が増加しており、そのために用いられる石油や天然ガスの需要が拡大しているが、安定供給という点で見るとエネルギー自給率は低く、また輸入先に関しても特に原油で中東への依存度が高く、大きな地政学的リスクを抱えています。JOGMECでは、供給源の多角化やエネルギー源新規開拓のためのリスクマネー調達など、政府政策の根幹であるエネルギーの安定供給を公的な立場から推進することが最大の責務であると考えます。貴構では独立行政法人という立場から国や省庁と比較して交渉や技術面に至るまでより専門的な立場からプロジェクトの推進に関与することができ、また、株主への利益還元が求められることから常に採算性の問題を抱え、例えば新興国のような進出リスクの高い場所でのプロジェクトにチャレンジしにくい民間企業と比較し、世界各国でエネルギー開発に携わることができる視野の広さが貴構ならではの役割だと思います。 続きを読む
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Q.
JOGMECに入ったら、あなたの長所や専門性を活かしてどのような仕事がしたいですか(どのような業務を実施したいか具体的にご記載ください)。
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A.
資源外交に携わり各国のエネルギー政策責任者と交渉に当たりたいです。理由は二つあります。一つ目は、私の強みである粘り強さと適応力を活かすことができると思うためです。粘り強さという面では、上記で述べた浪人経験の他、大学入学後、3年次に成績順で学部を選択する進学振り分け制度により毎回の試験において点数の競争に晒され、その中で友人や先輩と協力しながら地道に勉強を続けてきました。また、適応力の原点は幼い頃の海外在住経験にあります。当時現地校に入学した私は、言葉もろくに話せない状況で、授業についていくのがやっとでした。しかし、間違いを恐れずに発言し言葉を身につけ、また現地の子供たちと遊びコミュニケーションを取ることで徐々に適応することができました。以降私は、進学を機に身の回りのコミュニティが一新されたり、あるいはゼミで留学生を交えた英語の議論が日常的に発生したりする場面でも、自分の置かれた状況とそこで取るべき行動を適切に見定め、動じることなくその環境に馴染むことができました。諸外国の首脳との交渉においては、日本の常識が全く通用しないシチュエーションにおいて、相手の考える条件を踏まえた上でこちら側が譲れない条件を提示する、まさにその場の状況に応じた冷静なやりとりが必要とされるのではないかと考えており、私の強みが活かせると思います。二つ目は、貴構の中でも特に責任感の大きい業務であると考えるためです。私は塾講師という、アルバイトではありながら自らの力量によって担当した生徒の人生を左右してしまう経験を通じ、責任が大きいからこそ成功したときの達成感の大きさや挫折したときの悔しさが糧となり、改善点を考えるようになると思いました。そこで、社会人としても責任感の大きな業務を通じ、より多くの人々の生活を下支えしていきたいと考えております。 続きを読む