【19卒】関西金網の営業職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.6388（東海大学/男性）（2019/4/11公開）

ここでは面接官は志望動機ではなく、就活生の人柄、性格、今までやってきたこと等を中心に質問された。しっかりと筋の通った回答を嘘を付かず真面目に答えたことが評価されたと思う。

面接前に再度会社についての更に詳しい説明をして頂いた。そこで緊張もほぐれ少しリラックスできた。面接官の方々は皆物腰の柔らかい方々で話しやすい雰囲気を作って頂いた。

あなたの人生の挫折経験を教えてください

中学校の卓球部であこがれであった部長になれなかったことです。私は中学時代に卓球部に所属していました。通常新部長になる条件としては中学2年生のメンバーの中で試合を行い、上位3位に入る実力を持ち、その中から次期部長を現3年生、2年生が投票を行い決めるというものでした。私はその選抜試合に向けて必死に努力し、試合では1位になることができ、部長になれると確信していました。しかし、投票の結果私ではなく部の中でも非常に仲のいい友達、先輩が多かった3位の同級生が部長として選ばれました。私は力があるだけでは人の上には立つことはできないと痛感すると同時に最初はあんなに努力して部内の選抜戦で1位になったのに部長になれなかったというショックでしばらく練習する気になれませんでした。しかし、卓球という競技は個人戦でもあり団体戦でもあるので今度はチームの為にエースとして頑張ろうと決意し、その後に行われた地区大会の団体戦で見事3位入賞することができました。この経験から人付き合いの大切さと挫折しても前向きに努力し、自分の力を生かせるポイントを見極めることで新たな目標を達成できるものだと実感しました。

あなたの短所を教えてください。

私の短所は物事を決断するときに時間をかけ過ぎてしまうことです。私は過去にカナダに留学経験があり、渡航する前に友達も家族もいない国に単身渡航して本当に大丈夫なのか、やっていけるのかという心配をずっと持ち、一人で悩み続けていました。そうして悩み続けるうちに月日が経ち、時間を無駄にしてしまいました。このまま悩み続けても前に進めないと思い、過去に海外に単身渡航経験のある知人や海外留学を専門的に扱うエージェント会社に相談しました。そして彼らからのアドバイスや意見を聞き、自分への意思確認を改めて行うことによって海外渡航を決断することができました。今では物事を決断する際には可能な限り情報を集め、大学の先輩や社会人の知人と積極的に相談をし、機を逃さないような決断ができるようにしています。

質問の中には上記の質問以外にも好きな本はあるか、好きな歴史上の戦いは何か等様々な質問がされたが自分の持ってる知識をフル活用してなんとか全てに答えることができた。それが評価されたと思う。

今までの面接とは空気が全く異なっており、圧迫感があった。自分の発言や回答に対して厳しく的確に突っ込まれることもあったのでかなり厳しいと感じた。

最近SNS等で様々情報流出が増えていますがあなたはどう思いますか

私はあまりSNSを使用して情報の発信をしないです。その理由としてまさに情報流出を恐れているからです。昨今ではインターネットショッピングから動画配信、航空券やホテルの予約まで全てネットで完結する時代となっています。それらを使用する側と提供する側がしっかりとしたモラルを持たなければ便利だけれど信用のできない使えないものになってしまいます。お客様とのメールのやりとりや商品の写真のシェア等離れていても同じ時間に共有できる反面企業秘密が誤って漏洩してしまい、会社やお客様の信頼も失ってしまう可能性もあります。また、世界中の誰でも見れるものもあるので情報の発信は様々なリスクも伴います。私は細心の注意を払って利用するべきだと考えます。

なぜ世間にあまり知られていないこの会社を志望するのか

御社を志望する理由は具体的に二つあります。一つは私は御社の会社説明を聞いたときから、御社の仕事は自分にしかできない付加価値の高い仕事であると確信したからです。確かに世の中にあまり知られていない仕事かもしれませんが御社の仕事は日本の産業の一部を担う非常に重要な役割担っています。またそのような仕事を自ら進んで行動してやっていける御社の仕事のやり方は私の就職活動の軸である、自ら行動してプロジェクトの最初から最後までやれるような仕事と合致しています。もう一つは御社で働く社員の方々の人柄です。最初の説明会から本日の最終面接まで非常に丁寧に私一人のために沢山の方々がご対応して下さいました。私はそのような先輩社員の方々そして御社のような社員を大切にされている会社で是非働かせて頂きたいと強く思っている為御社を志望致します。

私は他にも最終選考結果を待っている会社があった。その旨をお伝えすると内定を頂いた後も2週間程の猶予を頂けた。

親会社の日本フィルコンについての質問もされた為、関西金網だけの企業研究では浅いと思う。また面接では何よりも人柄を見られている気がした。真面目に嘘を付かず質問に答えているかが重要だと思う。また、最終面接では様々なジャンルの質問が来るので文系理系問わず、読書をしたり、ある程度の歴史の知見があることが望ましい。ただし、分からないことを無理に取り繕うことはない。更にストレス耐性を見られているのか、時々突っ込んだ指摘も受けるので覚悟はしておくこと。

仕事があまり世の中に知られていないために、どうしてこの仕事がしたいのかということをしっかりと考えておく必要がある。面接官からも数回程「本当にこの仕事で良いのか」というような質問もされた。理論的に相手を納得させる説明ができる人が内定を勝ち取ったを思う。

説明会が個別であるのでしっかりと自分の聞きたいこと、疑問点を準備していくこと。就活生1人対数人の社員なので聞くことがなければ評価はガタ落ちになってしまうと思われる。丁寧に対応して頂ける分、自分からのアクションがほとんど無いと熱意が無いと見なされ落とされかねない。