【信託銀行の挑戦】【20卒】三井住友信託銀行の冬インターン体験記（文系/Aコース）No.6723（中央大学/女性）（2019/7/19公開）

お客様のためを考えられる会社ということで信託銀行を見ていた。信託銀行を受けるのであれば業界研究として三菱UFJ信託や三井住友信託、SMBC信託など各社見ておくべきだと思い、三井住友信託のインターンにも参加しようと考えた。

3daysや5daysのインターンと違って1dayはESを提出するだけなので特に対策はしなかった。でも、このESは内定者が添削してくれるので本番さながらにちゃんと書くことを進める。

信託のホールセールについて理解する

1日目にやったこと

会社説明をしたり業務紹介をしたりもするが、内定者プログラムが主。実際の仕事内容をゲーム感覚で学んだり、ESの添削をしてくれたりした。また、お昼も内定者と食べて自由に質問できた。

なし

内定者はまだ社員ではないし、ついこのあいだまで就活をしていた人なので就活のアドバイスはたくさん聞けた。他企業の選考についてまで教えてくれたので金融業界を目指している私にはありがたかった。

内定者プログラムのゲームはわりと難しくて、ひたすら足で稼ぐ感じだった。大変だったことといえばそれくらいだが、感情としては楽しいという感情が勝つ。社員から全体へのフィードバックはあるがグループごとに見ているわけではないのでその分気が楽だったんだと思う。

内定者の雰囲気を知れたのは良かった。我が道を行くタイプというか、自分の考えをしっかり持って行動できる人が多そうな印象だった。そのため、本選考でもあまり硬くなりすぎず堂々としている方が評価されるのだろうと予測できた。他の信託と違った強みも説明してもらえるのでそれも良かった。

特に準備が必要とは感じなかったが、せっかく添削してもらえるからESをもっと真剣に書いておけば良かったと後悔した。

ゲームを通して信託の幅広い業務のうち法人部門（ホールセール）の業務を把握することができた。制度や福利厚生などではなく業務内容を理解したいなら参加すべきインターンだと思う。ただ、1日のスケジュール感とかはこのインターンじゃわからないからそれは別の機会に調べる必要があった。

それまでの5daysや3daysインターンシップは選考で落ちていたのでこの企業とは相性の悪さを感じていた。この企業の社員イメージとしては体育系に近いものがあるので、相性はわりと大切かもしれない。ただ、このインターンで本選考の合否を判断するのは難しい。

他の信託銀行より業務の幅が広いことが分かったので志望度は上がった。信託業務だけでなく融資も行えるためお客様に最適なソリューションを提供しやすいだろう。また、メガグループではないため、ワンストップでスピーディーに対応できることもこの会社の強みだと分かった。

ただの1dayインターンなので直接的に本選考で有利に働くことはないだろう。でも、この会社はいわゆるスタンプラリーの会社だと言われているのでイベントへの参加数で志望度を図っている可能性がある。

お客様のためを考えられる会社に入りたいというのが私の就活の軸だったので信託銀行を志望していた。その他、同じ理由で政府系の金融機関も見ていた。政府系の金融機関では融資が主な仕事になるが、融資が果たしてお客様のためになるのか私は疑問に思っていたため、そういう意味では信託のソリューションには非常に魅力を感じていた。

インターンに参加するまでは別の信託の選考を有利に進めるための業界研究をする目的だったが、この企業自体に興味がわいた。体育会系という噂を聞いて敬遠していたが、自分の道をまっすぐ進む感じだからそう噂されているだけなんだなとイメージが良くなった。選考を積極的に受けてみようという気になった。最初の目的だった業界研究も進み、信託銀行業界の志望度がさらに高まった。