22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 大阪大学 | 女性
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Q.
大学・大学院で学んだことについて記載してください。(専攻・ゼミ・研究室等) 500文字以下
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A.
専攻は○○○語である。文法や会話だけでなく、○○○の歴史・文化・政治を学んだ。学ぶにつれて、ニュース等で危険な国だと報道される情報を鵜呑みにせず、自分の目で確かめたいと思い、留学を決意した。現地の人々との交流を通して、危険なイメージとは程遠い、○○○人の温かさ・おもてなし精神を肌で感じた。○○○語を通して文化を学び、また文化を通して○○○語を学んだ。 ゼミでは○○○における女性問題について研究している。○○○留学中、女性だけ公共の場で頭髪を覆うスカーフの着用が義務付けられ、暑い夏でも肌を見せないために長袖・長ズボンを着用しなければいけなく、○○○では女性の権利が制限されていると体感した。そこで、○○○において被抑圧者として描かれることの多い女性が、現代社会でどのような位置づけをされているのか、○○○○を通して明らかにする。諸外国において女性活躍推進が取り組まれている昨今、○○○○着用は女性抑圧の象徴として考えられているが、実際に○○○○着用によって女性の社会進出が容易になっている。女性の人権のあり方は普遍だと考えるのではなく、異なる文化的・宗教的背景の理解が重要である。 続きを読む
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Q.
自己PRを記載してください。500文字以下
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A.
私の強みは『環境に応じて柔軟に成長できるタフさ』である。○○○留学中、反政府デモの影響でインターネットが突然遮断され、2週間携帯が一切使えなくなった。情報収集の手段を失ったことで、周囲の状況を把握できずに戸惑った。しかし、悩んでも状況は変わらないと思い、このピンチをチャンスに変えようと試みた。デモ中は、限られた状況下で出来ることを考え、○○○国内のみ使える電話で○○○人の友達に毎日電話し、現状を簡単な○○○○語で説明してもらう日々を過ごした。デモが収束してからは、今までの生活を見直し、もっと○○○人と触れ合う機会を増やそうと、彼らの授業に参加し、○○○○語、ジェスチャーを交えて積極的に話しかけた。また授業外でも交流を深めようと、自ら提案し旅行に出かけたり、手料理の日本食をふるまったりして、○○○人との時間を大切にした。結果、多くの○○○人学生に信頼されるようになり、学習や現地生活でのサポートも得られ、語学学校では2 位の成績を収めた。さらに、国籍関係なく意思疎通を図れるようになり、今でも10人の○○○人、他国の留学生5人と連絡を取り合っている。この経験から、人との繋がりの大切さを学んだ。 続きを読む
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Q.
志望動機を記載してください。(JOGMECを知ったきっかけも含めて記載ください) 800文字以下
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A.
貴機構を志望する理由は2点ある。 1点目は「日本社会のため、資源・エネルギーの安定供給に貢献したい」からである。今や日本ではエネルギーのない生活など想像もできない程、当たり前の存在になっているが、そのありがたみを○○○留学生活の中で実感した。停電が度々起こるもなかなか復旧せず、スマホの明かりで何時間もしのいだことや、チャッカマンを使わなければ火を付けられないガスコンロを体験したことで、日本のエネルギーサービスがいかに整っているのかに気づいた。この経験や体育会○○○部のマネージャーとしての経験から、人々の生活を根底から支え、グローバルに活躍する環境がある、エネルギー業界を志望している。業界研究を進める中で、貴機構と出会った。「地域の大国○○○○」というエッセーを読み、日本・○○○関係の維持 ・強化に貢献している点に魅力を感じた。インターンシップに参加した際、JV調査では、調査の成果を日本企業に引き継ぎ、権益獲得の支援を行っていることや産油ガス国に特化した情報収集・提供を実施していることを知り、日本のエネルギーの安定供給には貴機構の存在が欠かせないことを学び、社会貢献度の高さに魅力を感じた。 2点目は「世界から環境問題を払拭したい」からである。留学中住んでいた○○○○の街は大気汚染がひどく、度々外出規制が勧告され、健康面・生活面において支障をきたしている現実を目の当たりにした。これを機に環境保護の重要性に気づいた。地熱資源開発の推進やリサイクル製錬原料の高品質化技術の開発を行うなど、常に気候変動に対応している。貴機構の高度な技術力を通して、循環型社会の構築に貢献したい。 独立行政法人として国や民間企業と密接に連携しながら、資源・エネルギー開発の中心的機関として役割を担っている貴機構で働くことが、今後の日本社会の発展と国民生活の向上に最も貢献できると考え、志望する。 続きを読む
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Q.
わが国における資源・エネルギー情勢や政策を踏まえ、JOGMECに求められる役割・責務をどのように考えますか(国(省庁)や民間企業との違い)。1000文字以下
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A.
2点あると考える。 1点目は「更なる中東との関係強化」である。従来から、石油・天然ガスのほぼ全量を海外からの輸入に頼っている日本にとって、石油・天然ガスの安定的かつ低廉な確保は重要な課題である。日本国内の石油需要は、自動車の燃費向上や電動車の導入などにより、年々減少している。しかし、2020年3月には新国際資源戦略が策定されるなど、3E+Sの方針のもと、今後も石油が重要なエネルギーであることに変わりはないと考える。財務省貿易統計によると、2019年度の原油輸入量は中東地域が約88%を占めており、石油の大部分は中東に頼っている。だからこそ、安定的な確保に向けて、中東産油国との関係深化が極めて重要であると考える。その際に、国家は中東内の他の産油国との資源外交の一層強化・拡大において役割を果たす。貴機構は、資源外交上の重点国に対して、主に上流分野において、若手技術者向け人材育成協力という役割を果たせると考える。中東との関係を、貴機構やエネルギー関連機関が個別に構築していくのではなく、各機関・各企業が連携して、今後は官民一体となって関係構築に取り組むことが大切であると考える。 2点目は「供給源の多角化」である。日本の原油輸入量の中東への依存度は依然として高いため、引き続き中東産油国との関係深化が必要不可欠になる一方で、リスクも忘れてはならない。一昨年にはホルムズ海峡でタンカー攻撃、またペルシャ湾付近では国籍不明の無人機撃墜など、近年中東情勢は緊迫化している。これらの懸念を払拭するためにも、供給源の多角化に向けた取組が重要になる。例えば、日本と地理的にも近接し、豊富な石油・天然ガスの埋蔵量を有する、世界でも有数の産油・産ガス国であるロシアは、今後の日本にとって重要な国であると考える。またロシアに加え、米国・アフリカにおいてもLNG生産が拡大する見通しがあるため、調達先を多角化し、LNGのエネルギーを強化することで、中東依存のリスク分散が可能になるのではないかと考える。国家は先述の通り、各国との友好関係の強化において役割を果たす。貴機構においては、資源開発会社等による石油・天然ガスの探鉱・開発や買収等を支援することが出来ると考える。 以上2点から、中東との関係を強化させると同時に、供給源の多角化に取り組むことで、今後の日本のエネルギーの安定供給に貢献できると考える。 続きを読む
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Q.
JOGMECに入ったら、あなたの長所や専門性を活かしてどのような仕事がしたいですか(どのような業務を実施したいか具体的にご記載ください)。1000文字以下
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A.
研修事業に携わり、資源国との信頼関係構築に貢献したい。貴機構で1989年から実施されている、資源国からの技術者等の研修事業に魅力を感じている。研修事業が資源の安定供給に直結する業務ではないかもしれないが、資源国との信頼関係強化の裏には研修業務課の活躍があると考える。その際、私の長所と専門性を活かすことが出来ると考える。まず、長所の面では「環境に応じて柔軟に成長できる」ことだ。○○○留学中、言葉の壁に直面し気持ちが伝わらなかった時や、2週間の反政府デモ時においても、○○○人との積極的なコミュニケーションを欠かさず、時には素直に助けを求め、柔軟に行動することができた。また語学学校では、様々なバックグラウンドや価値観を持つ他国の留学生と接した経験から、国籍関係なくコミュニケーションを図ることが出来るようになった。この強みは、研修事業でも活かすことが出来ると考えている。研修業務課では、日本滞在中の研修生のケアや日本で快適に過ごせる環境づくりなど研修に関わる多くの業務を行う。初めての日本研修で環境に馴染むことが出来ない研修生も少なからずいると考える。私の強みを活かすことで、円滑なコミュニケーションを図り、研修生の不安を解消して、よりよい関係構築に貢献したい。次に、専門性という面では、語学力と中東地域の文化的理解である。語学力に関しては、英語はもちろん専攻語である○○○○語の習得に注力してきた。○○○○語は○○の方にしか通じないが、大学から初めて○○○○語を習得したように、新たな言語にも抵抗なく、意欲的に挑戦することが出来る。また、大学では語学だけでなく○○の文化・政治等を学び、ゼミでは○○における女性問題について研究している。研修生の方々に安心して生活してもらうには、宗教など文化的背景への配慮が欠かせない。例えば、食事の際には豚肉を使用していないハラール食を用意することや、1日に3回(宗派によって5回)祈りを捧げるための礼拝室を整備するなど、細やかな配慮が求められると考える。宗教は日本人にとってはなかなか理解しにくい問題であり、日本において礼拝室もまだまだ整備されていない現状があるからこそ、中東地域に留学し、現地の人々の生活に慣れ親しんだ私の経験は、貴機構での業務において活かすことが出来ると考える。国民性を鵜呑みにせず、相手と向き合い、資源国との関係強化に貢献したい。 続きを読む