22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 一橋大学 | 女性
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Q.
志望動機を記載してください。(JOGMECを知ったきっかけも含めて記載ください)
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A.
エネルギーの安定供給を根本から支えたいと考え、貴法人を志望します。私は大学入学前から世界と日本の繋がりについて漠然と関心を持っており、大学での学習や留学、課外活動を経て、公共性・国際性・専門性の3軸を重視して就職活動をしています。資源小国である日本では外国から安定した資源供給を得ることが不可欠であり、就職活動が進むにつれてその社会的意義の高さ・海外との関わりの深さから、エネルギー業界により強い関心を持つようになりました。同時に、環境に配慮し化石燃料を減らしていくという世界の潮流があり、変革期にあるという点にも惹かれました。 貴法人は夏季インターンシップ応募時に、石油開発業界や独立行政法人を調べる中で知りました。2度のインターンシップや説明会、OB訪問を通じて、貴法人は石油・天然ガス、金属鉱物、石炭および地熱など様々な分野において、中立的な立場から業務を行っていることが分かりました。民間企業には出資・債務保証事業・技術開発支援・情報提供等を通してプロジェクトをサポートしつつ、それ以外においては資金やリスクの観点から民間企業が手を出しにくい新事業への支援や、新技術に関する世界の動向などの情報提供、資源の備蓄や環境対策などを行っています。これらの業務を行う国内の団体は唯一無二であり、幅広い業務を通じて産官学を跨いで多様な人々と関わり、様々な経験を積んでキャリアアップができることに魅力を感じています。 また、日本社会の持続的発展を目指している貴法人の取組みにも魅力を感じています。私は国際医療支援NGOでのインターンシップを通じて、SDGsに以前より強い関心を抱くようになりました。5つの柱を基調としSDGsの達成に向け、環境面・人材面・産業面で貢献している貴法人で働くことで、業務を通じてよりよい社会づくりに貢献したいと考えます。 続きを読む
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Q.
わが国における資源・エネルギー情勢や政策を踏まえ、JOGMECに求められる役割・責務をどのように考えますか(国(省庁)や民間企業との違い)。1000字
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A.
他国との関係強化と地熱発電の推進であると考えます。どちらの責務についても、技術開発支援・情報提供・資源外交の強化・人材育成等の観点から、国でも民間企業でもない貴法人の役割が求められていると考えます。 他国等との関係強化については、近年注目されている天然ガスの権益取得に加え、レアメタルを含めた鉱物資源の調査・技術協力・権益取得、アジア各国との石油備蓄の技術協力・連携など、様々な種類の資源の獲得・保全を見据えた取り組みが重要となっています。資源のほとんどを輸入に頼っている日本では、従来より資源国との関係強化が重要視されてきましたが、新興国の台頭や国際情勢の複雑化を踏まえ、今後は従来関係が薄かった国々を含めた多様な国との連携が求められています。そのような状況において、資源・エネルギーの専門性を持った公共機関である貴法人は、国・他の独立行政法人・民間企業と協力しながら、石油・天然ガス、金属鉱物、石炭など様々な分野において他国との関係強化を図ることが求められていると考えます。 一方地熱発電の推進も重要であると考えます。従来より国内の安全保障の観点から、化石燃料だけではなく様々なエネルギー源を組み合わせる必要性が指摘されていました。それに加え、国際的にバイデン大統領就任やEV化の加速、コロナ不況への対応策として各国がクリーンエネルギーへの投資を表明するなど、脱炭素化がかつてないほど注目されています。その中で地熱発電が再生可能エネルギーの1つとして再び注目を集めています。日本は世界第3位の地熱資源を持つ国ですが、地熱発電は未だ発電比率の0.3%に留まっています。政府は2030年までに地熱発電を約150万kWにする目標を掲げていますが、現状稼働している地熱発電は50万kWほどで、目標達成には及ばない状況です。発電設備をつくるための調査・開発には時間がかかるほか、国立公園内の開発は様々な規制が存在し、地元住民への丁寧な説明も必要になります。そのため、貴法人には専門性・公共性を生かして国内の有望箇所の調査・開発に携わることが求められています。また、国内企業の地熱発電の技術力を海外に売り込むことも今後重要になると考えます。 続きを読む
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Q.
JOGMECに入ったら、あなたの長所や専門性を活かしてどのような仕事がしたいですか(どのような業務を実施したいか具体的にご記載ください)。
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A.
地熱事業に携わり、国内外の脱炭素化に貢献したいと考えています。とりわけ、様々な国や自治体との関係を強化することにより、日本企業の技術力を生かしつつ地域のCO₂削減・産業振興に貢献し、双方にメリットがある関係を構築する役割を果たしたいです。 その際、私の長所と専門性が活かされると考えています。私の長所は「多様な関係者と共同で物事を進められる」ことです。私は部活動や長期インターンシップにおいて様々な人々と積極的に交流を重ね、共同で結果を出してきました。部活動においては経験者に混じって新歓に携わり、長期インターンシップでは専門職の社会人の職員に混じってSNS広報や調査業務に携わりました。この強みは地熱事業の推進でも活かされると考えます。地熱事業の推進にはプラント企業や日本政府、自治体、地元住民など、様々な関係者が存在します。自分の強みを活かすことで、円滑なコミュニケーションを図り、より良い関係構築に努めたいです。 次に、大学での専門分野について記述します。私は大学で〇〇財団の奨学金を頂きながら、英語と〇〇の学習に注力しました。語学留学プログラムや部活動での海外遠征、大学の交流プログラム、奨学金の財団内のイベントを通じて、様々な価値観やバックグラウンドを持つ方々と接し、コミュニケーションを取るという経験を多くしてきました。またゼミでは〇〇を、学部科目としては〇〇や〇〇を多く履修し学んできました。資源や安全保障を考える際に、私が学んだ知識は必ずしもすぐに役に立つわけではないですが、地域社会から国境を超えた人々の移動まで様々な段階に注目する知識・視点は、多様な人々との交流の際の前提知識として大いに役立つと考えています。これらの専門性を活かすことで、政府、企業、自治体などとの関係強化に貢献したいです。 続きを読む