【理念を体験、感じよう】【20卒】良品計画の冬インターン体験記（文系/総合職）No.6771（中央大学/女性）（2019/7/19公開）

小さい頃から無印良品をよく利用していて単純に好きだったのでインターンシップにも参加してみようと思った。志望業界とは全く違う業界の企業だったが、小さい頃から好きだった良品計画を受けなかったら後悔すると考えた。

夏の5daysのインターンは面接などの選考があるが、この1dayのインターンは特に選考はなかったと思う。

良品計画の理念を深く理解する

1日目にやったこと

理念を中心とした企業の説明、理念を理解するためのグループワークなどを行った。ランチは用意してくれていないのでグループメンバーと一緒に近くのスーパーに買いに行った。

なし

社員から全体へのフィードバックはあるが、グループや個人へのフィードバックは一切なかった。とにかく理念を大切にしている会社なのでワークの解説も「理念から考えるとこうなる」ばかりだった。

たまたまなのかグループのメンバーが大人しい子ばかりだったので、グループのリーダーがなかなか決まらず大変だった。しかし、結果的にリーダーの仕事はジャンケンだけだったのでリーダ−シップをとる必要はなかった。発表の場もないので気負うことなく参加することができた。

普段、客として無印良品を利用しているだけではこの会社の理念までは見えてこないから、それを知れたのは本当に良かった。「これがいいではなくこれでいい」とか、言葉では分かりにくいような理念もグループワークを通してその本質をつかめるプログラムになっている。

特に準備はいらないと思うが、実際に無印良品などの店舗を見ておくと理念の説明がわかりやすいかもしれない。

このインターンシップの目的は企業理念を理解してもらうことにあると思うので、実際の仕事内容やスケジュール感がつかめるものではない。入社したらまずは店長を目指すとか、将来的には海外店舗に行ってもらうかもしれないという話は出るがそれ以上の話はなかった。

このたった1日のインターンで内定が出るか出ないかを判断するのは難しい。ただ、インターンの中で「実際の採用にあたっても企業理念への共感を一番大切にしている」と人事の方がおっしゃっていたので、本選考の面接ではそこを押し出していけば内定は出やすいかなと思った。

それまではただ好きだからという理由でなんとなく志望していたが、このインターンに参加したことで強い理念を持った会社なのだとわかり志望度が高まった。強い理念を持った会社はいざという時に理念をベースに決断を下すことができ、それはなによりも強みだと感じた。

1dayのインターンなので直接的に選考で有利になることはないだろう。ただ、インターンで理念を大切にしていることを知り、それに感銘を受けたなど本選考で話しの種にはなる。

基本は金融機関を志望していた。コツコツやれるのが自分の強みだと思っていたので金融業界が向いていると思っていたし、商学部だったので金融の仕事に馴染みもあった。ただ、良品計画も含めて昔から好きだった企業などは業界関係なくチェックしていた。就職活動で悔いを残したくなかったから、気になった企業はとにかくインターンに参加していた。

小売業に行こうと思えたわけではないが、この企業の選考は受けたいと思えた。また、他企業を見るときにもどんな企業理念を持っている会社なのか気にするようになった。私は20社以上インターンに参加したが、ここより理念を押し出している会社には出会えなかった。理念への共感を企業選びの軸にしている人にはオススメの会社。