【未来の学部を創る】【19卒】学校法人立命館の夏インターン体験記（文系/総合職）No.5579（明治大学大学院/男性）（2019/4/17公開）

もともと大学職員に興味を持っており、大学業界や大学職員の仕事内容などについて、理解を深めたいと思い、参加したいと思った。また、この時期にインターンシップに参加する学生は意識が高いと思うので、情報交換も兼ねて参加した。

このインターンシップの選考は、簡単なESの設問のみであったため、徳美準備をしたということはなかった。自分の本音の部分を伝えることを意識した。

立命館大学に新しい学部を作るとしたら、どんな学部がいいか。その学部の各学年での授業内容まで詳細に決めること。

1日目にやったこと

午前中に大学業界全体や立命館大学について説明された。午後は、午前の説明を踏まえて、グループワークを行なった。職員の方が各グループを見て回っていたが、特にアドバイスすることはなく、学生に任せているという印象だった。その後、グループごとに前に出て、発表を行い、職員の方から、フィードバックをいただいた。

人事の職員の方

大学のグッズ（手帳など）

今回のグループワークで、締め切りの時間までに、最後まで終わらず発表を迎えてしまった。職員の方に内容については褒めていただいたが、「社会人は期限内に最適な答えを出さなければならない。」と言われ、より高い意識を持って、これから頑張って欲しいと言われた。

今回のグループワークの課題が、新学部の設立で、その学部の各学年の授業内容まで考えなければならず、考えなければいけないことが多くて、時間が全く足りなくて大変だった。制限時間が迫る中で、途中でグループ内の学生と意思疎通がうまくいかなくなってしまったこともあり、どんな時でも冷静さを保つことの大切さを学んだ。

インターンシップに参加してよかったことは、自分だけでは、知り得なかった情報を知ることができた点です。例えば今回知ったのは、MOOCsという制度です。MOOCsは、家にいながら、世界中の大学の授業を受けることができ、今大学のあり方や存在意義が問われていることを知り、改めて大学のこれからについて考えなければならないんだなと実感しました。

立命館大学の制度や取り組みついて、もっと調べてから参加すればよかったと感じた。新しい情報を取り入れることに精一杯で、あとで見返したときに質問したいことが出てきて、前もって調べておけばと後悔した。

一日のインターンシップの間、ずっと同じ会議室の中だったため、実際の職員の方が働いている姿を見ることができず、なかなか自分が働く姿を想像することはできなかった。また当日は人事の職員の方しか、参加していなかったため、ほかの部署で働く姿を想像できなかったです。

インターンシップの参加学生のレベルの高さに圧倒されたからである。学歴の高さもあるが、それ以上にグループワークを通じて、頭の回転の速さや頭の良さを実感した。ただでさえ、大学職員は狭き門なので、彼らと競って、自分が内定をもらえるのかと不安になった。

インターンシップの参加によって志望度が上がった理由は、グループワークがきっかけである。新学部の設置という課題で、グループワークに取り組んだが、その際どのような学部や授業内容にしたら学生が喜んでくれるのか、この学部に来てくれるのかなどを考えるのが楽しく、実際に学生のために働くやりがいや楽しさを間接的にではあるが知ることができ、志望度がとても上がった。

インターンシップへの参加したからといって、特別選考やセミナーなどの案内はなかった。しかし、グループワークを通じて、大学業界について理解を深めることができたので、その点ではよかったと感じている。

インターンシップに参加前の志望業界は、建設業界を中心に見ていました。大成建設や鹿島建設、大林組、竹中工務店などのスーパーゼネコンや、前田建設、熊谷組、フジタなどの準大手などと中心に見ていました。建設業界に入社した後に必要になる宅地建物取引士や建設業経理士なども前もって取得し、熱意をアピールしました。

インターンシップに参加後の志望業界も、特に変わらず、建設業界が第一志望でした。しかし、このインターンシップに参加することで、大学職員として、働くやりがいや楽しさを知り、大学業界への志望度も次第に上がっていきました。また、大学業界に限らず、ほかの業界も見てみようといういいきっかけになり、自分自身視野を広げることができました。