【20卒】ランドマーク税理士法人の夏インターン体験記（文系/総合職）No.7052（中央大学/女性）（2019/7/19公開）

応募の時点で相続税に強みがあるというのは読んでいたが、実際にインターンで説明を受けると相続税がなぜ強みになるのかよくわかった。税理士試験の構造から論理的に教えてくれた。また、懇親会に参加したことでこの会社は飲みに行ったりすることが多いというのもわかった。

特に参加前の準備はいらないと思う。相続税の計算があるから電卓に慣れていた方がやりやすいかもしれないが簿記の知識は必要ない。

今回のインターンシップは仕事というよりは会社全体を理解してもらうという趣旨が強かったと思う。だから自分が働く姿を想像できるようなものではなかった。とくにわたしは税理士を目指しているわけではなかったから、どういうサポート業務があるかなど知りたかったのだがそういう話は一切出なかった。

まずわたしは日商簿記の2級を持っていたので、いくら人物重視の選考とはいえ持っていない人よりは有利だろうと思った。ただ、わりと挑戦的な会社なので堅実派のわたしは合わないかもという不安はあった。のちのフォローアップイベントで同じ理由で不安が増した。

相続税に強みがあるというのは今後の社会の流れから考えると本当に強みだというのが理解できた。業績としても右肩上がりだということで抑えとして志望度は高まった。しかし、のちのフォローアップイベントでは志望度が下がった。座談会の中で待遇面の不満を社員の方が漏らしていたからだ。

インターンシップに参加した人はのちのフォローアップイベントに呼んでもらえたり、早期選考を受けられたりするのでそういう意味では有利になると思う。でも、受かる受からないは別。

このインターンに参加した人にはのちにフォローアップイベントのお誘いがくる。そのイベントは座談会と懇親会なので直接社員の話が聞ける。

わたしは金融業界を中心に見ていた。お客様の利益を考えられる会社というのが軸だったので、とくに信託銀行や政府系金融を見ていた。ただ、会計学科で会計の勉強をしていたので会計業界も見ていた。会計業界は抑えとして考えていた。税理士法人とかは知名度も低いし、規模も小さいのでそういう意味で金融業界に比べると内定をもらいやすいと思っていた。

志望業界は金融のまま揺るがないが、会計業界を抑えとする方針はこのインターンシップに参加したことでより固まったように思う。税理士法人といっても様々でAIが浸透していく未来で生き残るために戦略立てて頑張っている企業もあるのだと知れた。また、この企業は宣伝に力を入れていて日経新聞に取り上げてもらえるような企画を考えているというのが面白いなと思った。